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更新日:2024年06月25日
皆さんはイヤホンをエージングしたことはありますか。エージングは音慣らしとも呼ばれています。これを行うことでなんとイヤホンの音質が良くなります。やり方も簡単で費用もネット環境があればほぼ無料でできます。やり方を記事内で紹介しているので是非参考にしてください。
イヤホンのエージングに必要な音源がわかったところで今度は実際にエージングを行う際の注意点を紹介します。 間違ったエージングを行うと効果がなかったり、最悪の場合イヤホンが壊れたりする可能性もあります。よろしければ一読ください。
まずはエージングを行う際の音量に対する注意点です。 音量は小さすぎると意味がありません。しかし大きすぎるのはもっとよくありません。イヤホンが壊れてしまう危険性があります。大体いつも聞いている音量かそれより少し大きいくらいの音量がエージングに適しています。
次にエージングを行う際の時間に対する注意点です。 エージング時間は一般に10時間から100時間程度を目安にやるのが良いと言われています。数十分から数時間程度では効果がない可能性があるので注意が必要です。
次にエージングを行う際のタイミングに対する注意点です。 エージングは音を良くする方法なので、ベストはイヤホンを買ってきたタイミングでしょう。あるいは、いくつか曲を聞いてみて、高音が聞き取りづらければピンクノイズ、そうでなければホワイトノイズといったように少しイヤホンを試運転してからエージングするのも良いでしょう。 もちろん遅すぎるということはありません。購入して日が経っているイヤホンでもエージングすることは可能です。
最後にエージングを行う際のイヤホンのインピーダンスに対する注意点です。 インピーダンスは簡単に言うと電流の抵抗値です。イヤホンは製品によってこのインピーダンスが違います。 このインピーダンスの値が大きいとイヤホンから流れる音量が小さく、インピーダンスの値が小さいとイヤホンから流れる音量が大きくなります。しかしその分インピーダンスの値が大きいとノイズが少なくクリアになります。 そして、このインピーダンスの値はエージングにも関わってきます。具体的には、インピーダンスの値が大きい場合にはエージングにかかる時間が長く、インピーダンスの値が小さい場合はエージングにかかる時間が短くなります。
ここまで、イヤホンのエージングのやり方・注意点と紹介してきましたが、実際の効果はどうなのか気になっている方も多いでしょう。 せっかくイヤホンのエージングを行ったのに効果がない・悪効果だったなんてことになったら残念極まります。ということでここではその効果を説明します。
エージングの効果が表れるのは基本的に音質のみです。 エージングの効果については専門家でも意見が分かれることが多いですが、一般にエージングによってヘッドホンの音質が劇的に良くなることは無いが、確実に良くはなるという意見が多いです。 特に自分の良く聞く曲でエージングした場合に、他のイヤホンで聞くよりも自分のイヤホンで聞いた方が良く聞こえると感じる方が多いです。
さてこのエージングですが、実は科学的な根拠は存在しません。音質が良くなったと感じるのは気のせい、あるいはプラシーボ効果 (思い込みにより脳に錯覚が生じ、それが身体的異変となって出てくること) だと述べる方も多いです。 エージングはイヤホンの寿命を縮める (エージング時間分) だけだと完全に否定している方も中には存在する上に、イヤホン・ヘッドホンメーカーにはエージングの効果について否定的なところも多いです。
記載されている内容は2017年12月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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