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就職浪人をする理由|留年後就職浪人もする場合・就職浪人は不利?

ビジネスマナー

就職浪人とはどのような人であるのかや就職浪人のメリット・デメリットを紹介しています。就職浪人をすることで、確かに希望の就職先を得た先輩も数多くいます。しかし、成功させるためには、強い意志が必要なため、軽率に就職浪人を選択することはやめましょう。

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就職浪人とは?

就職浪人とは、新卒時の就職活動において、採用内定に至らなかった、または希望に沿わず辞退した上で就職活動を継続している人の事を言います。近年は自ら就職浪人となる人も増えており、大学院への進学、留学、フリーターになるというケースもあります。一方、求人企業側では、人材不足の影響から新卒に限らず既卒の学生を受け入れる事例も増えています。

就職浪人する人の割合

就職浪人に対する正確なデータはありませんが、かなり少ないと思われます。就職浪人をされる場合は、行きたいき企業などの明確な意思を強く持っておくことが求められます。

公務員の就職浪人

公務員の場合でも、就職浪人はあまりお勧めできません。理由は以下のことが挙げられます。公務員を目指す人は非常に多く、合格する為に毎日勉強を積み重ねて毎年受験をしている人も存在します。そのために、倍率についても、国家公務員採用一般試験(社会人試験(係員級)の倍率は約67倍と非常に高くなっています。 <安易な理由では合格が難しい> 安易に一般企業への就職を諦めて、就職浪人をして公務員を目指す、という考えでは、真剣に努力して公務員を目指している人と競っても合格できない可能性が高いです。 <倍率が低くても合格点を得る必要がある> 地方自治体や種別によって倍率は変動するので、低ければ5.6倍程度にもなりますが、面接や筆記試験で合格点を得られなければ、倍率が比較的低くても合格はできません。就職浪人をして公務員を目指すのではなく、再び一般企業への就職を目指した方が無難と言えます。

就職浪人の理由

「就活の準備が遅れてしまった。」「就活を舐めて考えていた。」「受ける企業が少なすぎた」など、失敗の理由が挙げられます。就職浪人をした理由の質問で細かく聞かれた際には、同じ失敗を繰り返さないために行っている対策を伝えましょう。 ただし、「ギャンブルにハマっていた。」「毎日、テレビを観ていた。」などのわざわざ言う必要のない答えを言う必要はありません。気を付けてください。

就職留年

就職留年とは、卒業までに就職先が決まらなかった方が学生のまま就職を続けるため、わざと必要単位を落とす等をして留年することです。大手企業の採用が終わる頃に留年を決め、大学3年生に混じって動き出したり、後期の期末試験を受けずにわざと単位を落とす学生が多いです。また最近では卒業要件を満たしていても特例措置で留年を認める学校もあるそう。大学4年の2月〜3月初旬頃が決断の時となっているようです。

就職浪人の履歴書

履歴書を書く際には、新卒だろうと就職浪人だろうと、書き方は誤字などの内容に丁寧に書かなければなりません。 新卒の頃は、何十枚でも手書きで履歴書を書いていたものの、就職浪人をしてからPCを使って履歴書を書くようになったという人も見られます。IT関係の会社では、手書きかPCで書いたものかどうかは重視しないケースが多いのですが、 一般の企業の場合は、履歴書は手書きで書いたものの方が印象がいいので、手書きで書くようにしましょう。 どうしても就職浪人になると、新卒の頃と違って就職活動をするのにも、慣れが出てきてしまったり、あせりや面倒に感じる面もあって、 ついついPCで書いたり、雑に履歴書を書いてしまいがちです。 しかし、就職浪人であっても企業は新卒と同じように対応するので、 「就職浪人でも新卒の頃と同じように、丁寧でしっかりとした履歴書を書く」ように心掛けなければなりません。

就職浪人のメリット

①自分をみつめる時間が増える

就活では、「やりたい仕事」についてじっくり考えていられません。「何となく商社かなぁ」「とりあえずメガバンクかなぁ」と曖昧な動機で就活をしている人がほとんどでしょう。しかし、就職浪人すれば、将来の仕事についてじっくり考えざるを得なくなります。「やりたいことはなんだろう?」と考えながら、インターンをしたり、自己分析をしていけば、自分がやりたい仕事、向いている仕事が見えてくるはずです。「やりたい仕事について考える時間ができる」のは就職浪人のメリットです。

②就職浪人は就職留年よりお金がかからない

就職が決まらずに大学に残ることを「就職留年」と言います。わざと留年することで、新卒の立場でもう1度就職活動を行うことが出来るメリットがあるのですが、大学に残る以上1年間の学費が必要になってきます。就職留年は国公立大学でも50万円、理系の私大ならば約150万円を支払ってもう1度チャンスをもらうのですが、金銭的に余裕がなければなかなかできません。就職留年と違って就職浪人にはお金がかからない、これはメリットの1つと言えるでしょう

就職浪人は不利?

