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「匠」の漢字の意味と読み方・名前の付け方・「巧」との違い

初回公開日:2018年01月12日

更新日:2018年01月12日

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言葉の読み方

「匠」という文字からどんな姿を想像しますか。そこにはひたむきに製作に向き合う、一途な眼差しを思い描きます。このように自分の技巧と道具を駆使して、ものを作り出すという意味のこの漢字の意味や、名前での使い方、また同じ音の巧との違いについてご紹介します。

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「匠」の漢字の意味

「匠」は大工や細工師など、職人のことを表す漢字です。技術者の総称としても使われますが、多くは木工職人のことを表し、また技巧の優れた人、という意味も含んでいます。棟梁や職人頭のことも「匠」と呼び、宗匠や巨匠、工匠などと表します。それから転じて、工夫を凝らすこと、作品を作ること、考案することも意味するようになりました。 匠の成り立ちは、はこがまえと斤を合わせた物です。はこがまえは四角い箱を横から見た形を表したもので、物を入れる器を表しています。または他説では定規(さしがね)を表しているとも言われています。 この器の中に入っている「斤」は、おののことで、工作の道具です。そして定規(さしがね)も工作の道具のことから、匠は「大工道具をはこに入れて持つこと」で工作をする職人、主に大工や木工職人のことを意味しています。

斤は斧のこと

匠の、はこがまえの中に入っている「斤」は「おの」、もしくは「きん」と読みます。斧やマサカリのことをいい、曲がった柄の先に刃物をつけたもの、すなわち手斧で物を切ろうとしているところを表している文字です。 また「斤」は食パンの単位でよく知られる単位です。もともとは、尺貫法の単位として「斤」は使われていました。尺貫法とは「一尺、二尺」または「一貫、二貫」として使う、日本古来の度量衡法です。長さを表すのが尺、容量は升、質量は貫とし、斤は質量を表す単位で、一斤は今でいうとおおよそ600グラムの重さを表します。 なぜ「斤」がパンの単位になったのかというと、パンは舶来もので、パンが入ってきた当時、「英斤」と呼ばれる、イギリスの1ポンド=120匁=1斤の単位で売られていたことに由来します。当時は1斤は450グラムだったのですが、時代とともに質量が減り、現在は1斤=340グラム以上となっています。

「匠」を使った名前の付け方

「匠」は工夫を凝らすこと、考案することを表し、また「かしら」という「先頭に立つもの」という意味を持つ言葉です。 「匠」という漢字から連想するのは、ひたむきに仕事に向き合う真摯な眼差しと、精密なものを作る創造性の高さ、そしてその手がけている仕事をより良くしようという努力の道筋です。 そのため「創造力」「独創的」また「一途に道を進む」「努力を惜しまない」など「匠」には地に足がついた着実な印象、手先が器用なイメージがあります。このことからこの感じから受ける印象は好まれるものですので、名付けにふさわしい漢字と言えます。

男の子

男の子の名付けに多くこの字は使われています。昔は「職人」というと男のイメージが強かったせいでしょう。しかし現在は女性の職人の方も多く見受けられますので、もちろん女の子に使うことができます。 匠の読み方には「しょう」「たくみ」の他に「なる」があります。匠を一文字で「たくみ」や「しょう」と読んでもいいですし、他の字と組み合わせても素敵な名前が考えられます。

他の漢字と組み合わせて

他の漢字と組み合わせて、「匠真」しょうま、たくまと読ませる名前が人気があります。この名前には「一途にまっすぐに進む」というイメージがあります。 または「勝利」とかけた「匠理」で、技巧や工夫を磨く人になるよう、という願いを込めたり、「匠海」と書いてたくみと読ませたりと、さまざまな名前が考えられます。 「匠」はその固い雰囲気から、男の子に多くつけられる漢字ですが、匠実(なるみ)、佳匠(かなる)のように「なる」という読み方を使うと、女の子の名付けにもふさわしい優しい響きになります。

