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【株式会社インユー】すべての人にオーガニックな暮らしを。それを伝えていくのが、私たちの使命

更新日:2024年01月03日

インタビュー記事

オーガニックなライフスタイルを提案する日本最大のWebマガジン「INYOU」を中心に、Eコマース事業やオリジナル商品開発にも取り組む株式会社インユー。単なる物品販売ではなく、メディア発信にこだわった思いを代表の松浦愛さんに伺いました。

オーガニックとは無関係だった学生時代

オーガニックとは無関係だった学生時代

―松浦さんとオーガニックの関係について教えてください。昔から関心があったのでしょうか?

松浦:学生時代は、オーガニックに全然興味がありませんでした。コンビニやチェーン店が多い学生街に住んでいたこともあって、食生活を支えていたのは学食やコンビニ、居酒屋などが多くて。周りにオーガニック志向の友人もいましたが、特別な意識のある人だと少し一線を引いていましたね。お金もかかりそうだし、あまり自分でやろうとは思っていませんでした。

―なるほど。ではオーガニックに興味を持ったきっかけは何だったのでしょうか?

松浦:オーガニックというよりも、まず健康について考えるようになりましたね。私が就職したのは超氷河期と呼ばれる時代で、大手アパレル企業に入社したのですが、仕事に対して夢や目標があったわけではなくって。さらに人間関係もギスギスしていて、ストレスが重なって、めまいや咳喘息を起こすほど体調を崩してしまったんです。入社半年ほど経ったころに退職して、健康の大切さを実感しました。

―体調はその後、よくなられたんですか。

松浦:自分らしく自立して働こうと思い、次はベンチャー企業に入社することにしたんです。ここでは営業担当でした。未経験でしたが職場の人間関係もよく、自由にやらせてくれる会社だったので体調も回復していきました。 一方で、ちょうどその頃に母の知り合いががんで亡くなるという話も聞くようになって。心配症な性格なので、自分も病気になったらどうしようと思うようになりました。

未知なるものだからこそ魅了される

未知なるものだからこそ魅了される

―そこで健康についての意識が高まったんですね。

松浦:そうですね。話の聞いたり本を読んだりなど、健康について調べていくなかで出会ったのがオーガニックです。学生時代には気にも留めなかったキーワードですが、だからこそとても魅力的に感じました。

―どんなところに魅力を感じましたか?

松浦:オーガニックは、これまで自分が過ごしてきたジャンクな食生活の両極端にあるもの。なんとなく体に良いイメージがある反面、とても神秘的で未知なものだったので、海外の異文化に飛び込むくらいの気持ちでオーガニックな食生活を始めました。ご飯を白米から玄米に変え、有機野菜を通販で買い、外食で選ぶのはオーガニックレストラン。生活の中に積極的にオーガニックを採り入れていきました。

―オーガニックを知って、何か見えてきたものはありましたか?

松浦:今のような農薬が使われる以前は、食物はずっと天然の肥料で作られていたことを踏まえると、無農薬って特別なものではないと思いました。そしてオーガニックから作られたものは、カラダに優しく、使う人にも作る人にも害がない。オーガニックなライフスタイルは、すべての人を幸せにする力があると思い、自分の一生のテーマとしてやりがいがあるものと確信しました。 しかし、日本ではまだオーガニックに関する知識や情報が広まっていないと感じました。学生時代の自分がそうだったように、オーガニックという言葉は知っていても詳しく知らない人もいれば、無理解な人もいる。一線を引くようなものではなく、もう少し身近なものとして捉えてほしいと思ったんです。

―オーガニックを取り巻く状況を変えたい、という思いですね。

松浦:オーガニックなライフスタイルは大変、と一方的に判断されるのは悔しくって。それを変えるには、メディアで発信することが大事だと思いました。オーガニック商品の販売を主体とする会社はありましたが、情報がメインの会社はなかったので、そこを担いたいなと。そこでオーガニックWebマガジンの「IN YOU」を始めることにしました。

オーガニックを世の中に広め、もっと身近なものにしていきたい

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初回公開日:2019年09月21日

記載されている内容は2019年09月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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