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「*」には2つの読み方がある！アスタリスクの意味と使い方を徹底解説

更新日：2024年11月05日

パソコンのテンキーや電話機のダイヤルボタンについている「*」という記号ですが、読み方や使い方をご存じですか。記号「*」の2つの読み方やそもそもどのような意味があるのか、また、どのような使い方をするのが正しい使い方なのか、幅広い視点から解説します。

「*」には、伏せ字の意味もあります。伏せ字というのは、文章上具体的に書く必要がない文字の代わりに代用する文字のことです。例えば、個人情報保護への配慮なのから、「鈴木**」としたり、「090-3546-****」といった使い方をします。「●●」「○○」なども同じような使われ方をします。

知っておきたい「*（アスタリスク）」の4つの使われ方

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ここからは、「*（アスタリスク）」が具体的にどのように使われているのかを見ていきます。身近なところで使われている「*（アスタリスク）」の使用事例からプログラミングで使われる「*」まで幅広くご紹介します。

「*」の使われ方①Excel関数での「掛け算」

知っておくと便利な「*」の使い方の一番手として挙げたいのが、Excel関数での「掛け算」です。例えば2×2をEXCELの関数で表すと「=2*2」となります。パソコンのテンキーにも＋－と同じように「*」は必ずついているはずです。「*」＝「×」と覚えておくと役に立つでしょう。

「*」の使われ方②顔文字や伏字

「*」は本来の意味とは関係なく、顔文字でよく使われます。例を挙げると、(*^_^*)(*´ｰ`) などほっぺたの位置に使い表情をあらわしたり、(*_*)などでは目に使われたりします。使われる絵文字も、楽しそうな表情から困惑気味の表情まで、幅広く使われています。また、明記を避けたい単語の一部を伏せ字にする際、伏せ字記号としてもよく使われます。「*」が伏せ字として使われているのには特に深い意味はなく、単に使いやすいというのが理由です

「*」の使われ方③野球のスコアシート上での列整理

: 出典: Apple Wireless Keyboard · Free Stock Photo

「*」は野球のスコアシートの記入にも使われます。とはいっても、打撃のスコア記号というわけではないので一般的にはなじみは薄いものとなります。スコアシートは縦に打者、横にイニングを記入するのですが、イニングが変わったときなど、スコアシート上の列整理記号として用いられています。

「*」の使われ方④数学における記号

「*」は数学でさまざまな使われ方をします。 例を挙げると、「 {*}」「 f∗」「V*」「H*(X).」などですが、かなり専門的な使われ方ですので、一般にはなじみ薄い使い方となります。

知っていると知識人！プログラミングにおける「*」

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「*」はコンピューターのプログラミングでもつかわれます。「自分にはプログラミングは関係ない」と思われている方も多いでしょうが、仕事で開発担当者と話すときなど知っておくととても役に立つ知識ですのでご紹介します。

プログラミングでの「*」：ワイルドカードとその意味

プログラミングで使われる「*」でもっとも身近なのがワイルドカート記号としての「*」です。ワイルドカートとは、曖昧な条件で検索するときに使います。 例えば。氏名のリストから名前が恵子という人を検索したいときには「*恵子」と入力します。また、名字が山田という人を検索したいときには「山田*」と入力します。さらに、名前に「恵」がつく人を検索したいときには「*恵*」と入力します。ビジネスで使われる顧客管理ソフトの検索機能でも、曖昧検索をするときにワイルドカートとして「*」を入力するものもあるので、ワイルドカートの意味は知っておくと役に立つでしょう。