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【BEENOS Entertainment株式会社】日本のエンタメを国内から国外へ 内海社長が語る“現在地”と思い描く”未来図”

更新日:2024年01月01日

インタビュー記事

エンタメ業界は、新型コロナウイルスの猛威に晒された。そんななか、BEENOSEntertainment株式会社は、日本のエンタメを救う“オンラインとオフラインの架け橋”を目指す。国内にとどまらず国外まで市場を拡大させるべく、内海社長に現在地と未来を伺った。

エンターテイメント業界は、新型コロナウイルスの猛威で大打撃を受けた業界の1つだ。 ライブやイベントの開催中止が相次ぎ、観客が現場へ足を運ぶ機会は激減。 そんな真っ只中で、BEENOS Entertainment株式会社は誕生した。 2020年に約800人が在籍するBEENOS株式会社から子会社として設立されたが、BEENOS Entertainment株式会社は窮地に追い込まれたエンタメに何をもたらそうとしているのか? 代表取締役社長の内海拓郎氏にインタビューを行い、現在地と未来図を伺った。

BEENOS Entertainmentは“オンラインとオフラインの架け橋”

BEENOS Entertainmentは“オンラインとオフラインの架け橋”

内海社長の経歴をお聞かせください。

「2014年4月に、前身のネットプライスドットコムに入社しました。事業会社の1つであるモノセンスという会社に在籍して様々なECサイトの立ち上げや国内トップアイドルのEコマース運営、マーチャンダイジングに着手し、売り上げの最大化に取り組みました。 そのような業務を通じて、結果として売上を当初の2倍、3倍に伸ばすことができ、その経験を元に、エンタメに関する新規事業の部隊を統括し、シナジーを生み出すため、BEENOS Entertainmentという会社を設立する運びになりました」

具体的に取り組んでいた新規事業はどのような内容になりますか?

「2つのサービスを挙げさせてください。まず『narabee(ナラビー)』は、お客様がライブやイベントを心置きなく楽しむために、従来あった問題に対する解決策をもたらすサービスとなっています」

お客様が抱える問題というのは?

「例えば、現場で物販を行っているアイドルグループのイベントでは、真夏の炎天下の中でもグッズを購入するために2,3時間も並ぶ行列ができていました。中には熱中症で倒れてしまい、救急車で運ばれる事態になったり、『いつまで待たせるんだ!』と怒号が飛び交う光景を実際目の当たりにして、この空間にソリューションを提供したいと考えたのがきっかけです。『narabee(ナラビー)』ではグッズをオンラインで購入し、現地で受け取るだけの仕組みが構築されています。イベント企業にとっては在庫を抱えないための在庫を抱えるリスクヘッジとなり、Win-Winの関係が築くことができます」

オンラインとオフラインの架け橋となるような印象です。

「オンラインのところで言うと、BEENOS Entertainmentのもう一つのサービス『Groobee(グルービー)』は、エンタメ向けのECプラットフォームです。エンタメ系に特化した機能を保有していて、簡単にECサイトをオープンできるシステムです。アイドルやインフルエンサーにとって、グッズを販売したり情報を発信する場所となります」

企業様がECサイトの開設を委託するメリットはなんでしょうか?

「大手事務所にとっては、運用のリソースがどうしても必要になってくる中で、私たちが運用代行するメニューもあり、『Groobee』でECサイトを開設し、そのまま運用をお任せ、という形も可能です。また、無在庫で販売できる機能も要しています。クライアント様にとっては在庫を抱えるリスクとの戦いなので、そこのリスクを解消できます。在庫に関するリスクヘッジができるというわけです」

内海社長の考える“現在地” 「売り上げを最大化できる」

内海社長の考える“現在地” 「売り上げを最大化できる」

会社の現在地をどのように位置付けていますか?

「『narabee』や『Groobee』のようなサービスを展開したくて現在の子会社を設立した、という順番にはなるのですが、今は自分たちの強みをより押し出していくフェーズなのかなと思っています。我々と手を組んでいただくことで、コンテンツの売り上げを最大化させることができると自負していますし、当社で言えば、プロダクトの提供だけではなくECの受託についても、約20年間に及ぶEコマースの経験を活かして、売り上げを向上させる運用の提供が可能です。例えば、商品の企画はとにかく強いですよ」

培ってきた経験値をお客様に還元して成果に直結させている段階にあると。

「以前、トップアイドルのEコマースを運用していたというところで言いますと、新商品の販売とかなど、おそらく日本で一番リリースが多いECサイトを運営してきたんではないかなと。そのような、MDに強い知識見識を活かした商品サービスを提供できたり、SNSの代行運用やメルマガの配信やカスタマーサポートなど、高いレベルの運用が提供できる。それが現在地であると考えています」

新型コロナウイルスの影響はいかがでしたか?

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初回公開日:2021年12月29日

記載されている内容は2021年12月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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