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三重の方言・かわいい方言一覧|やんやん/ささって/おだつ/しない

更新日:2024年08月03日

雑学・歴史

三重の方言について書いた記事ですが、三重県の三重弁に限らず日本各地の方言や世界中の言葉にも興味を持ってもらいたいという思いを込めて記事にしました。かわいい方言が多い三重と三重の人々と触れ合う事で自分の世界を広げるきっかけになればよいと思っています。

三重弁のイントネーションはかわいいものが多い

神社仏閣が多く、また鈴鹿サーキットやナガシマスパーランドなどの有名な施設があり、日本の歴史を深く感じられる土地としても知られる三重県ですが、その魅力的な土地に住む人々の使う方言がとても特徴的です。標準語では表現できないイントネーションや言葉の柔らかさ、土地柄や人柄を表現している日本の方言です。日本の心とも言える土地で使われている三重県の方言を紹介しながら、三重県の方言の魅力に迫っていきたいと思います。

三重の方言の言葉の数々

三重弁「やんやん」という方言の特徴

まずは、「やんやん」という三重弁の方言です。無理だとかできないとかよとかの意味だそうですが、標準語を使っている人にはすぐには何を言っているのか三重の方に聞かないと分からないような言葉です。香港などで使われている広東語に数字の番号を指す言葉にも似ています。 「こんな道歩けやんやん」と使い、標準語では「こんな道歩けないよ」というように使います。「やんやん」という言葉は標準語の「やだ」という言葉に近いものがあります。

三重弁「ささって」という方言の特徴

次は「ささって」という三重弁の方言です。明後日の次の日の事を指して、「しあさって」は 「ささって」の次の日の事を指すようです。この言葉はあさっての「さ」という言葉が残っているので、普段標準語を使う人もよく言葉を分析すれば、分からなくもないです。 「ささって」というと、何か食べ物にフォークで刺したり、人を指で指したりという言葉と混同してしまって、普段使うには少し不便で分かりづらいと言えます。

三重弁「おだつ」という方言の特徴

この「おだつ」という言葉はふざけると言う言葉です。喧嘩の際や砕けた会話などで使うようです。「おだってんな」というように使用するようです。この言葉は標準語とかけ離れていて、この「おだつ」という言葉を発した人に聞かないと三重の方言だとは気づかないです。普段違う方言を使う人や、標準語を使う人には分からないと思います。 三重に旅行へ行ったら、現地で聞く機会はあっても、旅行者には使う機会がない言葉と言えます。

三重弁「しない」という方言の特徴

次の三重弁は「しない」という方言です。これはそのまま「〜をしない」という意味です。この方言は他の方言を使う人や、標準語を使う人にも分かりやすいですね。 会社の転勤などで、地方に移動になって住むようになっても、その土地での言葉を使っていれば、ある程度の期間使っていれば、どんな方言でも使っていて違和感なく使えそうです。方言にはその土地の歴史があるので、使っていると地元の人と仲良くしていけそうです。

三重弁「そうなん」という方言の特徴

次は「そうなん」という言葉です。テレビドラマや他の地方の人が使っていそうです。そういうのという言葉ですが、若い女性などがよく使っているのをテレビなどで見かけます。割とかわいい感じの言葉で「そうなん」と「女性」がセットになっているイメージが三重弁の中では一番強いのではないでしょうか。 「そうなん」は文章の最後や、「そうなん」で意味が分かるので船が難破する「遭難」と間違える人はそんなにいないと思います。

三重弁「なんさ」という方言の特徴

次は「なんさ」という三重弁です。この言葉は質問文として、語尾を上げながら使われる言葉です。さきほど紹介しました「そうなん」と言う言葉と一緒に聞き覚えがある方も多いと思います。意味は「そうなの」と質問する意味だそうです。使うときは標準語の「そうなの」のように「なんさ」自体単語でも使用します。 この言葉も女性の方が使う頻度は高い言葉というイメージはあります。三重弁はよく耳にする言葉が多く、標準語に近い言葉が多い事も大きな特徴です。

三重弁「はしかい」という方言の特徴

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初回公開日:2017年08月29日

記載されている内容は2017年08月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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