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新幹線の乗り越し方法ルール4つ|新幹線の乗り越しの際の注意点3つ

更新日:2024年05月12日

雑学・歴史

仕事や旅行での急な目的地の変更に慌ててしまう人も多いでしょう。新幹線特急券と普通乗車券の2枚のきっぷが必要となる新幹線ならなおさらです。新幹線の乗り越しをする際の疑問点や、精算方法のルールなどをまとめてみました。新幹線乗り越しの際の参考にしてみてください。

新幹線で乗り越しするには?

追加料金を払えば、新幹線で乗り越し乗車をすることは可能です。 しかし精算方法は単純に差額料金の精算というわけでは無いため、注意が必要となります。 精算方法は乗車中の車内で車掌に伝えるか、下車駅の有人改札機での変更が可能です。使用前であれば窓口にて精算もできます。 乗り越した際には差額料金の支払いをしなければなりませんが、改札後は新幹線特急券の差額の払い戻しは無いので気をつけましょう。

新幹線の乗り越しルール4つ

状況により新幹線の乗り越し精算方法のルールは変わります。 主に良くある乗り越し状況に応じたルールをみていきましょう。仕事や観光などで、突然行き先を変更したくなった時にの参考にしてみてください。 乗車券の使用前と使用後、新幹線特急券と普通乗車券の精算方法が変わることがポイントです。後ほど詳しく説明しますが、区間によっては普通乗車券でも精算方法の特例が適用される場合があります。

新幹線の乗り越しルール1:きっぷの場合

新幹線に乗車する際には、普通乗車券と特急券の2枚のきっぷが必要です。きっぷで乗り越し精算をする際には、普通乗車券と特急券の精算方法が異なります。 特急券の乗り越し精算方法は、差額精算です。払い戻しはありません。 例えば東京から新横浜までの自由席特急券を購入していて静岡まで乗り越す際は、東京から新横浜までの自由席特急券の金額と、東京から静岡までの自由席特急券の金額の差額を精算するようになります。

新幹線の乗り越しルール2:普通乗車券の場合

新幹線の特急券は差額精算ですが、普通乗車券は乗り越した区間分の通常の運賃を支払います。 前述と同じ内容で例えると、東京から新横浜までの普通乗車券を購入し静岡で下車した場合は、新横浜から静岡までの普通乗車券運賃を支払うルールです。東京から新横浜までの運賃と東京から静岡までの運賃の差額精算ではありません。 新幹線で乗り越しをする際には、特急券と普通乗車券とで精算方法が変わってくるので把握しておきましょう。

新幹線の乗り越しルール3:特定の都区市内または東京山手線内の場合

東京都内やある一部の都市部を発着駅として乗車券を購入すると、一定の区間内が同じ乗車運賃として記されている場合があります。 その際の乗り越し運賃の精算方法はどうなるのでしょうか? 基本的には到着駅に一番近い駅から到着駅までの乗り越し運賃を精算するようになります。東京都内で例えると、目的地の駅から一番近い山手線駅の運賃を追加で精算するのが一般的です。

新幹線の乗り越しルール4:経路を変更する場合

新幹線の乗り越しをする際には、行き先や経路の変更も可能です。 この際も基本的には差額精算となります。乗らない区間と乗る区間の運賃を計算して、その差額分を精算するようになります。片道100キロ以内の目的地変更や、大都市区間内の変更であれば変更前後の差額精算です。 いずれの経路変更でも、改札を通る前であれば差額精算が1回に限り無料で変更が可能なので金銭面での負担も少なくなります。

新幹線の乗り越し精算例5つ

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初回公開日:2019年10月08日

記載されている内容は2019年10月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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