「いろは」ってどんな名前？人気の漢字表記や名付けの注意点も紹介

「椛」は、もみじ、樺色（赤味のある黄色）という意味を持つ漢字です。画数は11画です。「木」ヘンに「花」というつくりのため、覚えやすいでしょう。木の葉が花のように美しく色を付ける、というのがこの字の由来です。 この字は「いろは」と読ませる場合は当て字になります。もみじという意味から、色鮮やかな紅葉をイメージさせることから、「いろは」という名前の当て字とする傾向があるでしょう。 「椛」を名付けで使用すると、漢字の意味や紅葉のイメージから「美しく気品のある人に」「思いやりのある優しい子に育ってほしい」「多くの人に愛される人に」などの願いを込めることが可能です。

「色」は、色彩、顔色が変わること、態度、穏やか、愛情、彩ること、などの意味を持つ漢字です。画数は6画です。「いろ」と読むため、「いろは」という名前の「いろ」の部分に使用すると読みやすいでしょう。 この字は、「人」と「巴」という字から構成されています。跪く人とその上に人がいて、男女の愛情を表したことで字になったと言われています。 「色」という漢字を使い「いろは」と名付けることで、「周囲から愛される人に」「愛情深い人になってほしい」「明るく元気に育ちますように」「色々な可能性を秘めた人に」などの願いを込められるでしょう。

「采」は、選び取ること、色どり、姿や様子、官職、領地、サイコロ、などの意味を持つ漢字です。画数は8画です。「爪」と「木」という字で構成されている字であり、木の実を手で摘み取る様子を表しています。 「采」を「いろは」という名前で使う場合は当て字になります。しかし、訓読みで「いろどり」と読むため、読みにくいということもないでしょう。 「采」を名前で使用することで、「実りの多い華やかな人生を」「多くの幸せを掴み取ってほしい」「数々の成功を成し遂げる人に」などの願いを込められます。

「温」は、温かい、温かい、ぬくもり、優しい、穏やか、包み込む、など意味があります。 温和や温厚など、単語でも「温」は良い意味のものが多いため、名付けやすい漢字と言えるでしょう。気温や温度など、理科で目にする字でもあり、覚えやすいメリットもあります。 漢字の意味から、名前にこの字を使用すると「いつも穏やかで優しい人に」「温かい心を持った人に」「周りの人に愛されて幸せに生きていけるように」「温かみのある穏やかな人生を歩んでほしい」などの願いを込められるでしょう。 また、「温」という字の右側の「日」と「皿」は、皿であたたかい煮物を料理している様子を表します。このことから、料理上手で家庭的な雰囲気も感じられる字です。画数は12画になります。

「呂」は、長い、背骨、リズム、などの意味を持つ漢字です。また、黒漆の濡れたような深く美しい黒色を「呂色」と言います。漆工芸の塗りの技法の1つということもあり、この字からは、和風な印象や技術的に長けているイメージを与えるでしょう。 「ろ」と読みやすく「いろは」という響きの場合「ろ」の部分に当てると読みやすい利点があります。画数は7画です。 「呂」を名前に使う場合、「クリエイティブな才能を持つ人に」「凛とした美しさを持つ人に」「粘り強く折れない強さがある人に」などの願いを込められるでしょう。