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「めんこい」の由来と意味は?9つの地域での使い方の違いを紹介!

更新日:2024年10月20日

雑学・歴史

「めんこい」という言葉は、多くの人が耳にしたことがあると思われますが、その意味をきちんと理解しているでしょうか。本記事では、「めんこい」という方言のある9つの地域とそれぞれの地域での使い方をご紹介します。「めんこい」の由来や意味を理解して使ってみましょう。

「めんこい」は、子供に対して「かわいいね」とほめるときに適切な言葉です。「めんこい」は年上の人が年下のひとを「かわいいね」とほめるときに使われる言葉なので、大人が子供をほめるときに使うのは、最適のシチュエーションといえます。 子供に対して「めんこいね」と言うと、「見た目がかわいい」という意味のほか「良い子だね」という意味も含んでいます。このニュアンスがあるため、目上の人に使うのには適していません。

赤ちゃんやペットに使う

赤ちゃんやペットに「めんこい」という言葉を使うと、愛くるしくてたまらないかわいらしさをほめているイメージになります。当然「めんこい」を使う対象として、赤ちゃんやペットも最適といえます。 標準語に言い換えるのなら、「かわいいね」という通り一遍の表現ではなく、「かわいい~」という萌え表現を含んだ言い回しに近いでしょう。

洋服や雑貨に使う

「めんこい」は洋服や雑貨などにも使うことができます。この場合、単純に「かわいい」からの置き換えとして使っても、間違った表現にはなりません。ただし、「かわいい」よりもぬくもりが感じる、少し鄙びたイメージを受ける表現として受け止められます。 「かわいいお皿だね」というのと「めんこい皿だな」といった方が、ぬくもりが感じられますが、前者の方が洗練されたお皿のイメージを受けます。

女性を『めんこい』と褒める男性の気持は?

もしも男性から「めんこいな」といわれたら、それは喜んでいいことなのでしょうか。それとも「かわいい」以外の含みのある言葉なのでしょうか。 「めんこい」は年上の人が年下の人に向けて使う言葉とされているので、同じ年の男性から「めんこい」といわれた女性は複雑な気持ちになる可能性もあります。 ここでは、女性に対して「めんこい」と告げる男性の心理をご紹介します。

とってもいい子だと思っている?

「めんこい」という表現を使う地域の男性は、自分が好感を持っている女性に対して「とってもいい子だ」と伝えたいときに「めんこい」という言葉を使います。 日常的に「めんこい」という言葉になじみがある人にとっては、「かわいい」という標準語を使う方が敷居が高く、「めんこい」の方が口にしやすいのでしょう。ただし、「めんこい」といわれたからといって、異性として意識されているとは限りません。

妹のように思っている?

男性が女性に「めんこい」という言葉を使った場合、「妹のようにかわいい存在」であることを伝えたいという心理の場合もあります。 必ずしも恋愛を意識しての愛情表現ではありませんが、好感を持っていない女性に対しては使いません。また、高嶺の花のように自分の手の届かないところにいる人に対しては、あまり使わない表現です。子供を愛おしむのと同じような感情を抱いたときに使います。

「めんこい」の意味を理解して日常で使ってみよう!

「めんこい」という言葉は、北海道・東北地方の方言ですが、全国的に意味が知られています。方言であるため、言葉自体に標準語よりも深みや温かみが感じられます。 地方の人たちは、自分の地域の方言を使ってもらえることで親しみを感じるという人が大多数です。「めんこい」という有名な方言の意味をしっかりと理解して、北日本方面に旅したときには積極的に使って地元の人とコミュニケーションをとってみましょう。

初回公開日:2019年10月16日

記載されている内容は2019年10月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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