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【用途形式別】CD-Rの容量目安7つ|容量に関する3つの注意点

更新日:2024年11月03日

雑学・歴史

音楽CDを自分で聴く用に焼いたり、家電製品の説明書がデータでディスクになっていたりなど、パソコンがあるのが普通の生活において欠かせないツールなのがCD-Rです。データを保存するときに、書き込み可能な容量のことや、データの種類に合った保存方法を知っておきましょう

音楽を書き込む場合の目安3:MP3形式で書き込む場合

MP3というファイル形式は、目にしたことがある方は多いのではないでしょうか。 MP3というファイル形式に音楽データを変換すると、元の非圧縮サイズの容量の10分の1にすることができます。非圧縮サイズの音楽データと比べると、単純計算で5分の曲を140〜170曲書き込むことが可能です。 細かい音質にこだわらないけれど、少しは質を求めたい場合に最適です。

音楽を書き込む場合の目安4:AAC形式で書き込む場合

AACというファイル形式のファイル拡張子は「.aac」「.mp4」「.m4a」となります。MP3と名前が似ていますが、MP3よりも音質がいいのが特徴です。 itunes storeやテレビの地上デジタル放送などでも使われているファイル形式です。

音楽を書き込む場合の目安5:FLAC形式で書き込む場合

FLAC形式というファイル形式は「可逆圧縮形式」と言われるもので、圧縮して保存をしても再生時には解凍されて元の音楽データの音質のまま聴くことができます。 非圧縮形式と比べると、半分くらいの容量に抑えることができます。

写真を書き込む場合の目安2つ

音楽のデータはファイル形式によって音質と書き込める容量が違うように、写真のデータもファイルの形式によってCD-Rに書き込み可能な容量が変わっていきます。 写真のデータの場合はファイルの形式の他に、「写真の大きさ」「画質のよさ」によってCD-Rに書き込める容量が違います。ファイル形式による書き込み可能な写真の枚数を出すことはできませんが、形式によるファイルのサイズがどのくらいあるのかを確認しましょう。

写真を書き込む場合の目安1:JPEG形式で書き込む場合

JPEG形式の写真データは比較的に容量は少なめ(軽め)になります。写真データとしてCD-Rにたくさん書き込みたい場合に適しています。 JPEG形式は「非可逆圧縮」という圧縮形式になっており、保存するたびに画質が劣化してしまうというデメリットがあります。

写真を書き込む場合の目安2:PNG形式で書き込む場合

PNG形式の写真データの容量は大きく(重く)、CD-Rの容量をかなりくうことになってしまいますが「可逆圧縮」という圧縮形式のため画質が下がることはありません。 つまり、容量は大きいけれど画質はとてもいいのがPNG形式です。透過の可能不可能など、PNG形式にもJPEG形式にもメリット・デメリットがあり、どちらが必ずいいというものではないので、使うシーンによって使い分けることをします。

CD-Rの容量に関する注意点3つ

CD-Rにデータを書き込むときの形式や容量について書いてきましたが、書き込む際には注意点がいくつかあります。 実は、容量内でデータを納めたからといって、確実にデータが守られる訳ではありません。それは一体どんな場合なのでしょうか。

CD-Rの容量に関する注意点1:容量が大きすぎると再生できない可能性

CD-Rには700MBを超える容量のものがあり、800MB以上のものもあります。 しかし、普通のCDプレーヤーでは700MBを超える音楽データを入れたCD-Rは容量が大きすぎて再生できない場合があります。 CD-Rの容量内だからといってちゃんと再生できないことがあるというのを覚えておきましょう。

CD-Rの容量に関する注意点2:写真は圧縮して書き込まない

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