「タラレバ」の意味と使い方｜タラレバを使った例文5例

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「タラレバ」という言葉を聞いたことはありますでしょうか。最近テレビドラマの中で使用されているのを聞いたという人も多いでしょう。 「タラレバ」という言葉の意味をしっかりと理解している方は意外と少ないのではないでしょうか。ここでは、「タラレバ」という言葉の意味や使い方を確認していきましょう。

「タラレバ」は「事実とは無関係な仮定の話。 また、事実とは異なることを仮定してする後悔 」という意味を持ちます。しても仕方がない話という意味で使われることが多いです。 「タラレバ」の「タラ」には、「～していたら」「～だったら」などの仮定の意味があり、「レバ」には、「～していれば」「～であれば」などの後悔の意味があります。 この「たら」「れば」が組み合わさって「タラレバ」という言葉が形成されています。

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続いては、「タラレバ」の例文を5つ紹介していきます。「タラレバ」という言葉は、主にどのようなときに、どのような使い方をされるのでしょうか。 ちなみに「タラレバ」という言葉は、基本的にはマイナスでネガティブなイメージで使用されることが多い言葉です。そのため、「将来～になったら〇〇を成し遂げてみせる」などの肯定的でポジティブな発言については「タラレバ」とは言いません。

例文「いつもタラレバばかり言って、そんな調子で大丈夫なの」 この例文は、よく「タラレバ」言っている子どもに対して、親が心配している風景が思い浮かびます。この子どもはいつも「～だったら」「～してれば」と仮定の話や過去の後悔の話ばかりしているのでしょう。 「タラレバ」をいつも言っているということは、現実を受け止められていない状況です。そのままではいけない、ということをぜひ周りの人は気付かせてあげましょう。

例文「タラレバ言ってないで、行動するよ」 「タラレバ言ってないで」という言葉は、「～だったら」「～してれば」といっている人に対して言う言葉です。 この例文では、「タラレバ」ばかり言っている友人や同僚に対して、発破をかけている人の言葉です。口先だけで後悔や不満を言っていないで、行動に移そうと呼びかけています。

例文「タラレバ言っても仕方がないよ」 この言葉は、「この前の○○が～だったら良かったのに」「あのとき○○していれば～だっただろう」などの、過去や未来を否定的に表している発言に対して使う言葉です。 このように、「タラレバ」言って否定的な考えばかりしている友人や同僚がいたら、未来のポジティブなことを考えようと声をかけてあげましょう。過去は変えられないため、今何をするかが大切であることを伝えてあげればよいかもしれません。

例文「またタラレバばかり言ってしまっている」 この例文は「タラレバ」ばかり言っている自分に嫌悪感を抱いている人のつぶやきの場面です。日常生活に関して、「タラレバ」ばかり言っている自分に嫌気が差したのでしょう。 過去のことを悔やむときに「タラレバ」は使います。自分の過去の行いに対して回想をしてみると、使ってしまうこともあるのではないでしょうか。

例文「もう、タラレバ話はやめようよ」 この言葉を使う状況は、グループの話し合いでしょう。何かの計画を立てているときに、「もし～だったら」と仮定の話ばかりをする人がいて、議論が進まないと憤った経験をしたことをある方もいるのではないでしょうか。 「タラレバ」はネガティブな発言の際に使われます。チームの士気を下げてしまわないためにも、話し合いの場で「タラレバ」を多用することは控えましょう。