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雛形・テンプレート・フォーマットの意味と違い・使い分け

更新日:2022年11月15日

言葉の意味・例文

「雛形」「テンプレート」「フォーマット」の3つの言葉は、似た意味の言葉として混同しがちですが、それぞれの正確な意味や使い方は、どのようなものなのでしょうか?ここでは、「雛形」「テンプレート」「フォーマット」の意味や使い方について考察しています。

ビジネスシーンで書類の作成などをしていると、「テンプレート」や「雛形」、「フォーマット」といった言葉を耳にすることがあると思います。 いずれも、同じような意味を持つ言葉として認識している方が多いと思いますが、それぞれの違いや使い分けについてしっかり理解している方は、少ないのではないでしょうか? そこで今回は、テンプレート・雛形・フォーマットのそれぞれの意味をご紹介していきます。また、意味を元に3つの言葉の違いを考察していきたいと思います。

テンプレートの意味

まずは、テンプレートという言葉の意味について見ていきましょう。 テンプレートの本来の意味は、「プラスチックや金属などの薄い板に、文字・図形などを定型で外形をくりぬいた製図用具(※1)」だそうです。 子供の頃、お絵かきなどをする際に、くりぬかれた部分をなぞることで、キャラクターや上手なイラストが簡単に描ける、定規のような道具で遊んだ経験はありませんか?それこそが、本来のテンプレートなのです。 ビジネスにおける「テンプレート」は、勿論本来の意味とは異なる形で使用されます。 ビジネスで使われるテンプレートという言葉は、「プログラムや各種ファイルの場合で、レイアウトや定型部分を保存したもの(※1)」という意味で使われます。 Excelなどを新規作成で利用する際、既にいくつかの書式などが入っているかと思いますが、それこそがビジネスにおけるテンプレートと呼ばれるものなのです。

雛形の意味

続いて、雛形という言葉の意味についても、ご紹介していきたいと思います。 雛形は、「weblio辞書(※2)」には、「実際の型を模して小さく作ったもの。模型。 (※2)」「物の形式や様式を示す見本。手本。 (※2)」「モデル(※2)」などの意味を持つ言葉として掲載されています。 ビジネスシーンでは、「一部を変更するだけで、繰り返し使用できる元のファイル(※1)」といった意味合いで使用されることが多いようです。雛形を使うことで、同じ形式の書類を簡単に作成することが可能となります。

フォーマットの意味

では、フォーマットはどのような意味を持つ言葉なのでしょうか? 「weblio辞書(※3)」によると、フォーマットとは、「形式。書式(※3)」「コンピューターで,データやその記録媒体に設定される一定の形式。あるいは,記憶媒体にデータを記録できるようにするため,一定の形式で記録領域を区分し,管理領域を設けること。初期化。 (※3)」「ラジオ・テレビ番組などの構成・形式。 (※3)」といった意味を持つ言葉だそうです。 ビジネスにおけるフォーマットとは、主に3つの意味を持つフォーマットのうち、最初にご紹介した「形式。書式(※3)」という意味として使われていると考えられます。 また、業界によっては、「ラジオ・テレビ番組などの構成・形式。 (※3)」として使われることも多そうですね。 さまざまな作業の基盤や基準となるものという意味で使われることが多いように感じます。

「テンプレート」「雛形」は同じ意味を持つ言葉

「テンプレート」「雛形」「フォーマット」の3つの言葉の意味を上記でご紹介しました。 それぞれの言葉の意味を元に考えてみると、どれも似たような意味を持つ言葉であると、改めて認識できたと思います。 特に、「テンプレート」と「雛形」はどちらも似たような意味を持つ言葉ですが、実際にビジネスシーンでも、同義語のような感覚で使われることが多いようです。 いずれも、書類やファイルを作成する際、それを使うことで一定の形式の書類やファイルを簡単に作成できるもののことを、「テンプレート」または「雛形」と言っていると言えそうです。

「テンプレート」「雛形」「フォーマット」の使い分け

いずれも同じような意味を持つ「テンプレート」「雛形」「フォーマット」ですが、会話などではどのように使い分ければ良いのでしょうか? 結論から言いますと、どの言葉も同義語として使われていると言えそうです。そのため、好みで「テンプレート」と表現する方や、「雛形」と言う方、「フォーマット」を使う方に分かれているだけとも考えられます。 とはいえ、フォーマットに関しては、パソコンなどの関連用語として使われる可能性もあるので、業界や職種によっては、フォーマットという言葉の意味が異なる可能性があります。そのため、「フォーマット」は、テンプレートや雛形の同義語として使うと、誤解が生じるケースもあるかもしれません。 テンプレートと雛形に関しても、同義語として紹介しているwebサイトなども多く、たくさんの人が同じ意味の言葉として認識していると言えそうです。 とはいえ、言葉の微妙なニュアンスの違いなどを気にする方もいるので、相手が「テンプレート」と表現したものを「雛形」と言い直すなどすると、会話が拗れたり誤解が生じたりする可能性も。 「テンプレート」「雛形」「フォーマット」はいずれも同じような意味を持っているため、相手との上下関係などで使い分ける必要はないでしょう。 しかし、人によっては少しずつニュアンスや意味が異なる言葉として認識している可能性もある為、相手の業界や職業、また感じ方に合わせて使い分けた方が、会話などはスムーズになるかもしれませんね。

「テンプレート」「雛形」「フォーマット」いずれも同じような意味を持つ言葉

いかがでしたでしょうか?今回は、「テンプレート」「雛形」「フォーマット」の3つの言葉について、意味や使い分け方を考察しました。 いずれも、同じ様な意味を持つ言葉なので、基本的には使い方にこだわる必要はないと思われます。しかし、フォーマットなどは職業や業界によっては、異なる意味を持つ言葉としても使われているので、相手の職業などによっては注意が必要です。 また、ちょっとしたニュアンスの違いなどで使い分けている方もいるようなので、相手がどのような意味合いで「テンプレート」や「雛形」、「フォーマット」などの言葉を使っているのか、よく考えた上で使いましょう。 ビジネス文章のテンプレートを使う際はいちいち作るより用意しておく方が時間がかからないのでしっかり押さえておきましょう。

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初回公開日:2016年11月25日

記載されている内容は2016年11月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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