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出版社に就職したい人は要チェック!抑えておきたいポイント

更新日:2024年01月12日

マネジメント

出版社への就職は狭く険しいもの。入社するには、本が好きなのはいうまでもなく、業界研究や応募する出版社の分析、自分にどういった強みがあり、それを活かせるのかといったアピールも重要です。学生のうちから出版社でアルバイトするメリットなどもご紹介します。

好きな本について語る

出版社に就職するのですから、面接時には本の事を聞かれると思います。このとき、自分の好きな本とその理由について話せるようにしておくと、困る事がなくなります。好きな本といっても、競合他社の本の名前を挙げると嫌な顔をされる事もありますので、その出版社が出している本の中から選べるようにしておきましょう。そして、その本が面白い理由を述べる中で、こうすればもっと面白くなるのではないか、自分ならこういった展開にする、など内容を改善できる提案ができるとベストです。このように、面接の段階から、編集者として有能な視点を持っている事をアピールできると、採用につながりやすくなるのではないでしょうか。これも、その場で思いつきで話すには難しい部分がありますので、あらかじめ考えておいて話の内容を練っておくと、ポイントの高い回答をする事ができます。

自分だけの強みをもつ

出版業界について勉強している、本好き、というのは出版社の採用では最低条件です。では、どのような要素を持っているといいかというと、これだけは他の誰にも負けない、という強みを持っていると、高評価につながりやすくなります。小説が好きなら、今まで500冊の小説を読んできて、その中で、いい小説とは何なのか、自分なりの意見を述べる事ができる、といった強みや、この雑誌が好きで、過去5年分を家に保管しており、この特集は面白かったけれど、この特集はこの出版社らしくなくて意外だった、自分ならこういった読者層に向けてこういった特集を組みたい、など、自分なりの熱い思いを述べる事ができると、自然と高評価につながりやすくなります。

その出版社のベストセラーを読んでおく

その出版社のベストセラーを読んでおくのも、高評価を得るためのポイントです。出版社側の立場からしてみたら、学生が自分の所の本を読んでいて、その感想を述べてくれるというのは、うれしい事だと思います。学生側も、出版社の本を必ず褒める必要はありませんが、悪いところを指摘する場合は、自分ならここを改善してもっといい本にできるというポイントを話す事が出来ると、編集者への適性をアピールする事ができます。ベストセラーになる本はなぜ売れたのか、という点を分析し、当時の世相、面白かったポイント、読者受けするポイントなどを語れるようにしておくと、優秀さをアピールする事ができるのではないでしょうか。

その出版社のいい所を言えるようにしておく

自分の受ける出版社のいい所を言えるようにしておく事も大切です。社会の弱者に焦点を当てた作品が多い点に共感を覚えた、といった事や、意識が高く、情熱的な作品や感情に訴えてくる作品が多い点が自分の性格と合っている、など、出版社毎に作品の傾向を踏まえ、自分の考えと共感できる共通点を述べられると、自然とポイントも高くなります。それを踏まえ、他社と比較した時どのような点が優れているか、話せるようにしておくといいでしょう。特に、出版社には、出版物の傾向がありますので、自分のやりたい事と、社風が首尾一貫している事が大切です。

本が好き、という気持ちを全面に押し出そう

出版社への採用は厳しい道のりですが、頑張って対策を練れば、きっと道は開けるはずです。本が好き、という気持ちは、採用の最低条件であると書きましたが、それも極めれば有利なポイントになります。本が好きな気持ちを全面に押し出して、自分がいかに本好きかという事を語れるといいですね。出版社側からしたら、本好きで、その事について色々と考えている人を採用したいでしょうし、学生側からしたら、本が好きだからこそ、こうしたらもっと面白くなるのではないか、こういったアイディアはどうだろうか、といった具合に、本について色々と考える事ができるでしょう。このように、本が好きだから、本について分析をしたり、時間をかけて色々と調べたり、アイディアを考えたりするのであって、結局の所、本がどれだけ好きか、という一点が、様々な行動を引き起こす原動力になるのではないかと思います。そして、その結果、出版社への採用という道も開けてくるのではないでしょうか。

初回公開日:2017年04月25日

記載されている内容は2017年04月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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