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更新日:2024年10月26日
砂漠といえば一面に広がる砂、そして照り付ける太陽といったイメージがあります。しかし、夜になると周囲の環境は一変、暑かった気温がどんどん下がり零度に、時にはマイナスになるほど冷えていきます。どうして砂漠では1日の気温差が大きいのか、夜の特徴を知っておきましょう。
「砂漠」というとたいていの方が砂だらけの風景を思い浮かべることでしょう、砂漠の特徴とはその名前のとおり、降雨が極端に少なく砂と岩ばかりの乾燥地帯というものです。 日本にも砂漠と地名がつく場所が2か所あります。日本で唯一の砂漠と言われている伊豆大島の「裏砂漠」と、「奥山砂漠」です。有名な「鳥取砂丘」は実は降雨が多い場所で草が生えやすい気候にあるため、砂漠ではありません。
砂漠の特徴として最も有名なことが、ほとんど雨が降らない地域なので降水量が少なく、1年を通じて同じ気候であるため四季と呼ばれる季節がほぼないことです。 基本的に1年中乾燥していますが、砂漠にも乾季と雨季という季節があります。ただ、雨季であっても砂漠に雨が降ることは極めてまれです。1年に数回の雨で砂漠に川ができることがありますが、こちらも雨がやんでしばらくすると消えてしまい水を貯えることは困難です。
砂漠といえば暑いというイメージがありますが、実際は1日のうち太陽が出ている昼の間はものすごく暑くなりますが、太陽が沈んで夜になると途端に寒くなるという1日の温度差・寒暖差が激しいことでも有名です。 砂漠気候である砂漠では、1日の温度差が40℃以上になることもあるといいます。例えば昼が40℃まで気温が上がったとすると、夜は0℃になるということです。昼と夜で砂漠での過ごし方も大きく変わってきます。
砂漠は非常に乾燥している地域ではあるのですが、「オアシス」という水源があることも有名です。砂だらけの世界の中に突如として表れる水と植物、それが砂漠のオアシスです。 砂漠の地面は非常に乾燥しており、たとえ雨が降ったとしてもすぐに乾燥してしまいます。しかし、周辺の地域に降った雨が地下水として砂漠の下にも流れているため、地下水が湧き水となって湧き出すと、そこに水源としてオアシスが発生します。
ここからは、砂漠の夜の特徴について見ていきましょう。すでに紹介しましたように、砂漠では1日の温度差・寒暖差が激しい地域もあり、時には昼と夜で40℃も差があることもあると紹介しました。この大きな温度差により、砂漠では昼と夜で環境が変わりやすいです。 昼は見かけなかった生物を夜は見かけるようになったり、夜は本当の暗闇が訪れ星空が綺麗だったりするため、砂漠の夜を満喫する旅行などもあります。
砂漠の夜の特徴1つ目は、時には気温が零度からマイナスになることもあるという寒さが特徴で、昼からぐんと温度が下がることにあります。ただ、砂漠の夜といえば必ず寒いのかというとそういう訳でもなく、夜でも30℃以上あるという砂漠や季節もあります。 また比較的に高緯度にあるゴビ砂漠などの砂漠では、夜どころか冬の気温がマイナス以下になるなど、必ずしも暑いことが砂漠の条件ではないことが分かります。
砂漠は人が暮らしていくには辛い地域であるせいで砂漠で暮らしている人は少ないため、夜になると人工的な灯りのない本当の暗闇が訪れます。 砂漠に住んでいる人はほとんどいません。そのため、人工的な灯りは砂漠の夜にはほとんど存在しません。日本の夜だとネオンや家の灯りなどでかなり明るくなりますが、月明かりや星明り位しか灯りがない砂漠の夜は真の意味で暗闇であり、真っ暗な砂の山の中で過ごすことになります。
記載されている内容は2019年10月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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