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岐阜弁の意味と使い方・岐阜弁の例10コ・かわいい言葉

更新日:2024年02月16日

雑学・歴史

岐阜県の方言をピックアップして、岐阜県の方言の意味や使い方をまとめています。また、岐阜県の方言の特徴やイントネーション・アクセント、岐阜県の方言でかわいい響きの言葉などについても、考察しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。

岐阜県はどんな県か

岐阜県とは本州の中央に位置しており、山と川に囲まれた自然豊かな地域です。雪の多い飛騨地方と、平野部と山間部を併せ持つ美濃地方があり、どちらもとても魅力的な土地といえるでしょう。 東海地方にある県のひとつである自然豊かな岐阜県は、スキーや観光など楽しめる土地ですが、近年ではさらに映画「君の名は」の舞台にもなり、一気に知名度があがった土地でもあります。方言は岐阜弁と呼ばれ、映画の中でも使われていました。

東海地方

本州の中央付近に位置する東海地方は、愛知県・岐阜県・三重県からなる「東海3県」と呼ばれたり、静岡県も含んだ「東海4県」と呼ばれています。 岐阜の南に接する愛知県には日本の三大都市である名古屋市があり、南西に接する三重県には伊勢志摩や長島などたくさんの観光スポットがあります。 岐阜県は岐阜弁、愛知県は名古屋弁、三重県は三重弁、静岡県には静岡弁といわれる方言がそれぞれあり、個性があります。

「美濃」と「飛騨」

岐阜県は北に位置する「飛騨地方」と、南に位置する「美濃地方」でまったく気候が違います。山に囲まれた飛騨地方は雪が多く、冬は氷点下まで冷え込みます。飛騨高山には木造平屋建ての古い町並みが残っており、「飛騨の小京都」と呼ばれ観光名所にもなっています。 南に位置する美濃地方は木曽川、長良川、揖斐川という大きな川が流れており水が豊かな土地で、鵜飼が行われたりしており、こちらも名高い観光スポットとなっています。

映画「君の名は」

映画「君の名は。」は2016年に新海誠監督によって作られた日本の長編アニメーション映画です。 ヒロインが岐阜弁を話すことからも分かりますように、この映画の舞台は岐阜の北側にあたる飛騨が舞台と言われています。中でも飛騨古川駅は映画のワンシーンで忠実に再現されており、多くの人が訪れました。 他にも飛騨市図書館や飛騨にある神社がモデルではないかとも言われており、新たな観光スポットになっています。

岐阜弁の意味と使い方

岐阜弁は標準語と関西弁の中間にあるような独特の方言です。「君の名は。」の中でヒロインが話す言葉も岐阜弁なのですが、どことなく可愛らしい雰囲気を持つ言葉遣いです。 関西弁でも標準語でもない独特の言い回しがありますので他の土地の方では分からない言葉もたくさんあるでしょう。ここでは岐阜弁の意味と使い方を説明していきます。

岐阜弁の例

ここでは数ある岐阜弁の中でも、メジャーなものや意味がわかりづらいものをピックアップして、意味と使い方を考察していきます。 たとえば、岐阜県出身の知り合いが使っている岐阜弁の意味がよく分からないという方や、岐阜弁をマスターしたいという方、岐阜に訪問する予定のある方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

1「やお」「やおね」

代表的な岐阜弁の1つとして「やお」が挙げられます。「やお」は、語尾につけることが多い言葉で、「~やおね」などと使われることが多いでしょう。「○○やお」は標準語でいう「○○だよ」にあたり、「○○やおね」は「○○だよね」です。 方言にはそれぞれの土地によって語尾に置く言葉が変わってくる傾向があり、代表的な関西弁では「やね」「やな」などになります。その語尾が岐阜弁では「やお」「やおね」にあたります。

2「おぞい」

続いて、「おぞい」という岐阜弁についてご紹介していきます。言葉の響きから、「遅い」が訛ったものとイメージする方もいらっしゃると予想できますが、実は意味としては、全く異なり、「お粗末、悪い」という意味で使われます。 また、場合によっては、「だらしがない」といったニュアンスで使われることもあると言われておりますので、もし岐阜県の人などに「おぞい」と言われた場合は、注意をされている可能性があります。

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初回公開日:2017年08月11日

記載されている内容は2017年08月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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