ソフトバンク「エンジニア」インタビュー|エンジニア組織の強みは”スピード感”と”革新性”
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更新日:2024年06月17日
2016年5月に設立という若い会社ながら、160パーセントの成長率でDX事業やシステム開発事業、そして医療・ヘルスケア事業を展開してきたSMHC株式会社。提供者とユーザーの双方にとって満足度の高いサービスを目指す、その思いを代表の李鉉道さんに伺いました。
李:前職では医療機器の仕事を行なっていたのですが、そこで医療機器とヘルスケアに興味を持ち、システムとうまく融合したサービスを提供したいと考えたことがきっかけでした。SMHCという社名は、「似たような名前の会社がありますね?」と言われることもありますが、会社への思いを全部詰めたらSMHCになったんです。
李:SMHCというのは、システムメディカルヘルスケア(System Medical Health Care)の頭文字です。現在65歳以上の人の割合は増えており、日本では全体の約3割を占め、中国では2030年に4億人に到達すると言われています。 これらを踏まえ、メディカル関係やヘルスケア関係は、今後の需要が大きくなるのではないかと考えました。会社を創るのであれば、その分野にチャレンジしていきたいと思ったのです。
李:昨年からようやく本格的にメディカル関係の自社サービスにも取り組み始めました。近い将来、メディカル事業とシステム開発の2本柱でビジネスを展開していきたいですね。 また、設立当初から大手の企業様と直接取引したいと考え、営業活動を進めておりました。これは、エンドユーザーと取引することで、皆さんが抱えている悩みに私たちが技術をもって還元したいという思いがあったからです。 会社はまだ5期目ですが、設立時からの成長率は160パーセント。これは普通の企業では珍しく、特に日本の企業にはないパターンだと思います。
李:SI業界はピラミッドの世界で、大手の企業がエンドユーザーから仕事をもらい、その仕事をまた別の会社に下ろしていくような構造になっています。この構造では、フロントとなる大手の企業が難しい業務を行い、下請けの業務は決められたことをこなすだけになる可能性がある。これでは、エンジニアのスキルアップにつなげるのが難しくなってしまいます。 私は会社を経営していくうえで、社員のレベルアップが必要だと考えています。相手が何を求めているのか理解することが、キャリアアップの大事な一歩となります。私自身、お客様の声を聴くために社内のトップセールスとして営業を頑張っています。
李:まずコンセプトとして考えているのはダイバーシティです。弊社の社員には日本人の方もいれば、僕みたいな中国人の方もいますし、ベトナム人、ネパール人、韓国人もいます。いろんな国の方が、お互いを理解し、尊重しあえるような集団を目指しています。
李:会社の立ち上げ当初から、開発の仕事をいただくときは、エンジニアを派遣するというよりは、いろいろな働き方ができるように考えています。決まった設計書のもとで全部作るという「ウォーターフォール」開発もできますし、お客さまと直接会話しながら進める「アジャイル開発」も可能です。 またオフショアも強みの一つ。海外での連携の仕事など、エンジニアとしていろいろなキャリアを積めることを意識しています。働き方の多様性も尊重しており、日本の伝統的な終身雇用制度の流れを汲むメンバーシップ型はもちろん、アメリカで主流となっているジョブ型など様々な雇用形態を選ぶことが出来ます。 SMHCという会社で頑張りたい、という方がいたら、まずその人の話を聞いて、キャリアアップの計画を一緒に作ってやっていくところが、当社ならではの特徴だと考えております。
李:改革中ですが、楽しい会社にしたいなと思っています。人って楽しくなければアイデアもモチベーションも出ないし、仕事をやっていてもプレッシャーに感じてしまいます。でも楽しく仕事をすることができれば、仕事でうまくいかないことがあったとしても、また頑張れると思うんですよね。 お互いに助けあいながら楽しい会社を創ろうと、日々努力をしています。
李:社員が何を思っているのか、将来はどうしたいのか、ヒアリングをすることを心がけています。日々交流することはできなかったとしても、時間を見つけて社員と話したり若手と食事を行ったりしていますね。
李:ともに頑張っていける方、または夢に向かって目標を立て頑張れるタイプの方だと嬉しいです。お互いに夢を実現していけるような方を探しています。 SMHCはある意味プラットフォームでもあり、ホームだと思っています。若い方がSMHCを踏み台にして、将来的に成長していければいいなと考えています。 やりたいことに対して、しっかり目標を立て、それに向けて頑張っていける方だと心強いですね。
李:事業分野で言えば、メディカルヘルケア分野を伸ばしたいですね。それを提供することで、もっと元気になったり、病気の予防ができたりするようなサービスを作りたいです。たとえば、健康診断書のデータを集めて分析して、その人にあった運動を提案する、みたいな。そういったプラスの付加価値を生み出せるようなサービスを創っていくのは面白いですよね。 また、会社の制度的なことで言えば、一人ひとりの社員の声を聞きながら、目標としている収入、それに見合う仕事、それを実現するためのアクションの仕方など、キャリアパスの支援に力を入れていきたいです。 そうすることで、一人一人の社員の成長が、お客様に対して満足度が高いサービスを提供し、最終的には社会に貢献することに繋がると考えています。そうなれば最高ですね。
開発センターでは社内にJ-POPの音楽が流れ、植物が多く飾られたフリースペースがあるなど、働きやすい環境づくりがされている。年1回の社員旅行や、上場企業となって社員の生活を守るという長期計画を持つなど、社員のことを大切にする姿勢も見受けられる。医療分野に興味がある方は特に注目したい企業だ。
記載されている内容は2020年03月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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