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28インチって何センチなのか?28インチの身近なものの例2つ

更新日:2024年10月27日

雑学・歴史

28インチは何センチかと聞かれるとすぐに答えられる方は少ないのではないでしょうか。たまに耳にする「インチ」ですが、知っておくと何かと役立ちます。今回は1インチは何センチというところから、私達の身近にある28インチのもの2つを例としてご紹介します。

レディースのジーパンの28インチはウエスト61センチ、ヒップ88センチを目安としています。メンズよりもウエストが10センチ細くなっているのは、体格が異なるために調節されているからです。 また、同じ28インチでもシルエットや形状が変わることで履き心地も変わってくるため、自分の体型に丁度良いサイズを選びましょう。

28インチとは2:自転車のタイヤのサイズ

自転車でいう28インチとはタイヤの外径を表していて、約71センチの外径を持つタイヤを使用した自転車のことを指します。 28インチの自転車はかなり身長が高い方でないと乗りにくいため、一般的には26インチや27インチが出回っている数も多くて乗りやすいです。

26インチが最もの高いタイヤのサイズ

買い物やちょっとした通勤に使えて、もし不具合が出ても自転車屋さんですぐに修理してもらえるために26インチの自転車が最もが高いです。 長距離の通勤、通学なら車輪の外径が大きい27インチの方が便利ですが、不具合が出た場合にはパーツを取り寄せなければならず、修理に時間がかかる可能性があります。走行性能に大きな差もないため、26インチを選ぶ方が多いようです。 28インチの自転車の場合にはさらに特殊なので、日本だけでなく北欧でも乗る方は少なくなっています。

28インチのインチって?

28インチの「インチ」とは、長さを表す時に使用する単位のことで、主にアメリカで使われています。TVモニターやディスプレイの場合には、その物体の対角線の長さをインチで表していることがほとんどです。 また、たとえ同じ28インチでも縦と横の比率によって縦と横の長さが変わってしまうので、インチは少し複雑です。

28インチのインチって?1:ヤードポンド法の単位の一つ

アメリカで使われているヤードポンド法の長さの単位の一つとして、インチは存在します。 ヤードポンド法が使われている国はアメリカ、ミャンマー、リベリアのみですが、アメリカ以外の2国はメートル法への移行を進めているため、現在ヤードポンド法を日常的に使っているのはアメリカだけです。

ヤードポンド法の他の単位

ヤードポンド法には、長さの単位ではインチの他にフィート、ヤード、マイルがあります。1マイルは1760ヤードを指しており、メートル法に換算すると1.61キロメートルとなります。 また、ヤードポンド法の容量の単位はパイント、クォート、ガロンがあり、重さの単位ではオンスやポンドがあります。

28インチのインチって?2:国際インチとは

インチの値を統一するために、アメリカやカナダなどの計6カ国が協定を結び誕生したのが国際インチです。元々インチは国や時代によって全く違う値であったため、測定する際の精度を上げる目的で1959年に国際インチとして定めました。 国際インチと同時に、同じ理由で国際フィートも誕生しています。

28インチのインチって?3:アメリカインチとイギリスインチ

長さの単位はこれまでさまざまなものが使われてきましたが、国際インチが定められるまではアメリカインチとイギリスインチが広く使われました。 イギリスではヤード標準原器の12分の1を1インチと定義しており、イギリスインチの長さは約2.539センチとされていたそうです。 一方アメリカは、メートル法の使用許可が降りていたものの強制力はなかったために、メートル法の単位から新しくインチやヤードなどの単位を導き出しました。これがアメリカインチと呼ばれるもので、国際インチはこのアメリカインチの2.54センチが採用されています。

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初回公開日:2019年10月08日

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