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左手で敬礼をするのは失礼?敬礼の知識と正しいマナー5つを紹介

更新日:2024年11月05日

雑学・歴史

警察などのドラマで敬礼ポーズを見ることはありますが、色々なマナーがある事はご存知でしょうか?左手での敬礼はご法度で、必ず右手で敬礼するなど様々なマナーがあります。敬礼に関するマナーをまとめましたので、敬礼に関するマナーの参考にして下さい。

世間によく知られている敬礼は「挙手の敬礼」

警察官の方がよくしている敬礼をドラマで見たりすることもあるでしょう。 敬礼は普段あまりしませんが、このような事から敬礼ポーズは一般の方にもなじみがありまます。この敬礼ですが、マナーがあるということはご存知でしょうか。何気に右手を額に当ててするものと考えられる傾向にありますが、必ずしもそうばかりではなく、ある程度の作法はあります。 では挙手の敬礼でなぜ左手が良くないのか等について見ていきましょう。

敬礼は左手ではなく右手でするのが基本

警察系のドラマを見ていても、必ず右手で敬礼をしていますが、左手で敬礼をするということはまずありえません。 昔は左利きの方であっても、右利きに矯正する一面がありましたが、昨今は左利きでも矯正することなく、左利きのままでいるケースが多いです。だからこそ左利きの方は、敬礼においても左手でも良いのではないかと考えられる傾向にありますが、敬礼に関しては左手ですることはご法度で、右手ですることが基本です。

左手で敬礼をしてはいけない?

左手で敬礼をしてはならないというのには理由があります。 では、左手で敬礼をしてはいけない理由とはどのような理由があるのでしょうか。もちろん、左手での敬礼が良くない理由も根拠があります。 では、左手での敬礼が良くない理由について見ていきましょう。

軍隊では原則左利きは認められていない

基本的に軍隊においては、左利きは認められていません。 最近は教育の場でも左利きのお子さんに関して右利きに矯正させるということはありません。しかし軍隊であれば、基本的に左利きは認められていません。 以前の日本軍においては右利きに矯正させる動きもあったと言われています。だからこそ軍隊で用いられる敬礼は左手は良くないです。米軍に関しては、左利きの方でも矯正しないので、軍隊が必ずしも矯正する事はありません。

武器を持つ右手を上げることで敵意のないことをアピール

軍隊は基本的に右利きですので、左手ではなく武器を使うであろう右手を敬礼で使うことによって、敵意がないことをアピールすることができます。 本当は左手が利き手の方もいるでしょうけれど、軍隊では必ず右手を利き手にしている事を鑑みると、右手での敬礼の必要性が理解できる一面があります。むしろ左手での敬礼は相手への侮辱と捉えられるケースもあると言われています。

左手で敬礼を教える組織は無作法と言われる

基本的に左利きが認められていないことから、作法して敬礼をする時は必然的に右手になりますので、左手で敬礼を教える作法は無作法と言われる傾向にあります。 確かに右利きと言うことが大前提ということであれば、左手での敬礼は、武器を持っていない証明ができないところがあります。だからこそ敬礼は必ず右です。一般の方が誤って左手で敬礼しても咎められる事はないでしょうが、敬礼をしたいのであれば覚えておきたい事です。

敬礼のマナー5つ

国ごとによって違う一面はありますが、基本的に敬礼のマナーとして主に5個あります。 我々一般人はまた違う敬礼に対する返し方をすることもありますので、警察の方や自衛官の方に敬礼をされた時の返し方なども覚えておきましょう。さらには敬礼をするという場面があったとしたら、下記のマナーについて覚えておくことがお勧めです。

敬礼のマナー1:お辞儀と敬礼は一緒にやってはいけない

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初回公開日:2019年10月08日

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