「匠」と「巧」の意味の違い

「匠」は大工や職人を意味する漢字です。では読み方の同じ「巧」はどんな意味をもち、どんな違いがあるのでしょうか。 「匠」「巧」とも「たくみ」と読みます。これは動詞の巧むの連用形です。意味は「たくらむ」「目論む」または「工夫や趣向を凝らすこと」という意味です。 前者の「たくらむ」や「目論む」などの策略をめぐらすという意味では「巧」を、後者の技巧を凝らすという意味では「巧」「匠」では両方を使うことができます。

巧の意味

巧には「上手な」や「良い、美しい」「すばしっこい」「抜け目ない」という意味があります。あまり良くない意味では「口先がうまい」「嘘」という意味があります。 この漢字は、たくみへんに「丂」という音を表す作りでできています。巧には材料をあれこれ曲げて工作をすることという意味があり、技術や細工を表しています。また工というかまえには「おの」という意味があり、「丂」には平らにするという意味もあることから、おので木を叩き、平らにするという意味もあります。 このことから「匠」と「巧」は同じく「たくみ」と読み、意味もまた由来も似ていますが、「匠」は職人のことを指して、「巧」はその技術や細工のことを表します。 「匠」は技術者の他はそれに付随する意味だけですが、「巧」には技術、細工のほかにも美しいや抜け目ない、口先がうまいなど他の意味もあります。「巧みな話術」などと使います。

巧を使った名前

「巧」には、「たくみ」や「こう」の他に「たえ」や「よし」という読み方があります。名付けに使うのであれば、一文字で「たくみ」「こう」とするのが人気ですが、「巧基」や「巧成」のように他の漢字と組み合わせる名前も見られます。 「巧」には、美しいという意味もありますので、女の子にも使えますが、どうしても男の子の名前のイメージが強いため、使う場合には、「たえ」や「よし」などの柔らかい響きの読み方で、優しい雰囲気の漢字と組み合わせた方が、性別がわかりやすいでしょう。

工も同じくたくみと読む

工作の「工」も同じく「たくみ」と読みます。この漢字は「巧」にかまえの部分になるため、「巧」と意味が通じて、上手や仕事の上手な人、という意味や品物を作る人や仕事そのもののことを指します。 「工」という字は、人が大工道具を持っている形を表しているとか、天と地の間で規則正しく仕事をすることを表していると言われています。また「工」は定規(さしがね)を表すや斧を表すなど諸説あります。

工を使った名前

「工」を人名で使う場合には「こう」「たくみ」のほかに「ただ」「のり」「よし」「つとむ」などの読み方があります。一文字で「こう」や「たくみ」「つとむ」と読ませたり、工夢(つとむ)、工喜(こうき)というように他の漢字と組み合わせても良いでしょう。

マインクラフトの「匠」の意味

マインクラフトは、ブロックで溢れる世界を自由に探索、採掘し、思いどおりの世界を作ることができるゲームです。基本モードはサバイバルモードと言って、探索や採掘、創造そして戦闘を通して世界を楽しむモードですが、そのほかにもいくつかのモードを楽しむことができます。 このマインクラフトは「創造すること」を楽しむゲームです。しかし無限に創造するだけでは飽きてしまいます。そこで登場するのが、この「クリーパー」と呼ばれる「敵のモンスター」です。クリーパーはプレイヤーに近づくと自爆し、建設中の建物や手に入れたアイテムまでも爆破してしまうという厄介な存在です。 クリーパーは自爆し、建物を壊してしまうことから「建物を壊す」=「強制リフォーム」から、リフォームを手がける「匠」と置き換えられ、クリーパーのことを「匠」や「先生」と呼ぶようになりました。

「ひたむきに物事に向き合える人になって欲しい」

匠は創造性や一途さ、ひたむきさという印象が強い漢字です。一途に自分の作品と向き合う強さや地道に積み重ねた経験や技術を駆使して、ものを作り上げるという純粋さ、そして努力を惜しまないというイメージがあります。 意味から見ても、そのイメージは損なわれません。「良い」や「美しい」などの意味はありませんが、懸命に向き合う先に見えてくる美しさがあります。

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