鼻をすする行動の意味は・鼻をすすることに対する周囲の反応

鼻をすするという行為は、鼻水を飲み込むということです。それを想像してしまい、非常に不愉快な気分になってしまう方も少なく無いです。体内に鼻水を入れるわけですから、やはり汚いなと思ってしまいます。

鼻をすする人で気をつけて欲しいのは、鼻をすするという行為が海外ではマナー違反だということです。特にヨーロッパやアメリカ圏では相当嫌われてしまいます。鼻をすするという行為は、あちらでは痰やツバを道路に吐き捨てるのと同じ行為です。 そもそも、外国の方はズズズという音が嫌いです。食べ物でもズズズという音を出して食べていると、凄い顔で睨まれてしまったりするので、鼻をすする音なんてもっと嫌がるでしょう。もしも癖ですすってしまったら、すかさずエクスキューズミーと言うようにしましょう。

どうしても耐えられなかったのかよほどうるさいのか直接注意する方もいます。そっとティッシュを渡したりする等相手を気遣ってする人も多いのですが、中には厳しい事をいう人もいます。先にも言いましたが、外国ではマナー違反ですのでさらに厳しいです。 温厚で優しい人だったのに、鼻をすする事を注意された時はビックリしてしまったという人もいます。鼻をすする本人には悪気が無いだけに注意された場合は結構ショックでしょう。

鼻をすするのが癖になってしまうと大人になってから直そうと思うと大変です。このため、子供のうちから癖がつかないようにするしたいと思う親御さんは少なく無いでしょう。しかし、「鼻をすする癖を事前に対処するなんてどうするの？」と思う方もいるでしょう。 そこでここでは癖になる前にやるべきこと、なってしまった場合の直し方をご紹介しましょう。

子供は上手に鼻をかめません。上手くかめずに残ってしまった鼻水をズビビとやってそのまま癖になってしまう子もいます。そもそも大人の私たちでも上手な鼻のかみかたなんて知らない、もしくは無意識にしてたなんて人も多いことでしょう。この機会に正しい鼻のかみかたを知っておきましょう。 まず、片方ずつかむことを教えてあげましょう。大人になると両方一気にかむなんてことをする方は少ないと思いますが、子供は勢いでやっちゃいます。そしてかむ時にはゆっくりと小刻みにかみましょう。一回で鼻水を勢いで出しきるようにするのはやめましょう。 これは大人になってもやってしまってる人もいるのではないでしょうか。これでは息が続かず出しきれません。この二つを教えてあげれば上手くかめずに癖になるなんてことは無いでしょう。

子供の癖を直すとなるととても大変です。鼻をすするたびに、「鼻をすすっちゃダメ」と言っても何がダメなのかわかりません。怒って言ったところで、子供は何が悪いかわからないので反発するでしょうし、納得いきません。 面倒でも、きちんとダメな理由を話してあげましょう。鼻をすするのはばっちいんだよということや、鼻をすすることによって不快に感じる人がいることを教えてあげましょう。

いかがだったでしょうか。何気なく鼻をすすることで、ここまでいろんな人達を不快にしているとは想像してなかったという人もいるでしょう。花粉症でティッシュが無い時など、仕方の無い場合は仕方ありませんが、もし癖としてついしてしまっている場合は無用な反感を買わないように直しておいた方がいいでしょう。 また、腹の立つ方も花粉症で紙が無い人には紙をそっと渡してあげるなどしてあげて、あまり強く言わないようにしてあげましょう。