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バッティングの意味と使い方|ビジネス/アパレル/IT/野球

言葉の意味

「バッティング」の色々な意味を説明しています。ビジネスの場面で使う場合、野球で使う場合、アパレル業界で使う場合、ウイスキーを説明する時に使う場合などを説明しています。業界や場面によってバッティングの意味は違うので、色々な意味と使い方を見てみて下さい。

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全く違う!様々な「バッティング」の意味

全く違う!様々な「バッティング」の意味

皆さんは「バッティング」という言葉を一度は耳にしたことがあるでしょう。しかし、一口にバッティングと言っても、複数の意味が存在しています。そんな「バッティング」の意味や日常での使い方について見ていきましょう。

ビジネス用語でのバッティングの意味

まずはビジネスの場面でよく使用される「バッティング」についてご紹介します。ビジネス用語として使用する場合でも複数の使い方や意味があるのでぜひ覚えておきましょう。

予定などがかち合うこと

予定などが重なってしまったときに、「バッティングした」と使います。これはビジネスに限らず使用したことのある人が多いでしょう。

物事が重複すること

何か物事が重なってしまった、被ってしまったという意味としても「バッティングした」と使う事があります。例えば、同じ部署のAさんとBさんが契約書作成の仕事をしていたとします。しかし実はAさんとBさんは同じ書類を作成しており、その契約書は1部無駄になってしまって慰安す。 こんな時には「AさんとBさんの作業がバッティングしていたね」というような使い方ができます。つまり複数の物事が重複して発生してしまっているという意味で使えます。

物事が競合すること

物事が競合しているという意味でのバッティングについてです。イメージしやすい例だと、会社同士での事業があります。A社は卸売業をメインに事業をしていましたが、これからは小売業に進出しようとしています。 またB社はこれまで製造業をメインにしていましたが、自社製品を販売するため、小売業も始めることにしました。A社とB社は今まで別の業界でしたが、お互いの事業の拡大に伴って事業が「バッティング」するようになりました。 このように物事が競合するという意味でバッティングという言葉が使われます。

営業バッティング

営業バッティングというのは、営業先が被ってしまうという意味で使われることが多いです。製造業でもIT系の会社でも営業という職種はありますが、営業というのは基本的に顧客へ商品やサービスなどを説明する役割を果たします。 例えば、そんな営業が同じ顧客に対してアプローチを掛けてしまった時などによく使われます。例えば大きな会社になると営業担当者も複数いますので、しっかりと顧客管理ができていないと、同じ顧客に複数の営業担当者が営業を掛けてしまいます。このようなときに「営業バッティング」という言葉を使います。 最近はCRMなどの技術も発達しているので効くことは少なくなりましたが、意味だけでも押さえておきましょう。

競合他社とのバッティング

先ほどの営業バッティングとほぼ意味は同じですが、競合他社と営業先が被ってしまった場合も「バッティング」と使う事があります。営業先のバッティングでは社内の営業担当者同士が同じ顧客にアプローチすることを意味しましたが、こちらは他社の営業担当者と顧客が被ってしまう事を意味します。 分かりやすく言うと、営業バッティングには大きく2種類あることになります。「社内での営業バッティング」と「社外での営業バッティング」です。もちろんどちらともポジティブな意味ではありませんが、競合他社とのバッティングはよくあることなので覚えておきましょう。

会議がバッティングする

予定などがかち合うという意味で「バッティング」をご紹介しましたが、会議などの予定が被ってしまったことがある人は多いのではないでしょうか。こんな時にも「会議がバッティングする」と使います。 やはり会議は時間を厳密に決めてするものなので、被ってしまいがちです。そんな時によく使われます。大きな意味では予定や時間がバッティングすることと同じなのでくどいようですが、一例としてご紹介しておきます。

アパレル用語でのバッティングの意味

先ほどまではビジネス用語として「バッティング」の意味と使い方をご紹介しましたが、アパレル業界での「バッティング」もまた違った意味と使い方があります。独特な意味があったり、同じアパレルでも会社が違うだけで使い方が違ったりする可能性はありますが、ぜひ一度目を通してみてください。

暗黙のルール

アパレル業界での「バッティング」の意味を説明する前に、その概要を簡単に説明しておきます。後に詳しく記載しますが、そもそもアパレル業界でのバッティングというのは「近くのセレクトショップ同士が同じブランドを扱う事」などを意味します。 これは明確なルールで決められたものではなく、業界全体として暗黙のルールとなっていることです。これまでのようなビジネス用語でのバッティングとは違い、少し独特な使い方をします。 では細かく見ていきましょう。

ブランドに関してのバッティング

それでは「近くのセレクトショップ同士が同じブランドを扱う事」のバッティングの意味を細かく説明していきます。セレクトシップではバイヤーという職種の人がブランドから商品を買いつけて、その商品を販売します。この時にバッティングが起こらないよう気をつけます。もし近くのセレクトショップが扱っている商品を買い付けてしまうと、差別化が難しくなり、価格競争などネガティブな影響が出てしまいます。 またアパレルのバッティングは立地の観点から見ると少し定義は変わります。例えば東京などは密集して店舗が乱立しているので、少しでも離れていればバッティングにはなりません。一方地方都市ではかなり物理的に離れていないとバッティングとされることもあります。 このような事態を防ぐためにアパレル業界では、バッティングに対して敏感になっています。アパレル業界だけの独特な意味ですが、知識として覚えておいても損はないでしょう。

