オフコースの説明と歌詞の意味｜小田正和/さよなら/眠れぬ夜

オフコースという音楽バンドをご存知ですか。オフコースは1970年にデビューし、1989年に解散するまで、さまざまなヒット曲や心に残る名曲を残しています。 その代表曲と歌の内容と意味を、ご紹介します。歌詞の意味をかみしめながら、オフコースの曲をもう一度聞いてみませんか。またオフコースの曲を聞いたことがない方の参考になれば幸いです。

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オフコースは、どのようなジャンルのグループだったのでしょうか。オフコースはデビュー当時、フォーク全盛の時期ということもあり、アコースティックな曲を多く手掛けていました。最初は不本意ながら、他の人が作った曲を歌っていましたが、中々目が出ない不遇の時期を経て、その後自分たちで作った曲を歌っていくことになります。 また新しいメンバーが加入することにより、オフコースの音楽は変化していきます。変わらないメロディアスな曲やバラードから、バンドサウンド色が強いロックテイストな曲と幅が広がっていきました。

オフコースの活動期間は、1970年から1989年です。オフコースは元々高校生のときに、グループを結成します。高校卒業後東北大学に通っていた小田和正と地主道夫、東京工業大学に通っていた鈴木康博の3人で、1969年ヤマハライトミュージツクコンテストに出場します。全国大会では、翼を下さいや竹田の子守唄で有名な赤い鳥がグランプリ、オフコースは2位となりました。 それを機にオフコースは、音楽の道へと進みます。1970年シングル「群衆の中で」で、デビューしますが、デビュー曲は自分達が作った曲ではありませんでした。レコード会社の戦略もあり、初期の作品ではメンバー以外の作詞作曲の歌を発売しています。 売れない時代を過ごし紆余曲折をへて、オフコースは名曲や代表曲をうみ出します。1982年には武道館で10日間の伝説となるコンサートを開催しました。そして1989年惜しまれながら、オフコースは解散します。

オフコースのメンバーは、時代により変わっています。デビュー時のメンバーは、小田和正、地主道夫、鈴木康博です。地主道夫は1971年、鈴木康博は1983年に脱退します。 その後オフコースのメンバーとして、1979年清水仁、大間ジロー、松尾一彦の3人が加入します。この加入により、アコースティックなメロディーからバンドサウンド色を強めていきました。 1979年の3人のメンバー加入前には、ドラムスやコーラスとして、オフコースに参加していたメンバーが存在しています。このように脱退や加入が行われ、オフコースは活動していました。

オフコースのメンバーは、脱退や解散後どのような活動をしているのでしょうか。小田和正は、ご存知のとおりソロ活動をしています。ソロ活動になってからも、数々のヒット曲があり、ドラマ東京ラブストーリーの主題歌「ラブ・ストーリーは突然に」は代表曲でしょう。 鈴木康博も、ソロ活動を続けていて、楽曲の提供では、郷ひろみの「素敵にシンデレラ・コンプレックス」の作曲をしています。 初期に脱退した地主道夫は、一級建築士として設計事務所を営んでいるそうです。清水仁、大間ジロー、松尾一彦の3人は、解散後も音楽活動を続けています。また3人で「アコースティック・ビートルズ・クラブ」というユニットを作り、音楽活動を行っているそうです。

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オフコースには、どのような代表曲があり、そして歌詞にはどのような意味があるのでしょうか。意外なことにオフコースは、シングル曲でオリコン1位を獲得していません。しかしアルバムは、オリコン1位を獲得しているものがあります。 オフコースの曲は、発売当時はあまり売れなかったものが多いのですが、その後時をへて、名曲となり長く愛されています。またCMや現在も各TV番組で使用されることがあるので、聞いたことがある方も多いでしょう。オフコースの代表曲と、それぞれの曲の歌詞の意味について、ご紹介します。

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眠れぬ夜は、どのような内容と意味の曲なのでしょうか。眠れぬ夜は、1975年に発売された、通算7枚目のシングルです。同時にオリジナルアルバム「ワインの匂い」に収録され、作詞作曲は小田和正です。 大まかにいうと彼女と別れた主人公が、眠れない夜や雨の日に過去の恋愛を思い出す、という意味の曲となります。辛い恋愛で、彼女を許せないと思う一方、もし現実に彼女が目の前に現れたら、冷たくできないかも、と迷っている心情が唄われています。 歌詞は非常に切ない意味ですが、曲は反して軽快なメロディーで歌われています。イントロを聞くと、明るい歌なのかと思うほどです。 その後1980年、西城秀樹がカバーし大ヒットします。カバーでこの曲を知ったという方も多いのではないでしょうか。