「ほどほど」を使った日本語の例文5つ｜英語表現やその他の重ね言葉を紹介

「ほどほどの給料をもらっている」というのも、「ほどほど」という言葉を使った日本語の例文のひとつに数えられます。 「ほどほどの給料」とは、決して高給ではないものの生活をするのには困らず、世間一般の給与水準と比べてもそこまで見劣りしない金額の給料を意味するフレーズです。 「ほどほど」には「適切な」という意味もありますが、この場合は謙遜の意味も含まれるため、「そこまで多くない給料」と解釈することができます。

「ほどほどの量のお酒であったとしても、長年飲み続ければ健康にリスクが生じる可能性がある」というのも、「ほどほど」という言葉を使った例文のひとつに含まれるでしょう。 「ほどほどの量のお酒」とは、決して深酒をせず、飲みすぎない程度の量のお酒という意味になります。 酔っぱらったり気分が悪くなるような大量のお酒ではなく、美味しく飲めて気持ちがよくなるような量のお酒という意味でもあります。

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ここまでは、「ほどほど」という言葉を使った日本語の例文を、その意味と併せてご紹介してきました。 「ほどほど」という言葉にはいくつかの意味が含まれているため、シチュエーションや文脈によって上手に使い分けることが大切です。 それは日本語だけでなく、英語でも同じことだと言えるでしょう。ここからは「ほどほど」という言葉を表す英単語や、それを使った英語の例文をご紹介していきますので、ぜひご覧ください。

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「ほどほど」という言葉を英語で表現したい場合、どのような単語を使えばよいのでしょうか。 英語で日本語の「ほどほど」と同じような意味合いで使われる言葉としては、「so-so」や「moderate」が挙げられます。 「so-so」は「まぁまぁ」「良くも悪くもない」という意味を持ち、「moderate」は「適当・適切な」「節度のある範囲内で」といった意味を持つ言葉であり、状況や文脈によって使い分けます。

では、英語で「ほどほど」という言葉を使った例文としてどのようなものがあるのでしょうか。まずご紹介したいのが、「moderate exercise is beneficial for health」です。 「moderate exercise」は「ほどほどの運動」を、「beneficial for health」は「健康にとって利益をもたらす」という意味ですので、「ほどほどの運動は健康によい」という意味になります。

「ほどほど」という言葉を使った英語の例文のひとつとして、「even moderate drinking is not good for health」をご紹介します。 「moderate drinking」は「ほどほどの飲酒」という意味のフレーズであり、「even」は「たとえ～であっても」という意味の単語ですので、文章全体を訳すと「ほどほどの飲酒であっても健康にはよくない」という意味になります。

「just so-so」も、「ほどほど」という意味を持つ英単語を使った英語のフレーズのひとつに挙げられるでしょう。「so-so」とは、特に悪くもなく良くもない状態を意味する言葉です。 調子はどう？という意味の「What's up？」「How’s it going？」と尋ねられた時には「ほどほど・まぁまぁだよ」という意味の「just so-so」というフレーズを用いて返答をすることがよくあります。

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ここまでは、「ほどほど」という言葉を使った日本語や英語での表現・フレーズについて解説してきました。 実は、「ほどほど」という言葉と似た意味を持つ言葉は日本語に多く、他の重ね言葉によって置き換えて表現することもでき、そこに断定的な表現を避ける日本人気質が見て取れるでしょう。 ここからは、「ほどほど」と似た意味を持つ言葉を7つピックアップしてご紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください。