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勤務先で異動が多いのは悪いこと?異動が多い人の特徴・異動の時期

更新日:2024年09月27日

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新年度になり部署異動をする方も多い時期でもありますが、異動が多い人の特徴とは何があるのでしょうか。異動が多くなる理由とは?異動が多い人は出世しやすい人なの?異動が多い時期とは…。本稿では異動が多い事柄についてかきました。

異動が多い人の特徴とは

異動とは…会社または組織の中において、担当する職務や役職、勤務地が変わる事である。人事異動なんて言いかたをすることもありますよね。 異動はどのようなときに行われるのかといえば、例えば総合職として採用された場合は、従事する職務や勤務地を指定しない包括的な雇用契約が結ばれることが多くあります。職務や勤務地を限定している雇用契約でない限り、企業は自由に人事異動を命じることができます。基本的に会社の命令で異動をすることになりますが、この異動が多い人の特徴はどこにあるのでしょうか。 まずは、異動の理由となる部分を見ていきましょう。

異動が多くなる理由とは

異動の理由とは

基本的に会社からの命令で異動をすることになりますが、どの点から移動を命じられることがあるのかというと、 ・上司からの評価 ・仕事のミス ・退職者が多く部署に人が足りなくなった場合 ・違う部署等でスキルアップをさせるため ・自ら希望した場合 以上の5点が主な理由として挙げることができます。

理由の詳細は?

まず、1つめの上司からの評価なのですが、こちらは文字通り、上司からの普段の評価をみられて異動させられるかどうかが決まって行きます。この場合ではあまりよくなかった場合の異動の話になりますが、上司が「うちではもう面倒を見ることができない」と人事部に進言し、人事部がその意見を尊重したときに異動を命じられることになります。 なぜこうなってしまうのかを説明するのが2つ目の「仕事のミスが多い」というものにつながります。何度注意しても直らない、直す気がない、やる気がないといったふうに見られてしまえば上司は当然そんな人間を必要だとは思わないでしょう。そういった理由から1つ目の原因に繋がり、異動をさせられてしまうという流れになります。 次に3つ目の「退職者が多く部署に人が足りなくなった場合」なのですが、こちらは完全に会社の都合によっての異動になります。こちらは上司の評価だけではなく、適正だったり人間関係を見られることが多く、そういった面を考慮しての異動が多いので決して悪い理由だけで移動を命じられるわけではありません。 次に、「違う部署等でスキルアップさせるため」というものですが、上記2つとは異なり悪い理由での異動ではありません。今現在いる部署だけではなく、他の部署で経験を積ませることでスキルアップを測り、より良い人材を育てようという動きから命じられるものですので、むしろ評価されているからこその異動ということになります。 そして最後に5つ目の「自ら希望した場合」ですが、多くの会社では自分から人事異動を希望できるようになっています。例えば、採用されて入社しても、希望した部署に配属されるとは限られませんよね。こうした場合、次の年なり2年後なりに希望を出すことで異動することができる場合があります。もちろん、今の部署になじめないなどの理由でも希望を出すことができますが、どちらの理由にしろ、今の部署とは環境ががらっと変わることがあります。 ですので、安易に希望を出すのではなく、しっかりと異動してどうしたいのか、どこの部署でどう働きたいのかなどをしっかりと考えてから希望をだしましょう。

異動には良い理由と悪い理由がある

異動の理由を見てきましたが、良い理由と悪い理由があることがわかりました。また、部署の穴埋め要員として移動をさせられることも多くあります。特に部署の再編となると作業スキルだけではなく、コミュニケーション能力までみられて異動を命じられることがあります。これらを考慮すると、決して悪い人材だけが多く異動を命じられるわけではなく、良い人材も異動を命じられるケースもあります。 ただし、頻繁に移動を命じられるのにはやはり悪い原因が多く含まれているのだと感じます。良い人材をキャリアアップのために移動させるならば、ある程度の期間はいさせるでしょうしね。

会社によってはローテーション制度を採用している場合もある

異動を頻繁に命じられる人の特徴を見て行きました。結果としてはその部署に適していない(作業スキル、コミュニケーション能力等々…)という原因での異動が多いということがわかりました。ただし、異動にはそれ以外にも理由はあります。 例えば、企業によっては異動のローテーション制度を採用している場合もあり、誰しもが異動することもあります。これは下記に説明を加えておきますが、だいたいは顧客との不正を防いだりする意味合いがあったり、企業側から全体に対してキャリアアップの機会を与える場合もありますので、企業によっては人材の良し悪しだけでの異動を命じるわけではないということは頭に入れておきましょう。

異動が多いのは出世しやすい人?

異動には良い理由と悪い理由があることを上記でまとめました。では、キャリアアップを期待されて異動を命じられる人材は将来的に出世しやすいのでは?という疑問がわいてくると思います。 確かに、会社に期待されて異動を命じられているわけですから、出世をしやすいイメージがありますよね。所謂栄転をすることができているならば、とてもありがたいことですが実情はどうなのでしょうか。ここでは異動が多いことが出世に繋がるのかについてまとめました。

必ずしも栄転になるとは限らない

会社において、出世できるかどうかは入社時と入社3年以内に決まるといわれています。スキルアップを期待されて異動を多く命じられるケースももちろんありますが、みんながみんな栄転になるわけではないですし、途中でやっぱり微妙かも?といった評価を受けてしまえば左遷なんてことも十分にあり得ます。 ですので、異動が多く命じられた、上司からの評価はいい!といって浮かれて努力を怠ってしまうのは危険です。1つ1つしっかりと努力をすることで、出世へとつながりますので、注意しましょう。

異動が多い時期とは

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初回公開日:2017年04月20日

記載されている内容は2017年04月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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