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身近なものに使われているEVA素材の特徴9つ|EVA素材の用途

更新日:2024年11月04日

雑学・歴史

EVA素材とは何なのか、特徴を9つと身近なものでEVA素材が使われている物を紹介しています。EVA素材は水に強く柔軟性があり耐久性にも優れる素材です。EVA素材は身近なものではサンダルやバスマットなどに使われています。EVA素材について色々詳しくなりましょう。

EVA素材の特徴5つ目は耐久性に優れていることです。 耐久性は先述した柔らかさや弾力に関連する特徴です。柔らかさや弾力があると、衝撃を吸収、または跳ね返してくれるので、結果的に耐久性が優れていることにつながります。 壊れると困るパソコンや工具などのケースとしても使われています。

身近なものに使われているEVA素材の特徴6:ちぎれにくい

EVA素材の特徴6つ目はちぎれにくいことです。これも柔らかさや弾力に関係しています。 EVAは衝撃に強い素材で弾力もあり、つぶされても元に戻ろうとする性質があります。柔らかく弾力のある素材といえばこんにゃくを思い浮かべる人もいるでしょう。 こんにゃくも曲げても全然ちぎれません。EVAも同じように曲げてもちぎれたりしません。

身近なものに使われているEVA素材の特徴7:カッターで加工できる

EVA素材の特徴7つめはカッターでも加工できることです。 EVAは大きな面積での衝撃(足で踏むなど)には強いですが、一点に大きな力が加わる場合はもろく簡単に切れます。人の肌もこの部分の特徴においては似ています。 カッターで簡単に加工できるため、工作に使えるスポンジ状の板や、農業に使われるシートにも応用されています。加工が簡単だと用途が一気に広がります。EVAはとても便利な素材です。

身近なものに使われているEVA素材の特徴8:地球環境にやさしい

EVA素材の特徴8つ目は環境に優しい素材であることです。 EVAは環境ホルモンを含みません。環境ホルモンを含まないので、燃やしたりしても人の人体に悪影響が出ることもありません。 次は、環境ホルモンとは何なのかについて説明します。

身近なものに使われているEVA素材の特徴9:環境ホルモンを含まない

EVA素材の特徴9つ目は環境ホルモンを含まないことです。EVA素材が環境に優しい理由にもなっています。 環境ホルモンとは環境の中で人の体内で出されるホルモンのような働きをする物質のことです。代表例はダイオキシンです。EVAは塩素を含まないので、焼却してもダイオキシンを発生しません。 ダイオキシンを体内に蓄積させすぎると、妊娠している方の場合、子供がアトピーになる可能性が高まるとの報告もあります。

EVA素材が使われている物の例5つ

EVA素材はどんな特徴を持っているのかについて知っていただいたところで、先ほども少し触れましたが、EVA素材がどんなものに使われているのかを紹介します。 5つの商品を紹介するので、これらの商品のうちどれか1つでも購入したとき、材料名のところに注目してみてください。EVAが使われている可能性があります。

EVA素材が使われている物の例1:サンダルの底

EVA素材が使われている物1つ目はサンダルの底です。 EVA素材は軽くて柔らかくて弾力があり、耐久性に優れていておまけに水もはじく性質をもっています。これほどサンダルに向いている素材はなかなかありません。 EVA素材で作られたサンダルなら水にぬれても問題ないなので、夏に海や川に行くときに重宝します。また、反発力にも優れていて柔らかいので、足が疲れにくいです。

EVA素材が使われている物の例2:パソコンケース

EVA素材が使われている物の例2つめはパソコンケースです。 EVA素材は衝撃を吸収、またははじき返してくれます。パソコンなどの衝撃に弱い機器を保護するのには良い素材です。 また、軽さや耐水性もあるので持ち運びにも便利であるという点から、パソコンケースにも向いている素材だといえます。

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初回公開日:2019年10月08日

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