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更新日:2024年08月08日
「無機質」という言葉は中学や高校の理科の授業で一度は聞いたことがあるという方も少なくないでしょう。が、その意味はわからないという方も多いのではないでしょうか。実は「無機質」という言葉は理科の世界だけでなく、さまざまな分野でいろいろな意味で使われています。
みなさんは無機質という言葉を聞いたことがありますでしょうか。いかにも理科の教科書に出てきそうな言葉というイメージがあります。確かにこの無機質という言葉は、生活をしている中で聞いたり使ったりする機会はあまりありません。 そして、無機質を詳しく説明できる人も、あまりいないでしょう。今回は無機質について、いろんな角度からご紹介します。
無機質とは、生物の性質を有さない物質です。つまり、金属や岩石など、生命活動がない物質のことです。 そして、この理科(化学)の分野での説明から、日常の中でも「ぬくもりを感じさせないもの」や「生物らしさを感じさせないもの」という意味で使われています。どこか血が通っていない、冷淡なイメージです。
有機質とは単純に無機質の反対を意味し、生物の性質を有する物質です。植物あるいは野菜、または生物の体内で作られる物質(タンパク質)など、生命活動がある物質です。 無機質とは反対に、血の通っている暖かいイメージです。
無機質という言葉が使われるのは、理科の教科書だけではありません。栄養学的に使われることもありますし、人の性質で使われる場合や、デザインの世界で使われる場合もあります。日常会話でも使われることのある言葉です。 では、具体的にはどういった場面で使われているのでしょうか。ここから先はさまざまな分野における無機質の意味について見ていきましょう。
無機質な人は、覇気が感じられなく、全く活気に溢れていません。なので、生気がないという意味で使われています。力強い生命力がみなぎっている人とは正反対のタイプです。 ですから、表情から無機質の人の感情を読み解くのは困難でしょう。感情を顔で表現することはなく、人によっては元気がないようにも、怒っているようにも見えます。
無機質な人は人間らしくない、ロボットのようなところがあります。なので、機械的という意味でも使われます。仕事でも、無機質な人は淡々と業務をこなすでしょう。 背中を開ければ電池が入っているんじゃないかと気になり、たまに後ろ姿をチェックしたくなります。無機質な人は恐れも感じないのでプレッシャーには強く、ここぞという時も何食わぬ顔で業務を遂行します。
無機質な人は、クールな人とも言い換えることができるでしょう。無機質は人の性格や性質を表す際にも使われます。 感情に流されない冷静沈着な人や、あまり感情を見せない物静かな人というイメージがありますが、具体的に言うと、無機質な人にはどういった特徴があるのでしょうか。無機質な人の特徴を5つあげました。それでは見ていきましょう。
無機質な人は、あまり感情を表しません。どんな感情でもです。なので、人前で大声を張り上げたり、まわりに当たり散らすことはありませんし、逆に泣いたりすることもありません。 他人に良いことがあり、「よかったね」と言ってみたはいいものの、顔は笑ってなかったりします。なので、言われた人も喜んでいいのかわからないといったことがあります。無機質な人のおもいっきりの笑顔も、最大限に頑張って微笑にとどまる程度です。
記載されている内容は2017年11月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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