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企業理念への共感を伝える志望動機の書き方・おすすめの例文

更新日:2023年10月17日

書類選考・ES

企業理念への共感を伝える際の志望動機を書くために必要なことや企業理念への共感を伝えるコツについて言及しています。また、志望動機の例文についても挙げています。志望動機を履歴書に書く際のポイントについても詳しくまとめています。

1分でわかるこの記事の要約
  • 志望動機は、企業理念のどの部分に共感したのかを具体的に書く
  • 自分が持つ軸と会社が持つ軸が同じであるということが大切
  • みんなの選考情報や体験談が見られる「就活ノート」に登録しよう

企業理念への共感を伝えるには、企業理念と志望動機の重なりが何処にあるのかということを明確に伝えることで、説得力のある志望動機にすることができます。 就活ノート」は、無料で1000社超の選考情報・通過ESが全て見られます。実際に通過した志望動機を見て、参考にしましょう。

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企業理念への共感を伝える際の志望動機

志望動機は企業側が必ず見るポイントであり、内定に繋がってくる重要な部分です。しっかりとした内容でなければ、採用に響く場合もありますので注意しましょう。 応募する企業理念をしっかりと理解して上で説得のある文章を伝えられれば、とても強みのある志望動機を作ることが可能になります。

相手の企業理念を知る

相手の企業理念を知るということは相手の会社を知るということの第一歩になります。企業理念はその会社の軸となる部分とも言えます。 企業理念はその会社の経営や方針、戦略、性格が見える場合があります。相手の企業理念を知ることによって相手の会社の良さや特質について理解することが出来ます。 企業理念は他の会社との差別化を図るためにもユニークであることも多いです。企業理念からどのような性格や特徴を見出すのかということが大切なポイントです。

自分の性格や信念を知る

志望動機に企業理念への共感を伝える場合、相手の企業理念から見える性格や特質について、自分とどのような関わりがあるのかということを照らし合わせる必要があります。そのために、まず、自分の性格を知ることが必要です。 自分がどのような人間であって、どのようなことを軸にして生きてきたのかということを書き出してみましょう。企業理念は会社の方針が含まれていることがあります。その場合には自分のこれからのビジョンとどのような関係性にあるのかということを明確に示す必要があります。 成長を望むのか、足場を固めることに集中するのか、会社によってその方向性が違います。自分が何を望むのかということと会社が何を望むのかというマッチングを自分の中でしてみましょう。 志望動機を上手にまとめる方法をプロのキャリアアドバイザーに相談してみませんか?エージェントを活用すれば、面接対策はもちろんのこと、履歴書の添削などさまざまなサポートを受けることができます。

志望動機で企業理念への共感を伝える4つのコツ

コツ1:自分の仕事観を伝える

自分の仕事観について皆さんはどのように考えていますか。真面目に粛々とこなすのが仕事だと考えている人もいれば、成長が望めなければ仕事と言えないと考えている人もいるでしょう。自分の仕事に対する価値観を一度改めて考えてみましょう。 企業理念には会社の方針のみならず、仕事のあり方、社員に求める姿というものを提唱している会社もあります。企業成長、海外進出を理念の中に含んでいるならば、会社としてはそのような向上心を持った働き方をするような人材を求めているともいえます。 仕事に対しての熱意も無ければ成長は望めません。自分の仕事観と相手との仕事の価値観が同じレベルである、または自分が目指すべき仕事の姿が企業理念にある場合に、そのことを明確に明示して志望動機として伝えましょう。

コツ2:自分の生き方を伝える

自分の生き方と企業理念が重なっているという場合もあるかもしれません。例えば、地球にやさしいサービスを提供するということを企業理念にしている会社があったとします。 自分自身の生き方が農業に携わっていたり、エコや地球環境に対しての思い入れが強い生活をしていたとします。この場合、企業理念と自分の生き方が重なります。 自分の生き方や価値観が理念と重なっているということを自分の今の生活スタイルや何らかの社会活動の例を挙げて志望動機の中に組み込むと説得力が増します。

コツ3:自分の性格を伝える

例えば企業理念に謙虚さがにじみ出ていた場合、その企業理念に憧れたということを志望動機の中にいれるのも良いかもしれません。 自分の性格に謙虚さをとりいれたいという思いがあるということを志望動機の中にいれてみたり、または、自分の性格が謙虚である場合にはその性格を活かして仕事ができるということを挙げてみるというのも良いでしょう。 志望動機の中で自分という存在と相手の会社の存在がどのような位置づけで、関係性があるのかということを伝えることがポイントです。 自分の性格を把握した上で、相手の会社とのマッチングを図る志望動機は相手をひきつけます。

コツ4:志望動機と企業理念が重なる理由を伝える

幾つかの項目に分けてみてきましたが、志望動機と企業理念の重なりが何処にあるのかということを明確に相手に伝えることでわかりやすくかつ、説得力のある志望動機にすることが出来ます。 また、重なっていなくとも自分が努力することでその企業理念により近い存在になれると確信しているということを伝えるなど、伝え方も様々です。企業理念に共感した自分がどのような人物なのかということを相手に伝えるようにしましょう。 同時に、志望動機と企業理念が重なっているということについての共感を相手にも持ってもらえるような文章づくりをすることで相手の心をつかむことが出来ます。

