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【業界研究】中古車業界の現状・動向・課題について

更新日:2023年12月10日

業界・企業研究

中古車業は、中古車卸売業者や新車ディーラーなどから中古車を仕入れて、消費者に販売する業態です。

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業界の現状

主流はオークション

中古車業は、中古車卸売業者や新車ディーラーなどから中古車を仕入れて、消費者に販売する業態です。

大手の中古車販売業社のなかには消費者から直接中古車を買い付け、自社店舗で小売と卸売を行う業者もありましたが、近年では、実物の中古車を展示した会場で行うオークションとネットオークションが普及し、仕入先の主流となっています。

基本情報

  • 市場規模:2兆4,935億円
  • 労働者数:71,723人
  • 平均年齢:36.7歳
  • 平均勤続年数:6.2年
  • 平均年収:465万円

市場規模は2兆4,935億円と比較的大きい数字になっており、これはブライダル業界や化粧品業界とほぼ同程度の規模となります。

この市場規模で平均年収465万円というのは少ないようにも感じますが、中古車業界というのは基本的に販売業なので、営業の給与はインセンティブになっていることが多いです。

つまり、車を販売した台数によって給与が決まるということです。ですので、営業成績さえ良ければ、年齢に関係なくもっと多くの金額を稼ぐことも可能なようです。

仕事内容

中古車業界の仕事は、車に関すること全般に幅広く関わる仕事になりますが、大まかには「営業」と「整備」に分けることができます。

営業の仕事は、お客さまに接客を行なって車を販売し、お客さまの元へ納品するのが基本業務になります。また、最近では、自動車ローンや自動車保険の販売も行うことが多くなっています。そして接客以外にも、商品となる中古車の清掃や、ネットに掲載するための写真撮影が重要な業務になります。

整備の仕事は、もちろん車の整備になりますが、整備にはお客さまに納品するための整備と、納品した後の定期的もしくは突発的な整備があります。中古車の場合、特定のメーカーだけというわけではなく、さまざまなメーカーの車種を扱います。

業界シェア上位3位

1位:IDOM:1,693億円 2位:ユー・エス・エス:679億円 3位:ケーユーホールディングス:612億円

平均年収上位3位

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