ソフトバンク「エンジニア」インタビュー|エンジニア組織の強みは”スピード感”と”革新性”
注目のプロダクトを生み出す企業で、エンジニアはどのような働き方をしているのでしょうか。今回は”情報革命で人々を幸せ...
更新日:2024年06月20日
株式会社IncuriseConsultingは、2020年1月に創業したばかりのスタートアップ企業。ITコンサル業務に着目し、学歴やキャリアにとらわれずに、誰もが目指せる環境づくりに取り組んでいる。創業者である代表取締役の高橋倭(やまと)さんにお話を伺った。
高橋:24歳まではIT業界とは無関係の仕事をしていたのですが、ITの技術や手法はどんな業界にも欠かせないものだと思い、この業界で生きていくことを決めました。なかでも、各社のITの仕組み作りに関わるITコンサルでの独立起業を目指しました。 そのためには、まず技術や知識が必要です。そこで、未経験からの人材育成の実績があるシステム開発会社に入社し、プログラミングの基礎から学び、PMOの経験も積みました。その経験を元に、次に大手コンサルファームに転職。PMOとして前職よりも大型の案件にも取り組み、このときに知り合った仲間と共に、2020年1月に当社を立ち上げました。
高橋:実は大手コンサルファームに転職するときに、学歴の壁を感じました。それがないと書類選考にも残りません。でも実際に働いてみると、必要なのは意欲。学歴で左右されるものではありません。 私は「ITコンサルをやりたい」という強い意欲があり、これまでのPMOとしての実績も合わせて、転職エージェントに熱意を伝え、ポテンシャル採用されましたが、多くの人にもそうあってほしい。ITコンサルを目指す多くの人に門戸を広げる会社を目指しています。
高橋:その企業の経営戦略を元にシステム開発を考えたり、業務改善の基本コンセプトを立案したりなど、プロジェクトの土台になる重要な部分を担うのがITコンサルです。論理的な思考も養われますし、仕事の相手も社長や部長のエグゼクティブ層で、自分にはない価値観を知ることもあります。 自分の意向を伝えるためのプレゼンテーションやドキュメンテーション、プロジェクトを進めるためのファシリテーションの力も身につきますね。多くの面で自己成長できるのがITコンサルの魅力。大きなやりがいを持って働けると思います。 また、働き方改革が叫ばれている一方で、SESでの労働環境はなかなか改善されず、厳しいスケジュールに悩まされることは少なくありません。これもコンサルの視点から変えることができれば、プログラマーやSEはもっと働きやすくなる。その意味でも意義のある仕事です。
高橋:SESとコンサルの2つの事業を行っています。いずれも特定の業界業種にこだわらず、金融、商社、メーカー等、多種多様な業界と取り引きをしています。 SESでは要件定義から実装までの案件が主流。コンサルは自社にSES部門があるので、机上の提案に留まらず、実行までできるのが強みです。現在はそれぞれの事業で5名が活躍しており、会社全体では10名ほどの事業規模になります。
高橋:今は人員強化に取り組んでいます。SES部門では未経験からIT業界に入りたい、またはSEからコンサルを目指したい方を探し、コンサル部門では大手コンサルファームやSIer、企業の情報システム部のマネージャー経験者を採用。 コンサル部門で採用したベテラン層の力も得て、若い人材をSEやコンサルに育成し、会社を大きくしていきたいと考えています。
高橋:未経験からSEを目指す人は、基礎から学べる外部セミナーを受講しています。このセミナーは、私のIT業界で1社目の会社が行っているもので、当社とはビジネスパートナーの関係。当社が目指すものも理解していただいており、個人の理解度に合わせて1~3ヶ月学んだあと配属という流れになります。 SEからコンサルを目指す人に対しては、私や当社役員のナレッジをパッケージ化したカリキュラムに沿って、業務の合間を縫って学びます。コンサルの心構えから業界知識、プレゼンスキルなど総合的に学べるものです。 すでにこのカリキュラムで学んだあと、PMOとして活躍し、研修成果をあげている方もいます。もちろん、現在の内容が完成形とは考えておらず、今後入社するコンサル経験者の経験も加えて、さらにブラッシュアップさせていきたいと思います。
高橋:マインド重視。これがやりたい、という思いがある人です。たとえそれが、とてつもなく大きなことでも構いません。それを実現させるために何をするべきなのか、私たちと一緒に考え、明確にすることができれば成長につながると考えています。 こういったように、やりたいことを実現できるプラットフォームを作るのが当社の事業コンセプトです。この思いに共感し、共に成長できる人なら、経験やスキルは問いません。
高橋:そうですね。福利厚生なども社員の意見を取り入れたユニークな制度が作れたら、と思います。創業の今だからこそできることもあるので、社員一人ひとりが文化を作る会社にしていきたいですね。
Incurise Consultingはベテラン層が多いITコンサル業のなかで、ひときわ注目される若さと言えるだろう。「コンサル業界は経験や信用重視なので、マネージャー層の採用を強化し、実績を作る一方で、若さゆえに興味を持ってもらえるプラス面もある」と高橋代表は語る。自社の魅力を前面に押し出し、ITプロジェクトの頼れるパートナーを目指している。やりたいことに対して強い熱意のある方に、ぜひ注目しておきたい企業である。
記載されている内容は2020年05月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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