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「掌握」ってどんな意味?使い方や例文・類義語もあわせて紹介

更新日:2024年01月12日

言葉の意味・例文

「掌握」という言葉の意味はご存知でしょうか。本記事では、「掌握」の意味や使い方を説明するとともに、「掌握」と似た意味を持つ言葉、反対の意味を持つ言葉などを紹介しています。「掌握」を正確に使いたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

「『掌握』って聞いたことはあるけど、意味はわからない」 「『掌握』はどういった場面で使えばいいの?」 「『掌握』と似た意味を持つ言葉を知りたい」 このようなことを考えている人もいるのではないでしょうか。 本記事では、「掌握」の意味と読み方、語源や由来、「掌握」の類義語、使い方と例文、「掌握」を使う際の注意点、「掌握」の対義語などについて解説しています。 この記事を読むことで、「掌握」という言葉の意味や使い方、類義語などを学ぶことができます。日本人として日本語を正しく扱うためには、言葉の意味をあらためて確認し、使い方や例文を理解することが大切です。 「掌握」という言葉をよく知らない人や、日本語の理解を深めたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

「掌握」の意味・読み方

「掌握」の意味・読み方

「掌握」は、「自分の思いどおりにすること」という意味や、「全面的に自分の支配下に置くこと」という意味をもつ言葉です。 「掌」は、音読みで「しょう」訓読みで「てのひら」や「たなごころ」、「つかさどる」と読みます。「握」は、音読みで「あく」訓読みで「にぎる」と読みます。「掌握」はどちらも音読みで読んで、「しょうあく」となります。

「掌握」の語源・由来

「掌」は「てのひら」、「握」は「にぎる」と読むように、「掌握」には「手で掴むこと、手に入れること」という意味がありました。そこから「自分の意のままに支配すること」という意味に転じました。

「掌握」の類義語との違い

ここからは、「掌握」の類義語を紹介します。どんな言葉があるのでしょうか。

  • 「牛耳る」
  • 「把握」
  • 「手中に収める」
  • 「支配下に置く」・「傘下に収める」
  • 「操る」

「牛耳る」

「牛耳る」という言葉には、「団体や組織を支配し、思いのままに動かす」という意味があります。この言葉は古代中国に由来を持ちます。「牛耳る」は団体や組織を対象としていますが、「掌握」は個人も対象にします。

「把握」

「把握」は「しっかりと掴むこと」という意味や、「しっかりと理解すること」という意味を持った言葉です。「掌握」には「理解する」という意味はないので、「把握」の方が幅広く使うことができます。

「手中に収める」

「手中に収める」とは、「自分のものとする」という意味の表現です。意味は「掌握」に似ていますが、「掌握」には「支配する」というニュアンスがあり、「掌握」の方がネガティブな印象を与えます。

「支配下に置く」・「傘下に収める」

「支配下に置く」も「傘下に収める」も統制や支配を表しています。「掌握」にも同じような意味があります。ただし、「掌握」は「人の心を掴む」という意味も持っています。

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初回公開日:2018年01月11日

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