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【サイバー・バズインタビュー前半】「チャレンジしないことがリスク」―チャレンジ精神の文化でメディア事業に力を入れる「株式会社サイバー・バズ」

業界・企業研究

複数の広告・メディア事業を展開しながら、新規事業へのチャレンジも続けている「株式会社サイバー・バズ」。サイバーエージェントのグループ会社として2006年に設立され、現在はインフルエンサーネットワークサービス「Ripre」や日本最大級のモニターサイト「ポチカム」を運営している。

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社長のチャレンジ精神が社風として浸透しているサイバー・バズ

-はじめに事業内容を教えて下さい。 当社では二つの事業を行っていて、一つが「広告メディア事業」、もう一つが「ヘルスケア事業」です。 「広告メディア事業」では、大手のB toCメーカー向けに、化粧品や日用品など、皆が知っているようなブランドのデジタルプロモーションを支援しています。 もう一つのヘルスケア事業では、デジタルヘルスケアの領域を中心にB to Cで事業を展開しています。現在は主に「DoctorsMe」という、お医者さんや医療の専門家が答えてくれるQ&Aサービスを行っています。 -どちらの事業が主軸でしょうか? これまで広告メディア事業がずっと主軸でしたが、徐々にユーザー向けメディアに軸を移している段階です。「DoctorsMe」以外にも、生活者向けメディアをいくつか種まきしています。

サイバーエージェント本社の取締役がサイバー・バズの社長に。社長のチャレンジ精神が現在の社風

-サイバー・バズさんの特徴的な恒例行事や社内文化、制度などがあれば教えてください。 文化としては、「ビビらずいったれ!」という社風があります。 怒られることを気にしてやりたいことをやれないと、失敗は生まれませんが、成功も生まれません。自分の保身を考えるのではなくて、「クライアントや会社をもっと良くしていくためにまずは動こう」とする文化を作っています。 また当社は、サイバーエージェントのグループ会社ですが、あくまで1つの会社であろうと考えています。「サイバーエージェント」という括りではなく、「70人のベンチャー企業」であると捉えています。 自分たちで人事もやりますし、制度や文化も自分たちで作ります。自分たちが当事者意識を持っている点が当社の良い所で、そういった「自分でやりたい」という気持ちが強い人に合っている会社です。 -それは、創業期メンバーからの伝統的な社風なんですか? サイバー・バズは2006年に創業し、2010年に高村が社長になりました。高村はCA8という、サイバーエージェント本体の取締役でしたが、そこからグループ会社の社長になったんです。 -高村さんが社長になられたのには、どのような経緯があったのでしょうか? 自分で事業を大きくしていくことにチャレンジしたいという思いから社長になりました。高村自身も「チャレンジしないことがリスク」とよく話しています。 会社が大きく変化したのは高村が社長になった頃です。 サイバー・バズはサイバーエージェントのグループ会社なので、それまで新卒は本社一括採用でした。高村が社長になってから2年後ほどに「新卒採用を自分たちで行って、文化も自分たちで作っていこう」という話になりまして、ここ3、4年は自分たちで新卒採用も文化づくりも行っています。 -なるほど。文化づくりの一貫として、制度はどのようなものがありますか? 「試して1万円」という制度があります。生活者向けの商品を扱うことが多いですが、使ってみないとその商品の魅力がわからないことが多いので「1万円までなら、提案のために使っていい」という制度として「試して1万円」を行っています。

20代社員が多く、入社半年で分け隔てなく仲良くなる

-面白いですね。恒例行事などもあるのでしょうか? 社員旅行は年に一度あります。先日も、星野リゾートへ社員旅行に行きました。 普段の小さい行事としては、月末に必ず部署や事業部単位で飲みに行くことですね。今は全社で72人いまして、72人全員で飲みに行くのは3か月に1回で、1か月に1回は部署で20人ほどで行っています。費用はもちろん会社で負担していますよ。 -同僚関係や上下関係、部署ごとの関係にはどのような特徴がありますか? 新卒と中途が半々くらいで、入社して半年もすると分け隔てなく仲良くなりますね。皆素直で良いやつです。助け合いながらやっています。 -年齢なども関係ないんですか? 気にしませんよ。社員の年齢が20代で、新卒で入っても年齢が近い人が多いということがあるんでしょうね。

アイデアはすぐにパクられる。新規事業は、責任者がどこまで粘れるかが重要

-新規事業は、1年にいくつほど出していますか? 新規事業は、大体1年に1、2個は出しています。 毎週、新規事業会議がありまして、アイデア出しは毎週行っています。年に1回、賞金を付けて開催される新規事業プランコンテストがあります。ちょうど新規事業プランコンテストを先週行いました。そういった場でバーッとアイデアを出し合っています。年次に関係なく出せますので、新卒の社員も入社1か月で出していますよ。 -事業化に至るまでのプロセスは決まっているんですか? 決まったプロセスはありません。新規事業は、何を行うかも大事ですが、誰がやるかも大事なんです。 ネットの世界は、参入障壁が低い分、良いアイデアもすぐパクられます。なので、死に物狂いで事業に向き合える責任者が重要になってきます。 -責任者はどのように選んでいますか? やはり今の仕事との向き合い方、そしてどれだけその事業に思い入れがあるかを判断して選んでいます。 「DoctorsMe」も、事業責任者の弟が医者ということに加え、その責任者自身にお子様ができたタイミングであったため、「もっとオンライン上で健康の相談ができる環境が欲しい」という強い気持ちから立ち上がりました。 -事業化する新規事業は、どのように選んでいるのでしょうか? これからのトレンドと市場感を予測して役員で話し合って新規事業を選んでいます。 選ぶ基準としては他にも、「立ち上げにどれほどのコストがかかるのか」や「既に強豪サービスがあるのか」、「競合の強みは何か」などを総合的に判断しています。

新規事業の撤退に数値的なルールを作らない

-新規事業を行う前に、数値的な撤退ラインを決めていますか? 当社はあえて決めていません。 今有名になっているサービスの中にも、初めの5,6年は赤字だったという事例もあるように、時代の変化で何が起こるか分からない世界です。数字で割り切ってしまうやり方は、アイデア100個を同時に立ち上げができて、数値比較をしながら取捨選択するやり方だと考えています。 当社のようにまだ小さい会社で、年間1、2個の新規事業を立ち上げるところであれば、どれだけ新規事業に向き合って商機を粘り強く探れるかが重要です。「どうしたら成長できるか」という一点に集中した方が、その後成長する可能性が高いですね。 -新卒でも、新規事業を展開できる環境なのでしょうか? 新卒の方でも新規事業立ち上げはできます。しかし、新卒だろうと10年目だろうと、常にその事業の成長を考え続ける責任者であることが求められます。「誰がやるか」ということが重要なので、「本当にできるのか」を見て判断することになります。 -公開できる最近の新規事業はありますか? 今度、ファッションの事業を行います。 現在はブランドとバイヤーが展示会というリアルの場でお互いを選んでいますが、それをWeb上で行い、もっと自由にお互いを選べる場を提供します。バイヤー側はいろんな服を見てお客様に届けられて、ブランド側もいろんなバイヤーに見てもらえるので、それだけブランドもバイヤーも商機が広がります。それを、世界中に展開していきたいです。 2016年7月にローンチを予定しており、そのメインのエンジニアは新卒3年目と2年目です。営業の方では、内定した大学4年生がアルバイトで活躍しています。 -これまでにあった「チャレンジ精神」「責任感」でアサインの判断がされているので、年齢などが関係ないということですね。

※この記事は、サイバー・バズ人事インタビューの前半部分になります。後半はこちらです。

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