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「お客様のヘルプを実現する」テスト業務から上流工程まで担う 株式会社GENZ

更新日:2024年01月03日

インタビュー記事

テストは、システムやアプリをリリースする前の最終確認のこと。アプリが正しく起動するかを多角的に判断する重要な役割だ。そんなテスト分野で大きな頭角を現しているのが、創業4年目の株式会社GENZ。創業者の枡井さんと、事業拡大のキーマンである橋田さんにお話を伺った。

テスト業務を通じて、よりよいアプリ・システム開発に取り組む

テスト業務を通じて、よりよいアプリ・システム開発に取り組む

―GENZは2016年創業。起業の経緯について教えてください。

枡井:もともとシステムのテストや品質管理を扱う会社で7~8年ほど営業をしていました。自分のやり方で仕事をしたいなぁ、と思ったことが企業したきっかけです。 最初はIT系企業の営業代行やPRのような仕事もしていたのですが、徐々にテスト分野の案件が増えるようになったんです。業界の中でもテスト分野を得意とする会社は少数派だったこともあり、現在はアプリやシステムのテストや品質管理が主力業務になっています。

―得意とする業界やジャンルはあるんですか?

枡井:依頼があれば、どんなジャンルでも受けます。ゲーム関係もあれば、料金請求システムもありますし、車載システム関連の仕事もありますね。依頼された内容に対して柔軟に対応する、そこが多くの会社から選ばれているところだと思います。 橋田:“火を噴いている”仕事もあるよね。 枡井:時々ね。納期が迫っていたり、全然狙い通りになっていなかったり。時には「何じゃこりゃ!」と叫びたくなることもあります。 でも上手く起動しないからといって、当社がゼロからマルっと作り替えることはできません。当社はあくまでもテスト・検証先であり、開発元は当社にテストを依頼してくる開発ベンダー。ベンダーが考えた仕様を踏まえて対策を立てる必要があります。この調整は難しいんですが、そこが当社の力の見せどころだと思っています。

―具体的にどんな風に調整していくんでしょうか?

枡井:バグを見つけたら、まずはバグの原因を追求する。原因がわかったら、修正方法を提案。決められた仕様の中でできることを最大限まで考えて、お客様に寄り添うのが当社のミッションです。当社がテスト段階でそのアプリやシステムのクオリティをしっかり担保しないと、エンドユーザーとなる企業や個人に迷惑をかけてしまいます。当社に託された使命はとても大きく、重要な役割だと考えています。 橋田:社名であるGENZの「GEN」って、「GENTLE」の意味も込められていて。さまざまな課題に対して、優しく、柔軟にサポートする。そんな思いを込めた社名になっています。

社員数は昨年から2.5倍に。現在、大きく成長中!

社員数は昨年から2.5倍に。現在、大きく成長中!

―会社のメンバー構成について教えてください。

枡井:社員が50名強、派遣スタッフが50名弱。このほか、フリーランスの方にもお願いしている案件もあります。当社チームとしてクライアント先に常駐したり、当社で受託したり、案件によって働き方はさまざまです。 仕事内容としては、派遣スタッフがテストの実務業務。フリーランスはテスト経験がある方なので、テストの計画や設計など、ルールや段取りを決めるところをお願いしています。社員はスキルに応じて、幅広く対応。経験が浅ければテスト実務からスタートして、徐々にスキルアップを図ります。 創立から3年ほどの会社なので、知り合いからテスト業務の経験者を紹介してもらっているんですが、去年に比べて2.5倍ぐらい増えましたね。会社が徐々に大きくなっているのを感じています。

―社員や派遣スタッフにとって、どういった点が魅力なんでしょうか?

枡井:大手企業みたいにルールで縛ることなく、融通が利くところじゃないでしょうか。服装も髪形も自由だし、Wワークも認めているのでリモートワークも可能です。20~30代のメンバーが多く、意見やジョークを言い合いながら、和やかな雰囲気で仕事をしています。

―残業などの働きやすさについてはいかがでしょうか?

枡井:開発の進捗が遅れてしまうと、その分テストも後ろにズレます。ちゃんとテストをするには、それなりの時間が必要で、開発元もその点は理解してくれています。案件によってはタイトなものもありますが、全体の2割ほど。残業時間としては月間10時間程度で、一般的なシステム開発会社より、ずっと少ないと思います。

テスト業務の実績が認められ、上流工程にも発展

テスト業務の実績が認められ、上流工程にも発展

―今後はどのような方向性を目指していますか?

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初回公開日:2019年11月16日

記載されている内容は2019年11月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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