志望動機の考え方・企業理念を入れた例文3つ

まず自分がどのような企業理念に共感したのかを述べます。その後、その共感したきっかけとなるエピソードを相手に伝えます。 自分がどのような性格であるかということや相手の企業理念のどのような部分に共感したのかということを詳しくより説明すると良い志望動機になります。例文を見ながら参考にしてみましょう。

例文1:企業のイベントに参加した実体験

私は御社の「人々に笑顔と喜びを提供する」という企業理念に共感しております。私は大学卒業まで様々な活動をしてまいりました、たとえば御社が企画していた介護施設へのボランティア活動や、地域の子供達と触れ合うイベントにも参加してきました。参加した理由は、人と関わるのがとても好きだからです。 その人の人間性に触れることは自分自身の日々の生活を改めるきっかけになると私は感じております。介護のボランティアでは自分が相手に対して尽くすことで相手が笑顔になってくれました。また、出会ったときにはふさぎがちだった子供たちがイベントに続けて参加することによって喜びを感じてくれているのが分かりました。 御社の企画したボランティアやイベントで自分も参加者と同じように笑顔になりましたし、喜びを感じました。同時に自分の日々の生活の中でどれだけ人に笑顔や喜びを与えることが出来ているだろうかということを考えさせられました。 御社で自分自身も相手に笑顔や喜びを提供する立場になり、人と人との関係性の中で自分もその笑顔や喜びを享受したいと考え、志望いたしました。

例文2:仕事への意欲を踏まえる

私は「周りを尊重し、社会貢献する」という御社の企業理念に大変共感しています。自分一人では仕事は勤まらないですし、周囲の上司や同僚があっての会社だと思っています。常に感謝の気持ちを持ち、周りを尊重しながらも自分の強みを大いに発揮し、社会貢献できるように努めて参ります。 御社で働いていく日々を通して、周りへの尊重と社会貢献を体現できるような見本となれるように、一生懸命目の前のことを1つ1つ行っていきたいと思います。

例文3:企業に関する情報を入れる

私は御社の「笑顔と心豊かな暮らし」という企業理念に共感したため、志望致しました。事業を通してお客様に笑顔や心豊かになる暮らしを届けられるように徹底されているのも素敵ですが、従業員も笑顔にできる心配りが徹底されている部分が非常に魅力的だと感じました。 お客様に良い情報をお届けするためには、従業員へのサポートも非常に大切だという御社の考え方が、心豊かになるような暮らしや笑顔を届けられているのだと思いました。私も企業理念を多くの人に届けられるように挑戦してみたいです。 以上、志望動機の例をご紹介しましたが、実際自分で文章を考えるのは難しでしょう。そういうときは「就活ノート」を活用するといいでしょう。 また、通過エントリーシートや選考情報・体験談も見放題なので、ぜひ無料登録してみましょう。

企業理念を志望動機に書くポイント4つ

ポイント1:わかりやすく

内容はわかりやすく重複を避けるようにして文章構成を考えます。何度も同じような言葉を使うことがないように洗練されたわかり易い文章づくりを心がけましょう。 また、相手の企業理念と自分の思いが合致しているということを相手に伝えるために具体的なエピソードや自分自身のプロフィールをわかりやすく組み込むことが出来ればより良い志望動機になります。履歴書に書く場合にはおおよそ200字くらいで書くのが好ましいでしょう。

志望動機で重要なのは相手の企業理念のどのような部分に共感したのかと言う事を具体的にわかりやすく書くということです。自分がこのように考えたということと、企業理念が重なり合うということを明記するということです。 重なる部分が多いということを相手に伝えることが出来れば、相手も納得しやすくなります。相手の企業理念を深読みしすぎてしまったり、または別な観点から見てしまってお門違いな志望動機になってしまわぬように注意しましょう。 的確に相手の会社の言いたいことや、伝えたいことを読み取って、志望動機の中に組み込むことが出来れば相手にも好感触です。

ポイント2:志望動機と企業理念が重なる

志望動機と企業理念が重なるというのは、自分が持つ軸と相手の会社が持つ軸が同じ軸であるということです。また相手の進むべき方向と、自分が進むべき方向が合致した場合も志望動機と企業理念が重なったとも言えます。 同じベクトルをもっているからこそ、協力すれば大きな事をなしえる可能性が高くなるということを志望動機の中に組み込むことが出来れば相手が自分を採用するメリットが明確になります。

