判断力がない人の特徴・鍛える方法・判断力が必要とされる仕事

なぜ失敗をしてしまったのだろう?と反省することは、仕事をしていく上で大切です。しかし、同じような失敗を何度も繰り返す場合、判断力の欠如が考えられるので注意が必要です。判断力は鍛えることができるのか、判断力を鍛えるとどうなるのかなど見ていきたいと思います。

判断力がない人の特徴とは。

判断力がない人は、一言で言うとひんぱんに判断ミスをします。
判断力というのは、例えば二者択一を迫られた時に、正しい選択ができる能力のことです。私たちは、日常の中で数々の判断をしなければなりません。
しかし、判断力のない人の多くは、人のいいなりに動く、結果に責任を持たず全てを自分以外の人のせいにする、いつも何かの心配をし続けています。

判断力がないのは、どうしてなのか。

判断力がない人は、なぜ判断できないのでしょうか。いくつか原因があります。

1、わからない事、できない事そのものが理解できていないので、人に尋ねる事もありません。問題点がわからず何も鍛えることがないので、判断力がないままです。
2、指示待ちで、誰かに何をするかを聞かないと、自分のするべき事が全くわからない。例えば、親が全てを決めてくれて、とりあえず困っていないので、判断する必要がないため判断力を鍛えることはありません。
3、否定ばかりされたり、叱られすぎて自分に自信がなくなり、誰かに背中を押されないと何も判断する事ができなくなってしまいます。判断力を鍛えることで、自信を取り戻せる可能性があります。

全てではなくても思い当たる人も、いるでしょう。

判断力を鍛えるには、どうしたらいいのでしょうか。

もし、判断力を身に付けたいと思うならば、ちょっとした訓練が必要です。でも、難しいことではありません。意識するだけでも、変わってきます。
上の項の1、ですが、わからないところがわからないのが一番始末に悪いです。でも、どうにかしたいと思って意識し始めると、何かわからないことがはっきりしてくるはずです。
この「わからないことをはっきりさせる」事が、判断力を鍛える第一歩です。

自分ではっきりできない場合は、身近な先輩や上司に自分の失敗の原因を尋ねることで、問題点として指摘してもらいましょう。

指示待ち族では、判断力は身につかない

上の項の2、のように親が全て決めてくれてレールを敷いてくれて、言われた通りを突き進んできていると、判断力が身についていないことが多いです。自分で決めなくても親が決めてくれるのですから、考えなくて良いので楽な上に、失敗も親のせいにしまえばいいのです。
判断力を鍛えるためには、失敗することを恐れず、むしろ失敗するつもりで自分で決めて行動することです。失敗からしか前進はありません。失敗は、心を鍛えることにつながります。

自信は、判断力を鍛えることで取り戻す

上の項の3、のように一度失ってしまった自信も、判断力を鍛えることで取り戻すことが可能です。小さな事柄の判断を積み重ね鍛えることで、徐々に大きな事柄につなげていくのです。
そして、自分の判断した意見が人から認めてもらえなくても、「自分の精一杯の判断である」と自覚しておくことが大切です。「今回はダメだったけれど、次もダメとは限らない」と知ることが必要です。「自分で」判断することをやめてはいけません。

自分で考えるべきなのは、「自分は精一杯の判断をしたのか、持てる力の全てを出し切ったのか」です。人の評価に振り回されてばかりでは、判断力は身につきません。
また、判断を否定されても自己を否定されたと考えてはいけません。
自己を否定されることが、自信を失う一番のきっかけです。

判断力を低下させずに、鍛える方法

まず、自分の判断力を客観的に知ることが必要です。判断力を客観的に測るには、次のようなことをチェックしてみるといいでしょう。
・柔軟に判断しているか。
 「自分の価値観だけ」、「決められたルールだけ」にとらわれず、現状を見て会社や顧客
 にとって一番良い方法は何なのかを判断できているかを考えます。柔軟さを鍛えることが
 必要です。
・全体を俯瞰して判断しているか。
 自ら狭めてしまった限られた選択肢の中で状況を打開しようとしていないか、全体を見渡
 す必要があります。無理して自分の周りだけで解決するのではなく、外の力を借りて進め
 たほうがより良い解決法が見つかることがあります。
 俯瞰する力、全体を見る力を鍛えることが必要です。
・今を大切にしているか。
 過去の失敗にとらわれ、挑戦することをやめてしまうと小さくまとまってしまいます。可
 能性を捨ててしまうことになります。過去の失敗は、将来の成功のためにするのです。失
 敗を恐れては、判断力を鍛えることはできません。