就職浪人はあまり響きはよくないですよね。メリットもありますが、もちろん就職浪人は不利なのは確かといえます。その理由を見ていきましょう。

①選考基準が厳しくなる

特に最終選考に近づく程、就職浪人生の選考基準は高くなります。現役だったら通過したのに、就職浪人だから採用見送りなんてもことあります。何故、基準が上がってしまうのか。理由はシンプルです。仮に最終面接で、現役と就職浪人生の2人のうち、1人に内定を出すというシチュエーションを考えてみてください。最終面接で残る人ですから、当然どちらも優秀です。どちらにもいいところがあり、本当に悩むと人事が言っているとしましょう。その際に人事はどのような考え方をするのでしょうか。もちろん100%こう考えると断定することはできませんが、おそらく以下のように考える人事・面接官が多いことが予測されます。 「どちらもいいところがある。でもどちらをどういった理由で内定を出したのか?上司に説明が出来ないといけません。お互いにいいところはあるけれど、何故現役ではなくて就職浪人生を採用したのかと上司に言われたら明確に答えることが果たしてできるだろうか?」そんなことを考えているうちに、現役の採用に傾くということがよくあります。 つまり「明確な採用理由」となるものがないと、非常に厳しいということになります。ましてや少数精鋭の採用を行っている企業では、この傾向は顕著でしょう。人事や面接官の立場から考えるとわかる通り、就職浪人生の採用基準は高くなります。つまり、今まで以上に効率的にやらないと、去年以上の結果を出すのは困難と言うことです。

②経済的な問題

留年して就職浪人してしまえば、もちろん学費がかかります。単位をある程度取得していれば、割引をしてくれる大学がほとんどですが、それでも生活費とあわせて100万円近いお金がかかります。しかも、留年する際の学費は奨学金がおりません。親に借金ができない人はバイトして稼ぎ出さなければならない。これは大きなデメリットです。余計な学費がかかるのは就職浪人における最大のデメリットでしょう。

③現役時代に就活をしっかりしていないと思われる

就職浪人が不利だと言われる理由の1つに、面接官から努力不足な人間だと思われてしまうことがあります。近年の、大卒の就職希望者のうち約97%は就職をしており(院への進学者、就職を希望しない者、公務員受験者は含まない)、新卒の段階で就職先を見つけられなかった人は面接官から「真面目に就活をしてこなかったのでは?」「努力が足りなかったのでは?」と思われてしまうのです。また、就職浪人をしている人は一定の割合で企業から「どうして既卒で就活をしているのですか?」と質問されます。何か真っ当な理由があれば良いですが、面接官を納得させられる理由がなければ新卒よりも不利になることが予想されます。

④就職浪人を決断した合理的な理由が必要になる

就職浪人生には必ず「就職浪人をしようと思ったのはなぜか」または「就職浪人中の時間で、自分が成長したことを教えてください」といった定番の質問が飛んできます。何故このようなことを聞くのでしょうか。人によっては「希望企業から内定がもらえなかった」「そもそも内定がもらえなかった」など、頭に思い浮かぶ人がいるかもしれません。ですが一般的にそのような“自分の思うような結果が出なかったから”と言った理由を話したところで、人事は良い印象を持つころはありません。むしろ「自己中心的な考え方が強い」と判断されてしまう可能性の方が大きいです。 厳しいように感じるかもしれませんが、就職浪人をすれば「再スタート」が切れると思っている人が多いです。それは間違いです。スタートラインからだいぶ後ろに下がったところから、やっていかないといけなくなるわけです。まず、自己中心的な判断で就職浪人の選択をしていないか自分に問いかけてみてください。そしてそれと同時に「今までやってきた自分自身の就活の課題点はどこにあったのか」、情報収集するなり、専門家にアドバイスを受けるなりして、整理することです。今までの就活において「自分の中でのベスト」を発揮してきたのだと思います。だからこそ、自分一人の頭でいくら考えても「自分を根本的に変えるヒラメキ」は起こりづらいです。是非、第三者を活用して、課題を整理することも行っていってください。

⑤新卒をとる傾向にある

就職浪人をする人の多くは、中堅~大手企業を狙う人が多い印象です。新卒の時に希望する企業から内定がもらえなかったから、もう1度チャレンジしようと考えているのです。しかし、ある程度有名な企業はたくさんの新卒が応募してきます。これは何を意味しているかというと、新卒がライバルになるということです。すると、企業は豊富な新卒から優秀な人材を選べば良いということになり、就職浪人はよほど優秀でない限り見向きもされません。ある程度選考に進めたとしても、最終的には新卒と天秤にかけられます。すると、穢れのない可能性の塊“新卒”が有利になります。就職浪人が新卒と同じ方法で就活するのは、どうしても不利になってしまうのです。

就職浪人はあまりおススメできません

いかがでしたか。 就職浪人を経て、成功した人も確かにいます。しかし、就職浪人をすることで、新卒よりも求められるものは大きくなります。できるだけ、新卒で希望の就職先の内定をゲットするためにも、万全の就活準備をしましょう。早めのスタートダッシュがカギになりますので、就活の事も頭に入れて、大学生活を送りましょう。

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