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「異議なし」の意味と使い方|就業規則意見書/株主総会

更新日:2024年02月24日

言葉の意味・例文

「異議なし」の意味、類語、使い方はご存知ですか。そして「異議なし」は、どんなところで良く使用されるフレーズなのか、また、その場にあった「異議なし」の類語である賛成、同意を生かした、社会人のための上手な同調の使い方などを丁寧にご紹介しています。

採決は拍手で行われます

株主総会の最後には、必ず採決があります。議事が「異議なし」で進行したとしても、最後には採決を行います。 採決の取り方は、拍手です。「異議なし」の方は拍手を求められます。この時、拍手の大きさで決められますが、ほとんどの場合まばらな拍手でも声を上げる方がいなければ「異議なし」とされ決議の終了となることが多いです。

「異議なし」の類語

「異議なし」の意味は、相手の意見や提案に対して、反対しない、賛成しているという表明になります。また、似たような意味を持つ類語としては、「異存なし」、「同意する」、「了とする」、「否やはない」、「異論ない」などがあります。 他にも「異議なし」と同じ解釈が連想できる言葉としては、「喜ぶ」、「満足」、「同調」、「共鳴」、「歓迎する」、「乗り気になる」、「言うことなし」、「好都合」、「希望どおり」、「口をそろえる」、「支持する」、「願ってもない」などがあり、ある意見に対して歓迎し、喜んでいる様子の言葉です。

「異議なし」は条件成立!

「意義なし」とはその意見、提案に納得し、同調、賛成しているということなので、異議なし」とされたものに対しては、「承諾した」と解釈されます。なので、「異議なし」と唱えた時点で「異議がない」のですから、争うことも話し合うこともなく、その提案の条件の規定が満たされているので、が条件成立ということになります。

「異議なし」と「異論なし」では意味は違うの?

「異議なし」も「異論なし」もどちらも「納得」、「賛成」しているという解釈になり「異議なし」も「異論なし」も同じ意味合いです。 だだ「異議」の意味は、反対、反発、などの不服や不満を表す意味がありますが、「異論」には他とは違った意見、考え、という意味があります。なので、「異論」というと、その提案に対し、違った意見や考えがあるので話し合いや、議論を意味しているため、一概に「異議」のように反対とは限りません。

「異議なし」を賛成、同調に代えて丁寧に伝えましょう

「異議なし」を、使うにも上司など、その場によっては使用しにくいです。ここでは、その場にあった言い回しで、相手の方にしっかりかつ、失礼のないように「賛成している」、「同意している」ということをアピールしましょう。 「異議なし」とは、賛成または、同調しているということなので、賛成、同意するの基本的な使用例をご紹介していきます。

異存はございません

まず、一つ目のフレーズ「異存はございません。」をご紹介します。こちらは、相手の意見、提案に対し、不服もなく同意する時に使う言葉です。上司から意見を求められた際、『異議なし』の代わりに『異存はございません』と伝える方が丁寧に伝わるでしょう。 そして、かしこまった席で使うフレーズとしては「さようでございます。」です。普段の生活の場やビジネスの場では、冷たく聞こえることがあるので、日常生活では、あまり好ましくありませんが、重要な会議の場などでは、「そうです。」の代わりに使用するのがおすすめです。

ごもっともです

次に、相手の意見に同意せざるを得ない場合に使用するのが「ごもっともです。」のフレーズです。ただ、「そうですね。」とだけだと素っ気なさを感じますが、「ごもっともです。」の方がしっかり受け入れてる感じが伝わります。また、自分の意見を伝えたいときは「ごもっともです。ただ、私といたしましては~」と切り出した方が、説得しやすくなるでしょう。

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初回公開日:2017年11月22日

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