福岡の方言・かわいい方言一覧｜ちゃ/あーね/ちかっぱ/くらそうか/なして

言葉は、都道府県によって大きく異なります。方言はいったいどんなものがあるのでしょうか。今回は、知れば知るほどかわいい福岡の方言をご紹介します。

語尾に着くことがおおい「ちゃ」は、福岡の中でも北九州弁と呼ばれる方言です。標準語では「です」「ます」「だよね」といった言葉に変換することができます。 例：「やっぱりビールが一番っちゃ。」「今から行くっちゃ。」

「あー、なるほどね」をいみする「あーね」も福岡の方言です。聞き流しているように思われてしまいそうですが、本当にキチンと話を聞いているときにももちろん使います。福岡の北九州地方では古くから使われてきた言葉です。 例：「これは、こうやって使うんだよ。」「あーね。」

「ちかっぱ」とは「力いっぱい」の略です。「とても」「かなり」「すごい」という強調するときに使う言葉です。元々は男言葉として北九州を中心に広まった言葉です。 例：「ちかっぱ疲れた。」「ちかっぱムカツク。」

「くらす」というのは「殴る」という意味です。「くらそうか」の他にも「くらすぞ」など脅しで使います。比較的ライトな表現なので、本気で言うときももちろんありますが、小中高生の些細なケンカでも言い合います。 例：「いい加減にせんとくらすぞ。」「くらしてしまうぞ。」

「なして」とは「なぜ」という意味です。疑問に思って聞き返す時に使います。ほとんどの場合文頭に付けて使われます。 例：「なしてそげんことすっと。なして。」

「なんかかる」とは「もたれかかる」という意味です。 例：「疲れたけえ、なんかかっていい」 決して物を買っていいか聞いている訳ではないので気をつけましょう。

福岡で有名なものと言えば「明太子」「豚骨ラーメン」「博多美人」です。これを目当てに、福岡旅行に行くという方もおおいのではないでしょうか。そこで忘れたくないのが「福岡弁」です。今全国でかわいいと評判が高く人気がある福岡弁の特にかわいいフレーズを集めてみました。 「好いとう」：ただ「好き」と言われるよりも、なんだかきゅんとしてしまう「好いとう」です。かわいいです。また「好いとうけん」と、これまた福岡ならではの「けん」を一緒に使われるとかわいさが倍増します。 「いっちょんわからん」：「全然わからない」という意味の「いっちょんわからん」は、言い方でかわいさが倍増します。困っている女の子が、ちょっとご機嫌斜めな感じで「ちょん」を強く言うとかわいく聞こえるでしょう。「も～いっちょんわからん～」と言ってきたら何でも教えてあげたくなるでしょう。 「怒っとーと」：「怒ってるの」ときくと険悪になりそうですが、「おこっとーと」と可愛らしく聞けば、相手の機嫌もなおるでしょう。語尾につく「とーと」は、他にも使い方があり「撮ってるの」を「とっとーと」等の言い回しができます。