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更新日:2024年07月30日
久しぶりに会う方に「お変わりありませんか」と声を掛けることあります。実はこの「お変わりありませんか」はとても使いやすい言葉なのをご存知でしょうか?ここではその「お変わりありませんか」という言葉の意味や、適切な使い方についてお話ししていきます。
目次
久しぶりにお会いした人と、何を話していいか困った時などに、良い仕事をしてくれるのが「お変わりありませんか」という言葉ですが、相手の近況や安否を確認するのに、これほど適している言葉はありません。「お変わりありませんか」と言われたほうも、良くも悪くも受け取ることが出来るので、さまざまな反応が出来ることから、そこから話題を広げることも容易くなります。
かわり【変わり・変り】 〔動詞「かわる(変)」の連用形から〕 1)様子や状態が前と変わること。変化すること。 「包装が違うだけで、中身に-はない」 ※お変わりありませんか」などの形で、相手の安否を問う挨拶の言葉として用いる場合がある。 「その後、お-ありませんか」
「変わる」という言葉が持つ力は絶大で、「お変わりありませんか」と尋ねることは、相手に安否や変化を問いかける意味合いを強く持っています。安否を問うということがメインで意味として紹介されていますが、実際は健康状態や環境の変化、家族の話など、受け取った本人以外の話についても問うことが出来る便利な言葉です。
またよく疑問になるのが漢字での表記の仕方です。これもすでにここまでに何度も登場している通り「おかわりありませんか」は「お変わりありませんか」と表記するのが正解です。相手の変化について問うているので、「変わり」を用います。
ここまでですでに何度か登場していますが、正しい使い方としては久しぶりにお会いした時に、挨拶のあと「お変わりありませんか?」と問いかけるのが一般的です。相手との関係次第では「ご家族の皆様は」や「お子さんは」など具体的な言葉を頭につけてから「お変わりありませんか」と尋ねるのも良いでしょう。当然お相手の方の「お体」や「お仕事」などでも良いでしょう。具体的な話題を頭につけることで、相手も返答しやすさが上がります。
しかし、あまり会話を限定してしまうと、後が続かず困る場合もありますし、すべてにおいて良い返答が出来るとは限りません。なので、大きな意味合いを込めて「あれから」とか「その後」などを頭に持ってくるぐらいに留めておくと、スマートに会話を進めることが出来るでしょう。
直接的に久しぶりにお会いする人には、そのまま「お変わりありませんか」とストレートに表現してしまえばいいのですが、手紙やメールなどの場合は少し言葉を変化させるのも良いでしょう。
メールや手紙の場合でも、当然「お変わりありませんか」とストレートに書いても問題はありません。もうひとひねり加えるとすれば「その後お変わりございませんか」や「皆様いかがお過ごしでしょうか」などが適切です。語尾を変えて「お変りなくいらっしゃいますか」という言い方も、柔らかさを出せることから、優しい印象を与えられますので、文字だけのやり取りの時には重宝するでしょう。
・お変りなくお過ごしでしょうか ・お健やかにお過ごしでございましょうか ・元気でやっていますか 相手との関係次第で、無理に「お変わりありませんか」と遠回しに聞くよりは、「元気ですか?」とダイレクトに書くのも良いでしょう。
記載されている内容は2017年05月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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