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砂漠の夜って?砂漠の夜の特徴5つ|代表的な砂漠と気温差のわけ

更新日:2024年10月26日

雑学・歴史

砂漠といえば一面に広がる砂、そして照り付ける太陽といったイメージがあります。しかし、夜になると周囲の環境は一変、暑かった気温がどんどん下がり零度に、時にはマイナスになるほど冷えていきます。どうして砂漠では1日の気温差が大きいのか、夜の特徴を知っておきましょう。

サハラ砂漠

サハラ砂漠は最も有名な砂漠といっても過言ではないでしょう、アフリカ大陸にあることと、世界最大の砂漠としてサハラ砂漠は非常に有名です。その砂漠の面積は、およそアフリカ大陸の1/3とも言われているほど広大です。 サハラ砂漠の年間平均気温は30℃ですが、昼間は40℃を超えることが珍しくなく、50℃になることさえあります。一方で夜は冷え込みが厳しく、昼間40℃近くあっても夜は零度近くまで下がったりします。

シャルキーヤ砂漠

サハラ砂漠と同じくアフリカ大陸にあり、ナイル川をはさんで西側にサハラ砂漠、東側にあるのが東部砂漠やアラビア砂漠とも呼ばれることのある、シャルキーヤ砂漠です。シャルキーヤという言葉自体が、アラビア語で東部や東方を意味する言葉となっています。 シャルキーヤ砂漠の場合は火成岩の岩山などが連なっていることが特徴で、砂漠らしい砂だらけの砂漠というよりも少し岩が目立つのが特徴でしょう。

カラハリ砂漠

カラハリ砂漠もまたアフリカ大陸にある砂漠ですが、アフリカ大陸の南西部に位置しています。カラハリ砂漠の北部は低湿地帯としてオコバンゴ沼沢地などがありますが、南部には大きな砂丘があることで有名です。 またカラハリ砂漠には2つの国にまたがる「カラハリ・トランスフロンティア・パーク」というサファリパークがある他、先住民であるサン人やコイ人らが住んでいます。

ゴビ砂漠

ゴビ砂漠は世界で4番目に大きい砂漠、アジアはモンゴルにある砂漠として有名です。そんなゴビ砂漠は砂漠らしい砂だらけの地域ばかりという訳ではなく、中には草原がある部分や森も存在しており、さまざまな生物が存在しています。 ゴビ砂漠は北海道くらい緯度が高いこともあり、夏場は砂漠らしく非常に暑いのに対して、冬の間はマイナス40℃をさらに下回ることもあるなど、非常に寒くなることもある砂漠です。

モハーベ砂漠

モハーベ砂漠はアメリカ南西部にある砂漠で、カリフォルニア州、ユタ州、ネバダ州、アリゾナ州の4州にまたがっている大きな砂漠です。モハーベ砂漠は山岳地帯や川、塩湖などが存在しているため、一般的な砂漠のようなイメージとは少し違います。 モハーベ砂漠は四季が比較的はっきりしているといいますが、夏場は最高気温57℃を記録したこともあるというほど過酷です。モハーベ砂漠の北にはデス・バレーがあります。

アタカマ砂漠

アカタナ砂漠は南米大陸はチリにある砂漠であり、世界で最も乾燥している砂漠として有名です。年間の降雨がほとんどないこと、最も乾燥していることから天体観測における聖地と呼ばれることもあり、世界中が設置した天文台で天体観測を行っています。 アカタマ砂漠も例にもれず、昼は暑いですが夜は氷点下まで気温が下がることがあります。観光地として「死の谷」や「月の谷」といったの場所があります。

砂漠の夜はとても寒いので行く時は防寒対策をしよう!

今回は砂漠の夜について特集してきましたが、いかがでしたでしょうか。砂漠の夜は氷点下マイナスになることがあるほど、寒くなります。しかし、夜は夜の生物の観察や人が住んでいる土地では見えない星がよく見えるなど、夜ならではの楽しみがあります。 砂漠に行く時は、昼と夜の気温差がとても大きいことに注意して、防寒対策をしっかりして行きましょう。

初回公開日:2019年10月08日

記載されている内容は2019年10月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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