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「システムで予約済み」ってなに?どうやって削除するの?2つの方法

更新日:2024年11月06日

雑学・歴史

Windowsを利用している方の中には、「システムで予約済み」となっているパーティションを見たことがある方もいらっしゃるでしょう。このパーティションは自動で作成されるものです。ここではシステムで予約済みパーティションの削除方法をご紹介します。

「システムで予約済みパーティション」を削除する意味

システムで予約済みパーティションを削除することにはどういった意味があるのでしょうか。 Windows7、8、10には、システムで予約済みというパーティションが存在します。通常、このパーティションはドライブが割り当てられていないため、エクスプローラーから可視化することはできません。 しかしシステムで予約済みパーティションは自動で作成されるため、最適なパーティションの割り当てには不要だと言えます。

「システムで予約済みパーティション」とは

システムで予約済みパーティションとはどういったものなのでしょうか。 普段パソコンを使用している人の場合、システムで予約済みパーティションという領域について気づくこともあるでしょう。この容量の少ないパーティションは一体何なのでしょうか。 ここではwindows7、windows10それぞれのシステムで予約済みパーティションについてご説明します。

windows7での「システムで予約済みパーティション」

windows7の場合、システムで予約済みのパーティションのサイズは100MBです。 windows7を内蔵ストレージの未使用領域にクリーンインストールすると、ディスクの先頭にシステムで予約済みのパーティションが自動で作成されます。 また、システムで予約済みのパーティションのサイズはOSによって異なっており、システムドライブは残りの未割当領域に作成されることになります。

windows10での「システムで予約済みパーティション」

windows10の場合、システムで予約済みのパーティションのサイズは500MBです。 windows10を内蔵ストレージの未使用領域にクリーンインストールすると、ディスクの先頭にシステムで予約済みのパーティションが自動で作成されます。 また、システムで予約済みのパーティションのサイズはOSによって異なっており、システムドライブは残りの領域に作成されることになります。

「システムで予約済みパーティション」の削除とは

システムで予約済みパーティションは削除可能です。 システムで予約済みパーティションは削除することも可能ですが、不用意に削除したり上書きを行ってしまうと、OSが起動しなくなるなどのトラブルが発生する可能性があります。そのため、理由がなければ消さない方が良いでしょう。 それでは、システムで予約済みパーティションを削除することにはどういった意味があるのでしょうか。

「システムで予約済パーティション」を削除して最適なディスク作り

システムで予約済みパーティションを無くすことで、最適なパーティシション構成にすることが可能です。 自動で作成された予約済みパーティションはMicrosoftが推奨するものではないため、不要なパーティションを削除することで最適化可能です。 ただし、作成済みのシステムで予約済みパーティションを削除することは危険を伴うため、本来ならばインストールする前にパーティションを区切っておく方が良いでしょう。

「システムで予約済みパーティション」の削除方法2つ

システムで予約済みパーティションはどのように削除すればよいのでしょうか。 事前にパーティションを区切ってからクリーンインストールすることでシステムで予約済みパーティションの生成は防ぐことができますが、すでにできてしまったパーティションを削除するにはどのようにすればよいのでしょうか。 ここではwindows7、windows10それぞれのシステムで予約済みパーティションの削除方法をご紹介します。

「システムで予約済みパーティション」の削除方法1:windows7

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初回公開日:2019年10月24日

記載されている内容は2019年10月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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