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嫌なことばかり続くときの対処法|どうしても思い出すときの対処法

更新日:2024年01月20日

ビジネスマナー

誰でも嫌なことに遭遇することはあります。時にはその嫌なことばかりが続く時もあるかもしれません。どうしてもやるせない気持ちになるものですが、こういう時にこそ対処法を知っているだけでも大きく違ってくるものです。今回は、嫌なことばかりな時の対処法を紹介します。

過去の嫌な思い出に対してひとまずの整理がつき、心が落ち着いたら、次はこの嫌な思い出を前向きにとらえてみましょう。というのも、嫌な思い出をそのままの事実という形で終わらせるだけではもったいないからです。せっかくなので、将来に役立てられる素材にして、その思い出を自分にとって意味あるものとしましょう。 私の留年の思い出を例に考えますと、留年した原因は何か、どのようにして留年するに至ったか、留年は私にとってどのような影響を与えたか、その後どのようにして這い上がったか、といったことを考えることはできます。 それを踏まえて、その中から将来役立てられる教訓を導き出すのです。この例であれば、「あの時留年したのは、もう少しスピード感を持ってやらなかったから」とか「前もって踏むべき段階を踏んでいなかったから」といった分析ができます。 そして、「今後はもっとスピード感を持ちつつ、着実に物事をこなそう」といった今後に活かせるような行動の仕方が見えてくるのです。

このような過程を経て、将来に役立てられる素材となるのです。 というのも、過去の嫌な思い出の活用の方法は、そこから得られた教訓を今やこれからをどのようにして生きるかの基礎とすることだからです。 歴史の勉強と同じでしょう。歴史の勉強も単に年号とかを覚えるためではなく、過去の出来事がどのようなプロセスを経て今につながっていることを学んだうえで、それを今やこれからにどう生かすかということだからです。

嫌なことばかりが立て続けに起きた時は

最初に書いた通り、人生はなかなかうまくいかないですし、嫌なことばかり立て続けに起こることも時にはあることです。ここでは、嫌なことばかりが立て続けに起きた時にすぐに取ることのできる行動について書いていきます。

第1段階:自分を落ち着かせる

嫌なことばかりが立て続けに起こると、冷静さが失われ、ひどい状態だとパニックに陥ったりひどく落ち込んでしまいます。こういう時は気分転換や親しい人に相談したりするなど自分の気持ちを落ち着かせることを最優先にしましょう。あとで書くように、嫌なことばかり続くこの状況を何とかできるのは自分しかいないからです。そして、その状況に対処するには冷静さが大切です。だからこそ、冷静さを取り戻すためにも、心を落ち着かせることが必要なのです。

第2段階:状況を整理する

心が落ち着き冷静さを取り戻したら、次に状況を整理することが大切になってきます。しかも嫌なことばかり起きているということは、複数の良くない状況が発生していることを意味しているので、問題を解決するにはなおさら冷静に整理することが求められます。 一番良い方法は起こっている状況を見える化することです。ノートやメモ帳などに箇条書きや図化という形で書きだすことです。それによって、問題点や状況が整理でき、解決する手段も見えてきます。

第3段階:必要に応じて他者に助けを求める

状況や問題点が整理できれば、その嫌なことがどれくらいの規模のものかも自然と見えてきます。 自分1人で解決できれば、そのまま状況の改善のための行動を起こしてもよいのですが、そうでない場合は、他の人に助けを求める必要があります。仕事であれば上司や頼れる同僚、プライベートな人間関係であれば家族や親しい友人、生活の中のもめごとであれば近所の有力者や警察、といった具合です。助けを求めるとは、具体的には報告すること、連絡すること、相談することです。いわゆる「報・連・相」ですね。 それができれば、助けを求めた人からはいろいろな助言が得られたり、一緒に解決するための手段を考えてくれたりします。さらに、何よりも「自分は1人じゃない」という気持ちにもなって、安心して問題解決に取り組むことができるのです。

嫌なことばかり言う人への接し方

世の中は広いものでいろんなタイプの人間がいます。その中でもなかなか相手がしづらいのが「嫌なことばかり言う人間」です。具体的には、意地悪なことを言う人間、ネチネチと小言ばかり聞かせる人間、あるいはネガティブなことばかり言う人間、といったところでしょうか。 ここでは、このような「嫌なことばかり言う人間」にどのように接していけばよいかについて書いていきます。

1:ともかく相手をしない

一番やりやすいのが、ともかくそのように嫌なことばかり言う人を無視して相手にしないという対処法です。その人からしたら、多くの場合がかまってほしいか、もしくはゆがんだ承認欲求に基づく行動です。相手にすればするほど、悪い意味でその人のペースにはまるだけですし、なによりも延々と言わなことばかり聞かされるため余計にストレスをためてしまいます。 そのため、その人の相手をしないことが賢明な対処法です。相手をしなければ、その人は嫌なことを言うのをあきらめるか、でなければほかの人に矛先を向けるでしょう。

2:適当に相手をしてスルーする

嫌なことばかり言う人の話を適当に聞いて、あとはスルーしてやり過ごすというのも1つの手です。 嫌なことばかり言う人は誰かにかまってほしいさびしがり屋なので、適度に軽く相手をしたあとでスルーされれば、嫌なことばかり言う気もくじけるというものです。 うまくいけば、他の人に矛先を向けるか、おとなしくなることでしょう。

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初回公開日:2017年03月27日

記載されている内容は2017年03月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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