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USB外付けHDDをNAS化する方法・アダプタを使ったやり方

更新日:2024年02月22日

ガジェット

録画しておいたTV番組や、写真などのデータが、家にある全部のPCやスマホで見られたら便利だと思いませんか。LANにUSB接続のHDDを刺してNAS化すれだけで、それが可能になります。USB外付けHDDをNAS化する方法、便利なアイテムなどをご紹介します。

HDDをネットワークで使えるNASって便利

自宅のPCやUSBメモリに入っている画像データ、家族で共有できたら便利だと思いませんか。ネットワーク上で使えるHDD「NAS」にデータを置けば、LANにつながっているどのPCやスマホからでも読んだり書いたりできます。 こちらではそんな便利な「NAS」についてご紹介していきます。

NASって何?

NAS(Network Attached Storage)はネットワーク上で接続して使えるHDDのことです。USBやHDDといった、ハードディスクはPCにつないで使うのが一般的です。NASをルーターなどにつなぐと、LANにつながっているPCやスマホなどからアクセスすることができます。

NASのメリットは?

PCに直接つなぐ外付けHDDは当然のことながら、同じデータを他のPCやタブレットで使いたかったら、付け直さないといけません。NASに保存しておけば、LANに接続されているどのPCやスマホからでもデータにアクセスすることが可能です。 ネットワークにつながっているから、外出先からのリモートアクセスもできます。家族みんなで共有したい写真や、動画を入れておくのも便利です。

市販のNASは高いけど高機能

例えばこちら、市販のNAS「IO-DATAのHDL-T2NV」、HDDの容量は2TBと十分すぎるほどの大容量です。 以前は設定が難しかったNASも、ルーターにLANケーブルと電源ケーブルを接続するだけで設置が可能です。自動で電源が入り難しい設定もない、初心者さんも安心です。Dropboxなどのクラウドサービスと、自動でファイルを同期することもできます。両方にファイルを保存して、安心で便利なデータ管理ができます。 専用のアプリを使って、外出先からスマホでアクセスもできます。スマホで撮った写真は本体でなくNASに保存が便利です。大容量のHDDに大切な写真や書類、システムまで、パソコン丸ごとバックアップ、不測の事態にも対応できます。

外付けのHDDをNAS化できる

市販のNASはいろいろと高機能ですが、外付けHDDなどに比べると高価です。データを共有するだけなら、USB接続の外付けHDDをNAS化して使うこともできます。もしあなたのルーターにUSBポートがついていれば、USBを刺して設定するだけで簡単にNAS化することができます。

USB外付けHDDをNAS化する方法

USBメモリや外付けHDDを、USBポートのついたルーターに接続、NAS化して使う方法をご紹介します。

USBポートのあるルーターを使う

最近USBポートのついたルーターが増えています。このUSBポートを使って、USBメモリやUSB接続の外付けHDDをNAS化して使うことも可能です。HDDをNAS化して使うことも考えて、新しくルーターを購入するなら、何を基準にすれば良いのでしょうか?

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初回公開日:2017年11月09日

記載されている内容は2017年11月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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