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左手で敬礼をするのは失礼?敬礼の知識と正しいマナー5つを紹介

更新日:2024年11月05日

雑学・歴史

警察などのドラマで敬礼ポーズを見ることはありますが、色々なマナーがある事はご存知でしょうか?左手での敬礼はご法度で、必ず右手で敬礼するなど様々なマナーがあります。敬礼に関するマナーをまとめましたので、敬礼に関するマナーの参考にして下さい。

敬礼は基本的におじきと一緒に行ってはいけません。 色々と敬礼をしている人を見ても、お辞儀と一緒に敬礼をしている人はいません。それはマナーとして決まっているからです。仮に敬礼をする機会があったとしたら、お辞儀と敬礼は一緒にやってはいけないということを覚えておきましょう。

敬礼のマナー2:挙手の敬礼は帽子を被っている時にする

挙手の敬礼をする時は、帽子をかぶっているときにするのがマナーです。 一説によると帽子を脱ぐ形を省略している時に、挙手の敬礼をすると言われています。だからこそ裏を返せば、帽子をかぶっていない時は挙手の敬礼をするのはマナーとして成立していない一面があります。 警察にしても自衛官にしても敬礼をするときは、帽子をかぶっていることが多いです。

敬礼のマナー3:手のひらは見せない

ドラマなどでもよく見ることがありますが、基本的に挙手の敬礼をするときは手のひらを見せていないことが多いです。 それはなぜかと言うと、それも敬礼のマナーとして定められているからです。敬礼の時は手のひらを見せないということを覚えておきましょう。

敬礼のマナー4:敬礼をされた一般人は心臓部分に手を当てる

自衛官などに敬礼をされた時に、安倍首相が心臓部分に手を当てていましたが、 一般人の方は敬礼された時に心臓部分に手を当てることがマナーです。 さらには脱帽した上で、右手で心臓部分に手を添えます。これは何を意味するのかと言うと「あなたに私の命はお任せします」という意味です。警察官も自衛官も市民の安全のために活躍していますので、「命をお任せします」という意味合いの挨拶をされると喜ばれること請け合いです。

敬礼のマナー5:女性であっても帽子を脱ぐ

女性は男性に比べて帽子をかぶっていても不自然ではないシチュエーションが多いですが、女性であっても敬礼をされた時は帽子を脱ぐことがマナーとされています。 それは屋外であっても同じです。一般人の方であれば、自衛官や警察の方の敬礼に対してお辞儀で返してもマナー違反ではありません。

外国の敬礼の特徴

日本は軍隊ではなく自衛官がいるのみですが、海外には軍隊もあります。 では海外の方の敬礼の特徴はどのようなものがあるのでしょうか。海外の敬礼の特徴について、掻い摘んでみていきましょう。

イギリス・フランスの敬礼は手のひらを見せる

日本式だと手のひらを見せない方式の敬礼が採用されていますが、イギリスやフランスに関しては、手のひらを見せる形での敬礼をしています。 この手のひらを見せた敬礼の由来ですが、こちらも「武器を持っていない」という証明のために、敢えてそうしている所があります。国によって敬礼の仕方のマナーは変わる一面があります。

やっていはいけない「ナチス式敬礼」

特にドイツだと、ナチスの敬礼はしてもならず、逮捕されます。 それはあのヒットラーの歴史はよくない歴史として、記憶されている一面があり、ナチスに対する敬意を示す動作を禁止しています。子供が横断歩道を渡る時に手をあげるような、簡単な動作で捕まってしまいますので気をつけましょう。 理由としてはナチスの奨励を禁止しているところがありますので、明らかにナチスを否定する意味合いであれば違法ではありません。

敬礼は相手に対して敬意や忠誠を見せるもの

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初回公開日:2019年10月08日

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