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ラグーンの意味と語源・ラグーン語とは何か・日本の主なラグーン

更新日:2024年08月15日

言葉の意味・例文

『ラグーン』とはどのようなものを指すのか知っていますか?ブルーラグーンと言えばどこまでも続く青いエメラルドグリーンの色をイメージしますが、ブラックラグーンは漫画化されたアニメです。カクテル用語のラグーンや温泉地の名前にもラグーンがありますので紹介していきます。

ラグーンの意味とは?

まずラグーンの意味について見て行きます。ラグーンとは地形としてできた一つの状態のことを言います。ラグーンは、英語で「lagoon」と表記しますが、もともとは英語ではなく、ラテン語が変化して英語に変わりました。そのため、現在呼ばれている地形名をラグーンと言います。 ラグーン状の地形は、日本にもありますし、世界中にもあります。例えばアメリカの西海岸、イタリアのアドリア海沿岸やフランス地中海岸などがラグーンです。ラグーンを日本語に直すと「潟(かた)」や「潟湖(せきこ)」という名前になりますが、外海から隔てられて湾が湖沼化された海沿いの地形の意味だととらえて下さい。 または「礁湖(しょうこ)」と言う名前の珊瑚礁で形成されている地形や海域を指します。

日本の主なラグーンとは?

日本にある主なラグーンはどの場所を呼ぶのでしょうか。日本では「北海道のサロマ湖」「秋田県の八郎潟」「茨城県の霞ヶ浦」「静岡県の浜名湖」「山口県の青海湖」「鹿児島県の薩摩湖」など42か所に潟や潟湖が存在しています。 礁湖では「東京都の沖ノ鳥島」「沖縄県の「石西礁湖」など5カ所に点在しているのがおわかりいただけるでしょうか。

ラグーンの語源

次にラグーンの語源がどこから来たのか、を紹介します。もともとラグーンは英語ではなかったことを説明しましたが、ラグーンの語源はラテン語からきています。ラテン語の『池や欠落」「くぼみ」または「地面に開いた穴」の『lacuna:ラクナ』がもともとの意味で使われていました。 その後イタリア語の『laguna』へと変化し、そして同じ意味合いで英語へと変化したのが『lagoon:ラグーン』です。ラテン語のlacuna【音節ではla・cu・na】は名詞ですが、複数形ではlacunasになります。

ブルーラグーンは『青い珊瑚礁』

ブルーラグーンについて、聞いたことはありますか。『青い珊瑚礁』というとわかりやすいでしょう。1980年に映画『青い珊瑚礁』がありましたが、リチャードとエメラインの幼い二人が無人島に漂流し、そこで生き延びて行くストーリーです。 素晴らしいエメラルドグリーンの風景が印象的でしたが、ストーリーの二人も話題となりました。エメラインはブルック・シールズ、リチャードはウィリアム・ダニエルズが熱演しましたが、幼かった二人は老水夫に育てられ、やがて成長します。 若い二人はやがて子を持ち、珊瑚礁の海で葛藤をしながらも困難を乗り越えて行く姿に応援したくなります。青い海の映像と共にストーリーが展開していきますが、ブルーラグーンの海の映像を見るたびに心も晴れやかになるでしょう。

松田聖子の歌『青い珊瑚礁』

同じく1980年代にデビューした松田聖子さんですが、シングルEPでは2作目に『青い珊瑚礁』を発売しました。18歳のころの初々しい聖子さんが熱唱している姿が動画などでも拝見できますが、1980年代では多くのヒット作を生み出しました。 2017年現在、CDやDVDなどでもこの『青い珊瑚礁』の楽曲が販売されていますので、いつでも聴くことが可能です。ちなみに動画でも視聴できますので、興味のある方はぜひご覧になってみてください。

高中正義のギター『Blue Lagoon』

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初回公開日:2017年12月30日

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