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更新日:2024年09月08日
免許がなくても気軽に乗れる自転車ですが、法律上自転車に求められることは色々とあります。なかでも、ライトに関する法律上の取り決めは、装着義務や明るさ、点灯義務など知らないと困ることばかりです。そこそで今回は、自転車のライトの法律上の義務についてご紹介します。
目次
自転車屋さんなどで自転車を購入する際に、自転車本体以外に必要なものとして進められるものは、ライトである前照灯や尾灯、ヘルメットや空気入れ、盗難防止用の鍵など色々とあります。 しかし、自転車に必要な装備品として法律上、義務付けられているものは、制動装置であるブレーキと警音器であるベルだけです。実は、ライトである前照灯や尾灯には法律上の装着義務はありません。多くの自転車に最初からついているライトだけに、法律上の装着義務がないのは驚きです。
自転車にライトを装着する法律上の義務はありませんが、必要な時に必要な明るさのライトを点灯させる義務はあります。自転車にはどのような明るさのライトを点灯させれば、法律上罰せられないのでしょうか。
法律にはありませんが条例で決められている自転車のライトの明るさは、「前方10メートルの交通上の障害物を確認することができる光度」と定義されています。これだけだと、具体的なスペックがわかりません。では、具体的にはどのような明るさのライトを点灯させればよいのでしょうか。
カンデラは、特定の方向に向かう光の強さを表します。自転車の場合は、前照灯であれば前の方向へ、尾灯であれば後ろの方向への光の強さを表します。 では、自転車で走行中に法律上の定義である「10メートル先の交通上の障害物を確認することが可能な明るさ」は、カンデラで言うと2500カンデラ程度が必要となります。しかし、カンデラは照射角度が高くなるほど低くなります。自転車に付ける以上、ある程度の角度は必要となるので照射角度にも注意が必要です。
ルーメンは、光源の明るさを表す単位です。つまり今回の場合は、自転車のライトそのものの明るさを表します。 そして、自転車で走行中に、法律上の定義である「10メートル先の交通上の障害物を確認することが可能な明るさ」は、ルーメンで言うと最低でも300ルーメン程度が必要となります。300ルーメンのライトは明るすぎると感じる方もいるでしょう。しかし、自転車で走行しながら前のものを確認するためには、意外と必要となるスペックは高くなります。
自転車のライトは、必要な明るさを満たしていれば明るすぎても法律上の問題はありません。 しかし、自動車を運転される方であればお気づきでしょうけれど、対向車のライトがまぶしいと前が見にくくなって、大変危険です。自転車のライトでも、明るすぎるライトをつけると対向車や対面して歩いている人などにとって危険です。 自転車に明るすぎるライトをつけるのは、法律上の問題はありませんが、マナーとして控えるか、付ける場合は明るさを調整できるものにしたり、角度を下向きに変えられるものにしましょう。
自転車のライトで、たまに見かける点灯ではなく点滅させている自転車は法律違反なのでしょうか。 道路交通法で自転車は、軽車両として扱われます。その道路交通法 第五十二条第一項では「車両などは、夜間、道路にあるときは、政令で定めるところにより、前照灯、車幅灯、尾灯その他の灯火をつけなければならない」とされています。 この場合、焦点となるのは「灯火をつける」に点滅が含まれるか否かです。警視庁の見解では、点滅も「灯火をつける」に含むということで法律違反ではありません。 しかし、条例などでは「前方10メートルの距離にある交通上の障害物を確認することができる光度を有する前照灯」という定義があります。10メートル先を確認できるように照らそうとした場合、ライトが点滅しているとかなり難しくなります。 したがって、点滅しているライトは法律違反ではないものの、条例は違反している可能性があるということです。
記載されている内容は2018年01月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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