ポイント3:履歴書にどこまで書くべきか

履歴書の場合文章量が限られていますので、企業理念に対してどのように考えているかということを明確に書く必要は厳密にはありません。 面接がある場合には相手に質問してもらえるように「企業理念に対して思うことがあり、志望した」ということだけを書いておくというのも一つの方法です。 相手に質問してもらえるような志望動機を書くことによって、面接の時も自分が主導権を握ることが出来ます。コミュニケーションの材料を志望動機の中に含ませておくことによって話すネタが付きないようにするというのも方法の1つなのです。 また、明確に「企業理念」という言葉を履歴書の志望動機の中に含まなくとも、自分の性格や考え方が企業理念そのものであるという事が暗黙的に相手に伝えるという方法もあります。 文字数も限られていますから、できるだけ言葉を厳選して相手に響く文章づくりをするようにしましょう。

ポイント4:相手に興味を持ってもらう

履歴書は相手に興味を持ってもらわなければ意味がありません。相手の興味をひくような文章づくりを心がけましょう。 また、相手に疑問をもたせるような文章づくりをすることによって面接の際により深い会話ができるようになります。相手に質問された時に淡々と応えられるようにするという準備が必要です。 企業理念を感じさせるような志望動機は自分の会社をよく勉強しているという印象づけにもつながります。相手にどのように伝えたら相手も共感してくれるのかということを考えながら志望動機を書くようにしましょう。 自分の強みをしっかりと相手に伝えられる方法をプロに相談してみませんか?エージェントを活用すれば、面接対策はもちろんのこと、履歴書の添削などさまざまなサポートを受けることができます。

企業理念を志望動機に書くときの注意点

企業理念を志望動機に書くときに注意しておきたいポイントもあります。 これからご紹介する注意点に気を付ければ、より良い志望動機に仕上げることができるので、参考にしながらご覧になってみてください。

企業サイトの情報そのままを使わない

企業理念やその他の情報を記載し過ぎると、自社サイトの文章をそのまま使っていると採用者に悪い印象を与えてしまいます。箇所箇所を自分の言葉でしっかりと噛み砕いてから、志望動機として書くようにしましょう。 採用者はあなたより会社の情報を熟知しているので、バレないだろうという気持ちで多用してしまうと失敗してしまうので気を付けましょう。

安易な気持ちで企業理念に共感しない

志望動機に何を書こうと悩んだ人が一番に手を出すのが会社の企業理念に共感することです。採用者も企業理念に共感した志望動機には非常に注意深く、しっかりとした文章になっていないと逆効果になってしまいます。 本心で企業理念に共感し、自分自身がどう向き合いたいのかを考えた上で志望動機に書くようにしましょう。

ただ共感した内容を伝えるだけでは逆効果

企業理念への共感を伝える際に注意しないといけない点があります。それは、ただ共感した内容を伝えるだけでは薄い内容になってしまい、マイナスな印象を与えてしまいます。 きちんと企業理念を理解した上で自分が入社してどう働きかけれるのかをしっかりと伝えられる文章作りが大切です。

企業の商品を使った文章には要注意

企業理念に共感した文章を作るときにその企業の商品について書く場合は、消費者目線ではなく、提供する側の目線で意見を伝えないといけないので要注意です。 これからその企業で働いていく立場になるので、それを踏まえて文章を考えないといけません。企業理念と商品についてしっかりと把握してから文章を考えましょう。

企業理念を志望動機に入れた場合の採用者の反応

志望動機に企業理念を入れたところで採用者がどんなふうに思っているのか実際に聞いてみないと分かりませんが、反応が気になるところです。 採用者目線での意見をご紹介しますので、知っておくといいでしょう。

好感度を持って内定率も上がる

自社についてしっかりと調べ上げていて採用者も悪い気はしません。しっかりと自分の言葉でまとめている内容であれば、内定率もグンと上がります。 ただし、薄っぺらい内容になっている場合は低評価に繋がってしまうので、今後のキャリアプランなどを交えた濃い文章作りを心がけましょう。

複数応募していて本命ではない

企業理念に共感をする応募者は意外にも多く、内容が薄い人に対しては第一志望の本命ではないと思われてしまう場合があります。もちろんしっかりとした内容であれば、そういったふうに思われることもないのですが、企業理念に共感しておけば受かるといった考え方の人も多いので、注意しましょう。

企業調べがしっかりと出来ていない

採用者側はもちろん自社のことを熟知しているので、しっかりと内容を考えて文章作りをしないと企業調べが足りずに勉強不足だと思われてしまう場合もあります。 また、なぜそう思ったのかなどの質問等に答えられるように準備しておかないと詳しく聞かれたときに答えられなくなるので下調べは入念に行っておきましょう。

しっかりと相手の心を掴める志望動機を考えよう

志望動機の書き方も様々ありますが、企業理念を組み込んだ志望動機は相手を納得させるためにとても良い志望動機になるでしょう。 自分と相手を知ることはこころを掴む上で大切なことです。自他分析を行って良い志望動機がかけるようにしましょう。

志望企業の内定獲得のカギは「自己PR」

記事のまとめ
  • 志望動機は、企業理念のどの部分に共感したのかを具体的に書く
  • 自分が持つ軸と会社が持つ軸が同じであるということが大切
  • みんなの選考情報や体験談が見られる「就活ノート」に登録しよう

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初回公開日:2017年04月11日

記載されている内容は2017年04月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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