松屋の株主優待の特典と使い方｜お得なメニューは？改悪の噂は本当？

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株主優待で生活している人もいて、メディアに取り上げられたりブログで詳細をアップしている人もいる昨今。書店では株主優待の雑誌も売られています。 株主優待に興味はありなんとなくは知ってるけど、詳しくは分からない。そんな方も多いのではないでしょうか。知ると得する株主優待制度。今回は牛丼やカレーで有名な全国チェーン店の松屋の株主優待制度について詳しく説明していきます。

まずは株主優待について説明いたします。企業が自社の株を所有している株主に対して提供するサービスや特典のことです。これは配当とは別に企業が感謝の気持ちとして株主にプレゼントしています。企業の自社のサービスや自社商品のプレゼントなどが多いですが、その種類にはさまざまなものがあります。主には割引券や入場券、お米券や割引サービスなどで非常に多彩です。 具体的には、ANAホールディングスでは「ANA国内線ご搭乗優待」があり、国内線では全てで使用でき、片道50％割引になり大変お得です。また少し変わったところでは、マサルというマンション事業などをしている企業では株主優待で「ジャンボ宝くじ」をプレゼントしています。所有株式数によってサマージャンボ宝くじや年末ジャンボ宝くじが贈られます。 また、最近ではQUOカードなどの金券での株主優待が増えつつあるので、いろんな所で使用でき株主優待の使い勝手がますます良くなっています。

松屋の株主優待の制度はずばり優待券のみで年一回の発行です。正確な名称は「株主様お食事優待券」といいます。1枚で1食に使用できます。食事券であり、ラージ定食やW定食などの注文時に使う場合は追加で支払いが必要となりますので、割引券とも言えます。 優待券の裏に注文できるメニュー一覧がありますので、希望のメニューの左枠に○を付けて店員に渡すことにより使用できます。定食のライスを大盛にすることもできますが、「定食ライス大盛」の欄にも○を付けることが必要です。 持ち帰りにも使えますが、その場合は味噌汁は別売りとなりますのでご注意下さい。優待券を換金することや差額の現金を返却することはできません。

多くの企業では所有している株式数に応じて優待券の枚数が変更になる場合が多いですが、松屋では決算期の毎年3月末現在で100株以上株式を所有している株主に対しては株式数は関係なく一律で「株主様お食事ご優待券」を10枚贈呈しています。

松屋の株主優待券の到着時期は、株主総会が終了した後の毎年6月下旬頃となっています。

松屋の株主優待券の有効期限は到着した翌年の6月30日までですので、12ヶ月間あります。優待券に記載がありますので、くれぐれも有効期限に注意して使用しましょう。

株主優待制度においてとても重要なのが、権利確定日です。松屋の場合は100株以上を所有していれば株主優待券がもらえますが、それはいつでも株式を持っていればいいというものではありません。権利確定日に株主名簿に載っていないと優待が受けられません。 その大事な権利確定日とは、株主名簿にその権利確定日に株式を所有していると記載されることにより、配当や株主優待などの権利が確定される日のことをいいます。決算期末が権利確定日になっていることが多いです。 松屋の場合は決算期末の3月31日が権利確定日にあたりますが、ただ3月31日に株式を購入すればいいということではありません。株主名簿に株主として記載されるためには、権利確定日の3営業日前までに株式を所有しておく必要があります。 例として、2018年3月31日の場合は土曜日になり株式の取引のない曜日ですので、3月30日の金曜日が権利確定日になります。この場合は、3営業日前の3月27日の火曜日に株式を所有していなければ3月30日の権利確定日に株式名簿に載ることができず株主優待を受けることができません。くれぐれもご注意下さい。

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せっかく株主優待券を使うのなら、お得に使いたい。松屋で一番お得な使い方を説明します。ただし一番高い牛めしのメニューは店舗のある地域によって変わります。関東では「ネギたっぷりプレミアム旨辛ネギたま牛めし」の特盛740円が一番お得です。 そのほかの地域では、「ネギたっぷり旨辛ネギたま牛めし」の特盛610円が一番お得です。ただ特盛ですので人によっては量が多すぎる場合があるので、注意しましょう。店舗によっては取り扱いのメニューが違う場合もありますので、注文前に確認しておくのをいたします。