新幹線の乗り越し方法ルール4つ｜新幹線の乗り越しの際の注意点3つ

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新幹線での乗り越し精算の場合、単純に差額精算というわけではないため少し混乱してしまう人も少なくありません。前もって、JRのサイトでは乗り越し精算の例を記載しています。 精算方法やきっぷの種類によって多少の違いは出てきますが、自由席特急券で新幹線の乗り換えをする際の精算例をいくつか紹介します。 変更区間の距離や、大都市近郊区間内が精算方法に違いが出る大きなポイントです。

東京都区内から大阪市内までの乗車券を購入して、大阪堺市まで乗り越す場合の乗り越し精算料金は130円です。 新幹線の料金は変わらないため、普通乗車券の運賃のみ追加料金で支払うようになります。この場合は、下車駅に乗り越す駅である杉本町から下車駅である堺町までの運賃が追加料金です。

次の精算例が博多から熊本の乗車券を購入した際に、到着駅を由布院に変更した場合です。もちろん新幹線特急券の払い戻しは無いため、普通乗車券の精算のみとなります。 この場合は、行き先の変更となるため差額精算です。博多から熊本までの運賃と、博多から由布院までの運賃を比較して出た差額分490円を追加で支払います。この490円は普通乗車券の差額分のみの計算となります。

次は上野から大宮までの乗車券を購入後に、高崎まで乗り越す場合です。上野から大宮の運賃480円と、上野から高崎までの運賃1,980円の運賃の差額1,500円を追加で精算します。 高崎から大宮までの運賃は1,340円のため、乗り越しをする際には改札を通る前の乗車の方が負担が少なくなります。

成田空港から横浜までの乗車券で、戸塚まで乗り越す時には330円の精算をします。 この場合の不足分の運賃の計算は、成田空港～横浜までの運賃1,980円から成田空港～戸塚までの運賃2,310円の差額分精算となります。 大都市近郊区間内の乗り越しであれば、変更前と変更後の差額の精算で済みます。

在来線が並行していれば、基本的には新幹線乗車券で在来線区間の利用が可能です。 しかし場所によっては、新下関～博多や金沢～高崎など新幹線利用の乗車券と在来線乗車券の運賃が異なる場合や、在来線そのものが別会社の区間などがあります。 その場合には追加料金の精算や、新たに乗車券の購入が必要です。新幹線と在来線での乗車券運賃に違いが無いかなど、事前に確認しておくと良いでしょう。

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新幹線を乗り越しする際には、いくつか注意点があります。時間に余裕があれば、使用前に窓口に行って変更してもらうのがベストです。 乗車後であれば、車掌に変更を申し出れば目的地の変更もできます。しかしその際は、使用後の扱いとなるので、追加料金が少し多くかかる場合もあることは覚悟しておきましょう。 次の注意点を知っておくと、突然の目的地変更があった際にも安心です。

大都市近郊区間内での新幹線乗り越しをする際には、きっぷの変更をしなくてもOKな場合があります。 例えば新横浜以外の駅から東京、品川に向かう場合です。新大阪～品川間の新幹線乗車券で東京まで向かいたい場合には、金額が変わらないため有人改札を通れば目的地の変更をしなくても下車できます。 あくまでも柔軟に対応してくれているからできるので、時間があれば改札前や車内で目的地の変更をしておくことがです。

新幹線乗車券は使用前に限り、1回だけ手数料無料で変更できます。使用前とは改札を通る前の乗車券のことを指します。 自由席特急券を指定席特急券や自由席グリーン券に変更する際も、差額分を払えば変更可能です。しかし指定席券から、座席未指定券への変更はできません。 2回目以降の変更は変更前の乗車券の払い戻しをしてもらい、買い直しをしなければなりません。