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ヨーロッパの街並みを味わえる日本のおすすめスポットと季節

更新日:2024年07月22日

社会人常識

メルヘンでファンタジック、おとぎの国のようなヨーロッパの街に惹かれる人は多いでしょう。本記事ではヨーロッパの街並みの特徴やその理由・おすすめの季節を紹介していきます。さらに日本でもヨーロッパの街並みを味わえるおすすめスポットについてもピックアップしていきます。

ヨーロッパの街並みの特徴とは?

ヨーロッパの街並みは日本の街並みとは異なり日本人に大きな感動を与えてくれることがあります。旅行というと海外では色々な国の特徴がありますがその中でもヨーロッパは、特におとぎ話のような風景の中に足を踏み入れることができるでしょう。まずはヨーロッパの街並みの特徴についてポイントとその理由を含めてながら紹介していきます。

石畳

ヨーロッパに訪れたとき地面をみると「石畳」であることに気づくでしょう。観光地や、昔の景観を大切にしている都市では今でも石畳のまま残っています。 ヨーロッパというと馬車を思い描く人もいるのではないでしょうか。ヨーロッパでは古くから移動手段として馬車を使用していました。それ以外でも運搬に馬を使っていたので馬の蹄に特化した地面が必要でした。 蹄のある動物が土の上を歩くと地面が固まらず、くぼんだところには雨水が溜まり、雨が降るたびにドロドロな状態になります。ぬかるみに車輪がはまって動けなくなってしまうこともあり石畳が採用されていきました。

白い街並み

ヨーロッパの街並みというと「白い街並み」を想像する方もいるでしょう。輝く白い街並みの絶景は日本にはない魅力ある風景です。 白い壁は太陽の照り返し効果で暑さを和らげるために用いられたという理由もあります。ギリシャのサントリーニ島、スペインのアンダルシア地方やイタリアのアルベロベッロなど日差しの強い国は美しい白い街並みが広がっています。

カラフルな街並み

ヨーロッパの街並みの特徴として地域によってカラフルな建物を見ることがあります。漁師の街といわれるイタリアのブラーノ島は、沖へ出た漁師たちが霧の濃い日や夜になって暗くなっても無事に自分の家に戻れる目印として目立つビビッドな色のペンキを家の壁に塗りました。自分の家がわかるように隣の家とは色を分けていくことでカラフルな街並みができあがっていきました。 北欧でもカラフルな街並みは見られます。その理由は北欧では日照時間が少ないことで一年のほとんどを曇りや雪のどんよりとした天気で過ごします。少しでも明るい気持ちになるよう明るい色を建物の壁に取り入れることで、カラフルな街並みになっていったといわれています。

オレンジの屋根

オレンジの屋根もヨーロッパの古い街並みの特徴の一つです。ヨーロッパの瓦は粘土を成型し焼いていました。焼けた土の色がオレンジだったためヨーロッパ中でこの色の屋根になっています。旧市街に住んでいるヨーロッパの人々は、風景を壊さないように国から規制されているので現在も中世時代のオレンジ屋根の景観を保っています。

花を飾る風習

ヨーロッパの街々で目にする窓辺には美しく花が飾られています。ヨーロッパには寒くて暗い長い冬の季節があります。人生を楽しむことを大切にしているヨーロッパの人々は暗い冬の季節を楽しむために、花を飾ることで明るい気持ちにしようとしました。また自分の家の前を通った人に「幸せのお裾分けをしよう」という気持ちから花を窓辺に飾るようにしたといわれています。 フランスで美しい街といわれているロシュフォール=アン=テールは住民全体で花のある美しい街作りを行っています。花のある街は美しい景観を作り出すだけでなく、住む人、訪れる人の心も温かい気持ちにさせてくれるでしょう。

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初回公開日:2017年12月30日

記載されている内容は2017年12月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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