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「*」には2つの読み方がある!アスタリスクの意味と使い方を徹底解説

更新日:2024年11月05日

雑学・歴史

パソコンのテンキーや電話機のダイヤルボタンについている「*」という記号ですが、読み方や使い方をご存じですか。記号「*」の2つの読み方やそもそもどのような意味があるのか、また、どのような使い方をするのが正しい使い方なのか、幅広い視点から解説します。

「*」ってどう読むの?2つの読み方をご紹介!

電話のダイヤルボタンや、パソコンのテンキーについている「*」記号ですが、読み方や意味をご存じでしょうか。記号の形から「コメ」や「星」などと読んでいる方もいるのではないでしょうか。 「*」は意識してみると、日常生活の中でかなりの頻繁に使われています。この機会に、普段なにげなく使っている「*」記号について、正しい読み方や使い方などの知識を身につけておきましょう。

「*」の読み方①アステリスク

「*」は英語では「asterisk」と表記し、もともとの意味は「小さい星」を意味します。「asterisuku」をローマ字読みすると「アステリスク」となることから、「*」は「アステリスク」と読みます。このことから、辞書などでの表記は「アステリスク」となることが多いです。

「*」の読み方②アスタリスク

「*」は「asterisk」と表記しますが、英語の発音は「ǽ-s-tə-rì-s-k」となるため、耳で聞くとにすると「アスタリスク」となります。ですので、日本語でも「アスタリスク」と発音することが多いです。 また、表記においても、「アステリスク」と表記するより「アスタリスク」と表記することの方が一般的となっています。また、省略して「アスター」などと呼ばれることもあります。 「アステリスク」より「アスタリスク」の方を使う人が多いので、発音においても表記においても、「アスタリスク」を使うのが無難といえるでしょう。

「*(アスタリスク)」の意味

「*(アスタリスク)」には一般的に4つの意味があります。「*(アスタリスク)」にはどのような意味があるのか、まずはじめに「*(アスタリスク)」の基本的な意味について確認していきましょう。

「小さい星」という意味のアスタリスク

「アスタリスク」は古代ギリシア語で「小さい星」を意味します。「*」マークが星の形状に似ているため「アスタリスク」と読むようになりました。ですので、「星マーク」「星印」といった意味で使われていると思ってください。

「掛け算」という意味のアスタリスク

「*」には掛け算記号「×」と同じ意味があります。「×」記号だとアルファベットの「X(エックス)」と混同してしまう可能性があるため、「*」を使うようになったといわれています。 パソコンのテンキーにも「*」がありますが、これは掛け算をするときに使う記号です。参考までに割り算は「/」です。 掛け算記号として使うときには、「アスタリスク」とは読みません。普通に「×(かける)」と読んでください。

「注釈」という意味のアスタリスク

「*」は文章の注釈記号としても使われます。注釈記号とは、本文上では説明を書かずに「*」をつけ、その章の終わりなどに、「*」に関する説明を記述するときに使います。 日本語では注釈に「※」が使われることが多いですが、「※」の代わりに「*」を用いることもあります。所属する組織の慣習にあわせた注釈記号を使えば良いでしょう。 注釈記号としてつかわれているのは、単に形が見やすいというだけで深い意味はありませんので、この場合も「アスタリスク」とは読まず、「コメ」や「星印」と読んでも問題ありません。

「伏字」という意味でのアスタリスク

次のページ:知っておきたい「*(アスタリスク)」の4つの使われ方
初回公開日:2019年10月08日

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