IT用語でのバッティングの意味

アパレル業界の他にも、IT用語でバッティングを使う事がありますので、見ていきましょう。

IPアドレスのバッティング

IPアドレスというのは、パソコンやスマートフォンなどのネットワーク機器に付けられた識別番号のようなものです。このIPアドレスに関してバッティングという言葉が使われます。 サーバー側はこのIPアドレスを自動検知して、同じIPアドレスで閲覧していないかチェックしています。もしIPアドレスが重複していると、サーバーが検知してネットワークエラーとなる場合があります。このような場合にIPアドレスの重複という意味で「バッティング」が使用されることがあります。 ここでは言葉のみを紹介していますが、このエラーが出た時の対処法も見ておくと良いでしょう。

野球とソフトボールのバッティングの意味

これまでは概念的なバッティングを紹介していましたが、野球やソフトボールでは物理的なバッティングの意味があります。皆さんもご存じでしょうが、細かく見ていきましょう。

打撃

野球・ソフトボールでの「バッティング」は、打撃という意味があります。野球やソフトボールというスポーツは、ボールをバットで打つことで試合を行います。この「ボールをバットで打つ」という行為自体にバッティングという意味があります。 それでは野球やソフトボールでのバッティングがどのようなものか説明します。

トップの位置

バッティングフォームにはトップというものが存在します。これはバットを構えた時、バットの位置が一番高い位置にあることを指します。野球やソフトボールでのバッティングではこのトップの位置がとても大切で、バッティングの基本となるところです。

ミートポイント

ミートポイントはバットとボールがぶつかる地点のことを指します。このミートポイントが前になるのか後ろになるのかで、打球の行方に大きく影響します。

前足のステップ

バッティングでは前足の動きが重要です。右利きの人は左足を、左利きの人は右足を前にしてバッティングに入ります。

バッティンググローブ

バッティングをするときにはバッティンググローブをつける人が多くいます。特にプロ野球選手はほとんどが使用しています。素手で何度もバットを振っていると手の皮がむけたりするので、手の保護のために重要です。また、滑り止めの効果もあります。

シュアなバッティング

野球やソフトボールでは、シュアなバッティングという言葉が使われます。これは「球に逆らわず、広角にシャープに打ち分けるようなバッティング」という意味で使われます。これといった明確な定義はありませんが、ホームランを打つような豪快なバッティングとは反対の使われ方をします。

ヒッチ打法

バッティングの時に、グリップ(手で握る部分)を上下させてタイミングを取る打法をヒッチ打法と言います。これはかなり特殊な打ち方で、バッティングの基本からは外れた打ち方です。しかし、プロ野球選手で成功している選手もいるので、一概に悪いバッティングフォームだとは言えません。

ウイスキーでのバッティング

ウイスキーでもバッティングという言葉が使われる場面があります。それは、「モルトウイスキー同士を混ぜる」という意味です。モルトウイスキーとは大麦の麦芽のみを原料とするウイスキーのことです。ピート(泥炭)を焼いて麦芽を乾燥させ、独自の香りをつけます。また単式蒸留器という装置で蒸留することが特徴です。グレンウイスキーより風味豊かなウイスキーです。 このモルトウイスキー同士を混ぜることをバッティングと呼びます。ウイスキーというのは、樽に入れて熟成させますが、熟成庫内のどこに置かれていたかによって味に違いが出てしまいます。ですので熟成を終えたウイスキーは一旦大きな桶に詰められミックスして均一化された後にビン詰めが行われます。 普通の飲料などは、混ぜることを「ブレンド」と言いますが、モルトウイスキーの場合は「バッティング」という言葉を使います。実は「ブレンド」を使用する場合もあるのでご説明します。

ブレンド

先ほどは「バッティング」をご説明しましたが、ウイスキーにも「ブレンド」が存在します。これは「バッティング」とは違った意味があり、ウイスキー界ではよく使われます。おさらいすると、「バッティング」はモルトウイスキー同士を混ぜるという意味がありました。 対してウイスキーで言う「ブレンド」とは、モルトウイスキー原酒とグレーンウイスキーを混ぜたウイスキーのことです。グレーンウイスキーを混ぜることで互いの長所をうまく引き出すことができ、香味の豊かなウイスキーになります。 一般的にはこの「ブレンド」されたウイスキーの方が飲みやすいと言われています。また、ブレンドされたウイスキーのことを「ブレンディッドウイスキー」と呼びます。

バッティングの色々な意味

バッティングには色々な意味と使い方があることを分かって頂けたでしょうか。業界や場面によって多様な使い方があるので、ぜひ覚えておいて下さい。

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