スポーツでは、判断力を鍛えることで上達する

skyサッカースクール清水範久が教える 判断力を鍛えるトレーニング#1

サッカーの場合ですが、ボールを持っていない時に「誰にボールを出すのか考えておく」など、仕事に応用できる内容なんです。
時間のある時に、イメージトレーニングをしておき、とっさの顧客からの問い合わせに慌てないといった状況に応用できますね。

判断力と決断力の違いって?

「判断する」時に必要なのは、状況などのデータをもとに分析する力です。進めべき道を選ぶ力とも言えます。
「決断する」とは、いつ行うのか、誰が行うのか、どのように行うのかなどをいくつかある選択肢の中から一つに絞り、選んだ通りに実行に移すことです。
どちらも経験次第で、鍛えることが可能です。

判断は選択、決断は実行ということになります。言葉を使うタイミングが似ているので、混同しがちですが、意味はだいぶ違います。

判断力を必要とする職業は?

例えば、秘書。
自分の仕える上司のスケジュールの管理であったり、職務を正確に把握し、時には本人に代わって情報収集したり、調整をするのが秘書の仕事です。人と会った時は、何の用件で会ったのかなども記録しておかなければなりません。
スケジュール調整などは、判断が必要ですし、急用でキャンセルするなども本人以上に状況を正確に判断し上司の仕事が滞りなく進むようにしなければなりません。
判断力を鍛えることができるのも秘書の仕事かもしれませんね。

医療従事者も、判断力を鍛えることが必要。

医療に従事する人も、正確な判断が求められます。患者さんの症状をあらゆる角度から分析し、病名を探り当てなくてはなりません。見分けのつきにくい病状でも、治療を始めるためには判断が必要です。
命にかかわることもあるため、しっかりとした判断力が必要です。

アメリカの企業経営者も極めて大切と考える判断力

どの場合であっても、「判断力」とは次の三つの能力に分解できる。

1. 今が判断するタイミングだということを認識できる(Judgement call)
2. 正しく状況判断と分析が出来る
3. 2から論理的に正しい結論を出せる

もし、これを読んでる人の中に「私は判断力が無くていつも困ってる」という人がいるとしたら、
必ずこの3つのどれかに問題があるはずだ。

出典:http://blog.goo.ne.jp

アメリカの企業経営者が考える、組織のリーダーに必要な能力が「判断力」だというのです。
情勢の変化に柔軟に対応していくのは、判断力あればこそということです。
トップから信頼してもらえるリーダーであるためにも、判断力を鍛えることが必要ですね。

判断が早い人は結果を出す

判断力は鍛えるものだとお分かりいただけたと思います。
仕事の中で、様々な判断をし決断する中でいろいろな結果が導き出されます。そして、求められたことに対し成功なのか失敗なのか、どうしてそうなったのか、次回はどうすればいいのかを考え、分析を繰り返していくと、判断基準が自分の中に確立していきます。
成功と失敗を繰り返す中で、毎回判断基準を書き換えていくと、判断スピードも上がりますし、より正確な判断ができるようになります。
つまり、自分の判断で結果が出せるようになるのです。

判断スピードを上げると、利益の大きさも上がる

もし今、判断力がなくて悩んでいるとしても、ここまで見てきたように一つずつ判断を繰り返し、失敗と成功を積み上げることで必ず判断力は身についていきます。
そうして判断力を積み上げ、判断のスピードが上がると利益が上がるスピードも上がります。
大筋が見え、決断したら即実行するという判断で会社の利益が上がっていくのです。もちろん、失敗することもありますが、だからと言って実行を先に延ばしてしまっては、失敗wp乗り越えて成功に到達するまでの時間が遅くなります。
失敗というリスクを恐れずに実行した人にしか、成功はありえません。

どうか積極的に判断することで、あなたの成功体験を積み上げていってください。恐れずに実行した人だけが、「判断力」を手にすることができるのです。