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分別の意味と例文4つ|同じ漢字で異なる読み方と意味を持つ言葉を知ろう!

更新日:2024年11月02日

雑学・歴史

分別という漢字は「ふんべつ」とも「ぶんべつ」とも読めますが、このように同じ表記であっても、読みが異なることによって、意味は大きく違って来ます。他にも同じような例は少なくないので、幾つか具体例を挙げて説明することにしましょう。

分別の読み方

分別という漢字は「ふんべつ」とも読みますし、また「ぶんべつ」と読む場合もあります。

分別(ふんべつ)は英語で言えばcommon sense●discretion●good judgment●good sense●prudence●sense●wisdomなどの意味に関係する語に当たるでしょう。 分別(ふんべつ)を備えた大人は愚かなことはしないものです。

読み方の違いによって意味も違う

分別を「ぶんべつ」と読めば、意味は全く変わります。

分別(ぶんべつ」)は英語のsegregationとかfractionationに相当する意味をもった言葉です。 なにか、数多くの要素から構成されているものを分けて別々にするという意味があります。

分別は仏教用語?

仏教用語では分別(ふんべつ)という語に心(自分)が外界(他者)を思い計るという意味があるようです。

広辞苑第七版によれば、分別(ふんべつ)という語には「(もと仏語から)心が外界を思いはかること。」という意味があります。 また大辞林 第三版では分別(ふんべつ)は「〘仏〙 虚妄である自他の区別を前提として思考すること。転じて、我がことにとらわれた意識。」とも説明されているので、我が身に基づいて他を判断する状態とか態度という意味でしょう。

ふんべつとぶんべつの違いは?分別の意味と例文4つ

分別(ふんべつ)と分別(ぶんべつ)では大きく意味が異なります。4つの例文を挙げて説明します。

同じ漢字「分別」でも、読み方には2通りあり、それは「ふんべつ」と「ぶんべつ」です。しかし、これら用語の意味は全く異なります。 分別(ふんべつ)にはどちらかと言えば、望ましいイメージがあります。それに対して分別(ぶんべつ)は幾つかの成分や要素を分けて別々にするという意味なので、別に好悪の意味はありません。 そこで、これらの語の用法について、下に4つの具体的を挙げて説明しましょう。

ふんべつの意味

分別(ふんべつ)という用語の意味には「冷静」というイメージを伴います。

分別(ふんべつ)とは物事の是非や道理を正しく判断することやその能力を指します。 分別(ふんべつ)という用語の使い方は下に3つの具体例を挙げて説明しますから、正しい用法を理解して下さい。

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初回公開日:2019年10月08日

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