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「萌」の漢字の意味と由来・名前に使う時の読み方と名付け方

初回公開日:2018年01月09日

更新日:2020年05月18日

記載されている内容は2018年01月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

言葉の読み方

「萌」は一時名付け一覧の常連でした。その頃の読み方は「もえ」が一般的で、その他の読み方はあまり知られていませんでした。しかし現在ではこの字の名前は読み方もさまざまです。この字にはどんな意味があるのか、由来は?などをご紹介します。

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「萌」の読み方

「萌」の読み方
※画像はイメージです
出典: maxlkt | Pixabay

人名によく使われているこの「萌」という文字は音読みで「ホウ」または「ボウ」と読みます。くさかんむりに明るいと書くこの漢字は「明」が音を形成しています。 訓読みでは「も・える」「めぐ・む」「きざ・す」と読みます。 人名用漢字に追加されたのは最近ですが、その人気は高く、人名に使用する場合には、さまざまな読み方があるため、広く使われています。

「萌」の漢字の意味

「萌」は草木の芽が出ること、転じて物事の起こるきざしを意味する漢字です。萌芽(ほうが)という言葉をご存知ですか。これは出たばかりの植物の芽のことを言い、転じて物事の起こりを意味する言葉になりました。 植物が芽生える色のことを「萌黄色」と言います。これはまだ若い新芽のやや黄色がかった緑、黄緑のことを指しています。このように「萌」という漢字には、みずみずしい、生命力に満ちた「命の起こり」という印象がついています。 また「物事の起こり」という「きざし」という読み方もあります。「萌芽」「萌生」はまさに「物事の起こり・きざし」という意味です。また、たがやす、たみという意味もありますが、一般的なのはやはり、芽吹きの「萌」(もえ)と物事の起こりの「萌」(きざし)でしょう。

「萌」の漢字の由来

「萌」はくさかんむりに明るいと書きます。どうして、くさかんむり明るいを組み合わせて「萌」という芽吹きを意味する言葉になったのでしょうか。

くさかんむりの意味

明の意味

「明」は明るいや夜明け、はっきりするなどの意味を持つ漢字です。これは窓から月の光が入ってきて明るいという意味になったと言われています。「明」にははっきりと見分ける、という意味があり、また日と月は陰と陽をそれぞれ表すことから、対極にある二つのものに対して対応ができる、という意味も持っています。

そして萌になる

この二つの文字が組み合わさりできた漢字が「萌」です。このことから「萌」は「明るい陽を浴びて」「成長する草木」という意味で「芽生え」という意味を持つ「萌える」という漢字になりました。そして「芽生え」という意味が転じて「物事の起こり」「きざし」という意味も付加されました。

「萌」を使った名前の読み方

「萌」は人名によく使われる漢字です。1981年に人名用漢字に追加登録され、1994年ごろから広く使われ始めました。今でも「萌」という漢字を使った名前は人気です。当初は一文字で使うことが多かったこの漢字ですが、最近では「萌花」というように他の漢字と組み合わせて可愛らしい響きにすることが多いです。

もえ

名付けの際に使用するとき、一文字でこの字を使うときにはそのまま「もえ」と読ませることが多いです。響も可愛らしく、また木々の萌えるみずみずしい生命力が感じられるからでしょう。 また「も」と読ませて、他の漢字と組み合わせ「萌々香」(ももか)と読ませたり、一文字で「もゆ」と読ませることもあります。

めぐみ

人名で使用する場合、一文字で「めぐみ」と読ませることもできます。「めぐみ」は「草花の芽生え=恵み」という考えから派生した読み方です。

はじめ

「芽生え」という植物の始まりや「物事の起こり」(始まり)という意味から「はじめ」と読ませることもあります。特殊な読み方ですので一般的ではありませんが、芽生えの、生命力に溢れたたくましい印象を受けます。

そのほかにも

そのほかにも、一文字で「きざし」と読ませたり、漢字を組み合わせて「萌衣」(めい)や「萌野香(ほのか)「果萌」(かほ)など、さまざまな読み方ができます。 また意味も「芽生え」や「芽が出る」「きざし」「物事のはじめ」「耕す」「多くの民」など幅広くあるので、意味から読み方を持ってくることもできます。 萌はその漢字一文字でいろいろな読み方ができるため、使い勝手の良い漢字です。しかし、名前は「読みやすく呼びやすいのが良い」という考え方もあります。あまりひねった名前だと、きちんと読んでもらえないこともありますので、注意しましょう。

「萌」を使った名付け方

はじめに登場した頃には「萌」(もえ)と一文字で使うことの多かったこの漢字ですが、現在では他の漢字と組み合わせて使うことが多くなっています。「萌」自体に「芽生え」という生命力に溢れる意味があるので、一文字で使っても、また他の漢字と組み合わせても素敵な名前になります。 くさかんむりに見える「根強さ」、「明」に見える「勢い盛んな様子」や「はっきりと見分ける賢さ」これらがいまだに名付けで使われる所以です。またその時の持つ可愛らしいイメージも女の子の名付けに使われる理由となっています。 しかしこの漢字には生命力、成長力やまっすぐに伸びていくという前向きな意味やイメージがありますので、女の子にはもちろん「はじめ」や「きざし」と読ませて男の子の名付けに使用するのも素敵です。

「萌え〜」と言われるから嫌

「萌え」は現在スラングとして使われています。そのため名前につけるのは少し躊躇してしまいますが、「萌え」は基本的に好意や愛情を込めて使用する言葉ですし、この言葉自体に悪い印象や意味はありません。 この「萌え」は、インターネット上での、変換遊びで発生された、誤変換や語呂合わせを由来にしたものとされています。一方で、キャラクターの名前が由来とされている説もあり、いつ頃どんなことから発生したかはわかりません。 「萌え」は恋愛感情に満たない、しかし「魅力を感じる」ものや人を対象にしたものに使用する言葉ですので、決して悪い意味ではありません。そもそも「萌える」は「芽が出ること」を表しています。芽が出るということは、成長をするということです。そのため、あまり気にしすぎずに、本来の意味やイメージを大切にしてください。

春に生まれたお子さんに

この萌えという漢字には、くさかんむりに見える生命力や、健やかに伸びる若木の成長力、という意味やイメージを生かして、4月、5月ごろの、萌える緑の季節に生まれた子供につける名前に使っても素敵です。 また「明」の字にある「夜明け」「窓から差し込む光」「賢い」「はっきりと見分ける力」(先見の明)などの意味、そして「芽生え」という意味から冬に生まれたお子さんにもぴったりの漢字です。 萌は季節を問わず使える漢字ですが、その意味を考えて、生まれた月に合わせて使うのも素敵です。

健やかな成長と前向きな気持ちという意味を込めて

「萌」というと女の子の名前の印象が強いですが、男の子に使ってもおかしくはありません。なぜなら、この漢字には、たくましい生命力や、すくすくと伸びていく成長する力を表す「芽生え」という意味があります。また萌の字に入っている「明」は「勢い盛んなこと」という意味もあり、また「はっきりと見分けること」「賢い」という意味も持っているからです。 決して使い古した感はなく、明るく前向きなイメージから現在でも名付けに使っても決して遜色はありません。 まっすぐに伸びていく草木には、顔を空にあげてすくすくと健やかに成長する子の姿がオーバーラップします。空を見上げるその目は、明るい前向きな意志が見えることでしょう。

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