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会社を休む際に使える理由|注意点や伝え方・手順も併せて紹介

更新日:2024年04月26日

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社会人の方の中には、一度でも「病気じゃないけど会社を休みたい」と思ったことがあるのではないでしょうか。この記事では、会社を休む際に使える理由や休みたいと伝える時の手順、注意点を紹介しています。会社を休む際に使える理由を知りたい方はぜひ参考にしてください。

カギやカード等大切なものの紛失

カギやクレジットカード、財布、運転免許証等、大切なものを紛失したことは、防犯上の理由から放置しておくことは危険であるため対応が必要になります。前日に休みを貰えないか聞いても問題ないでしょう。 「帰宅途中に、財布がなくなっていることに気づきました。通った道を探してみたのですが、見つかりませんでした。明日朝、明るくなって再度探したいと思いますが、見つからなかった場合は警察署に行って遺失届を出したり、カードの停止手続きをしたいと考えています。 自分の不注意で申し訳ありませんが、お休みをいただけないでしょうか?」などと不注意で迷惑をかけてしまうことをお詫びするような内容で伝えることが大切です。

事前に会社を休む理由

ここからは、事前に会社を休む理由について紹介していきます。 どのような事情でも○月○日に休むということが確定している場合は、早めに有給休暇を取得しておくことがおすすめです。 早めに申請しておくことで、スケジュールや業務の調整ができるため、残る同僚などに迷惑をかける心配がすくなくなり、プライベートな事情でも気兼ねなく休めるでしょう。 有給休暇の申請方法は会社により異なるため、事前に就業規則を確認して、調べておいてください。もし、就業規則を調べても分からない場合は、上司や会社の制度に詳しい人事や総務担当者に聞いておくようにしましょう。

公的手続き

役所や税務署などの公的機関は基本的に、土・日・祝日は閉庁しています。公的機関での手続きが必要な場合、平日に有給休暇を取得するしかありません。 「□□の手続きのために、市役所に行かなくてはいけません。○月○日に、有給休暇を取得させていただいてもよろしいでしょうか?」と伝えるだけで、上司や同僚の理解が得られるでしょう。 ただし、最近は住民票や印鑑証明書など一部の書類は役所に出向かなくてもコンビニなどで取得できるようになっています。手続きによっては「わざわざ休みを使わなくてもできるのでは?」と言われてしまうこともあるため、注意しましょう。

法事

事前に会社を休む理由として、法事もあります。 法事に参加する場合、「○月○日に、祖母の三回忌の法要に参加したいと考えています。お休みをいただいてもよろしいでしょうか?」などと伝え、有給休暇の取得申請をしましょう。 なお、法事は事前に日程が決まっている場合が多いため、当日や前日に言い出してしまうと嘘ではないかと疑われてしまいます。法事に行くことが決まったら早めに上司に伝えるようにしましょう。 また、遠方で法事がある場合、数日休まなければいけないこともあります。数日休まなければいけないことも伝えておきましょう。

結婚式

事前に会社を休む理由として、親族や友人などの結婚式への参列もあります。 結婚式は数カ月前から日程が決まっており、出欠の確認もされるため、前日や当日になって休みがほしいと伝えると嘘ではないかと疑われてしまうでしょう。 参列が決まった時点で、「○月○日に友人の結婚式があるため、申し訳ありませんが休みをいただけないでしょうか?」などと上司に伝え、有給休暇を申請してください。 なお、遠方での挙式や海外での挙式に参列する場合は、数日休みが必要になります。数日休みが必要な場合は、しっかり事情を説明しておきましょう。

旅行

旅行という理由で事前に有給休暇を申請することは可能です。 事前に上司や同僚に休む日程を伝え、それまでに業務のスケジュールの調整ができれば、他の人に迷惑をかける可能性は低いため、わざわざ隠す必要もありません。 「家族旅行に行きたいので、○月○日から3日ほど、有給休暇を取らせていただいてもよろしいでしょうか?」などと上司に伝えれば良いでしょう。 「旅行に行く」と言いたくない場合には、「私用のため、○月○日から3日間、有給休暇を取得させていただいてもよろしいでしょうか?」とだけ伝えれば十分です。

資格試験・免許更新

資格試験や免許更新といった理由も事前に会社を休みたい場合に使うことができます。仕事に関係する資格を取得しようと頑張っていることが分かれば理解されやすいでしょう。 どちらも事前に日程が決まっているので、前日や当日になっていきなり、「○○の試験に行きたいので明日休みます」などと言っても理解されない可能性が高いです。「ズル休みではないのか?」と疑われる可能性もあります。 日程が確定したら早めに「○月○日に、□□の試験があるため休みをいただいてもよろしいでしょうか?」と伝えて、有給休暇を申請するようにしましょう。

遠方の両親が来る

事前に会社を休みたい場合、遠方の両親が来るということも理由になります。普段休みを取らない人からすれば、そんな理由で休むなんてと思うかもしれませんが、親孝行することは悪いことではないですから、上司も理解してくれるでしょう。 「○月○日に○○県から両親が来る予定になっています。個人的な理由で申し訳ありませんが、○月○日から○月○日まで休みをいただけませんか?」などと伝えて、有給休暇を申請してください。 また、同じような理由で家族や親戚の集まりがあるということで休みを取ることも可能です。介護や相続について話し合いがあると言えば、休みが貰えるでしょう。

子どもの学校行事

事前に会社を休む理由に、子どもの学校行事もあります。授業参観や個人懇談、家庭訪問、運動会、入学式、卒業式といった子どもの行事になるべく参加したいと考える方は多いでしょう。 「○月○日に子どもの入学式があるため、有給休暇を取りたいと思っています。よろしいでしょうか?」などと伝えてください。 なお、子どもの学校行事も事前に日程が示されるため、決まったらすぐに知らせることがマナーです。当日や前日に「子どもの授業参観のために休みをください」と言うと印象が良くありませんし、周りに迷惑をかけてしまいます。 子どもの行事予定はしっかり把握し、皆に迷惑がかからない形で休みが取れるようにしましょう。

工事などの立ち合い

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初回公開日:2017年01月16日

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